岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

コンパクトな家はいいですね。

2013-10-25 | 日記

今日は、現場を廻った後に今週日曜日の見学会の現場に置く机を作っていました。

なお、机は見学会を行わせていただいたお客様にプレゼントとして私が作っています。 今日の所要時間は3時間半。結構格好良く出来ました。

こんな感じです。単純な机に見えますよね。けど結構こだわっています。天板の短いほうを45度に、長いほうを30度で斜めカット、それにぴったりと合うように、75ミリ×45ミリの脚をくっつけています。

見学会にいらっしゃったら、ぜひこの机も見てください。そして「良いじゃん」と小さな声でつぶやいて下さい。 たとえ私があなたのお相手をしていないときでも、耳をダンボにして(って、若い方はダンボって知りませんよね)聞いていますので。

 

2階はこんな感じで仕上がっています。じつは、この写真を見ていただければ全てですので、もう見学の必要はないのですが・・・・

てなことはありません。見るのと体験するのとはまったく違いますので。

 

今回の建物は、1階から2階に上がると、ポーンと開けた感じがします。

そして、写真に写っている数段の段差をあがって個室に入ると、ここだけが別世界に感じます。なんか主人公の部屋という感じですね。

 

見学会ですが、チラシ等は一切巻きませんので、案内メールが御必要な方ははホームページからお申し込みください。

詳しくはこちら。

タマゴグミ完成見学会

 

 

 


見学会案内メールが届いていない方はお知らせください。

2013-10-23 | 日記

業務案内のような題で始まったブログですが、本当に業務案内なのです。

27日の長良での見学会の案内を登録されている方にメールで送りました。(今回郵送はありません。すみません。)

お手数ですが、登録しているのに届いていない方はご連絡ください。メールinfo@tamagogumi.com は24時間受付、電話058-253-6588は朝9時から夜9時までOKです。また、登録していないけれど、見てみたいという方は、ホームページのフォームからお願いします。 見学会案内HP

 

さてさて、お気軽なブログに入ります。

今週の頭に湘南までいってきました。 遊びに・・じゃないです。来年2月を目標に事務所兼タマゴグミのお客様の居場所を計画しています。資金力の乏しいタマゴグミが考えた方法、それは「倉庫の中に作っちゃおう」です。

で、全国を見渡すとやっぱり同じことを考えていらっしゃる方が見えまして、そこで、お願いをして見学させていただきました。

すばらしいです。倉庫の中とは思えません。 

しまった、この写真を見せたら、タマゴグミもこうするのかと勘違いされてしまいますね。 ここまでは絶対に不可能です。この倉庫は、私の考えている予算の10倍かかっていますので。

いろいろとお話を伺い非常に参考になりました。 仕様や仕組みは規模が違うのでまねは出来ないのですが、考え方を知ることで方針がしっかりと決まりました。 私にとって貴重な一日となりました。

 

せっかく、関東まで行ったのでついでに横浜へよってきました。

よこはまみなとみらいの写真です。この素敵な風景を見て、むなしかったです。一人で行くところじゃないですね・・・

赤レンガ倉庫も見てきましたが、規模が大きすぎてどこを見ていいものやら、でした。

 

もうひとつ写真を、

工事現場をぼ~っと見てきました。

この写真、私にとってはむちゃくちゃ興味のある写真なのです。この写真一枚で、建物の規模や地盤の様子が想像できるからです。

通常、高層ビルなら現場打杭を使用します。写真の杭は摩擦杭で、多分60センチの直径、ということは、地下なしで3階建ての鉄骨造程度かな、けど、現場打ち杭用のケーシングもあるし・・・低層と高層の組み合わせかな。なんてぼーっと考えるのです。

 

さてさて、話は変わってタマゴグミの今週の様子です。

長良で地鎮祭を行ってきました。

神主さんが祭壇の最後の調整を行っています。本格的な工事はちょっと先ですが、気候がよいうちに地鎮祭を行いました。

ゼロエネ住宅仕様です。

 

垂井の現場では、お客様からの支給の石貼りを行っています。とはいっても貼っているのは私です。

ただ、石のカットだけは出来ませんので、以前建てさせていただいたお客様にお願いして切ってもらいました。

自分なりに結構うまく貼れたと思っています。

 

今週末は見学会、明日はその現場の仕上げです。

 

 

 

 

 


もうすぐ完成です

2013-10-17 | 日記

長良のコンパクトハウスがもうすぐ完成です。

今日は外構工事とオリジナルキッチンなどの工事、そして私は・・・軽トラに乗って足りない材料や余った材料運び、ついでに2階の養生をめくっていました。

こんな感じで仕上がってきています。27日は見学会です。ぜひぜひ22坪の空間を見に来てください。

詳しくはタマゴグミHPを見て下さい。

写真の先の部屋から、写真を撮っているほうの部屋の窓の外をのぞくと(わけがわからない説明ですね) なんかすごくいい感じなのです。

垣間見るといった感じが出ているんじゃないかなと思います。

また、このようなコンパクトな家は、見通せるところを何ヶ所作るかで、広さを感じるように出来ます。そんなところも見に来てください。

 

さてさて、今朝はタマゴグミ2棟目のお客様のところへちょっとよりました。 

5年目のお庭です。

木々が生い茂って家自体も建てたすぐのときよりもよく見えます。

木々は家を引き立てます。ほんの少しでいいですから、植栽にお金を廻していただけるといいなと思っています。

 


ホームセンターの価格

2013-10-13 | 日記

ちょっとあいてしまいましたので、まずは現場の様子から。

垂井の家の足場が外れました。いい仕上がりです。

これから内部の残工事に入っていきます。写真の上のほうに白いものが、

ごみではありません。月です。

 

岐南町では基礎工事真っ最中です。鉄筋組が終わりました。

タマゴグミでは鉄筋配筋をパソコンで計算させて決めています。今回はど真ん中に地中梁を持ってきて、曲げに強い基礎にしています。私の考えで、基礎の立ち上がりは出来る限り少なくしています。理由は風通しが良い床下を作りたいからです。

長良の現場では、  外部デッキ材などのキシラデコールを塗ってきました。この作業をしていると、ああ終盤だなと感じます。

今月末に見学会を行います。現在案内の作成中で、来週中には発送する予定です。

なお、タマゴグミでは、チラシ等の宣伝活動は行っていません。ご見学希望の方は、事前にタマゴグミの資料をご請求ください。

詳しくは ホームページをご覧ください。  タマゴグミホームページ

 

さてさて本題です。

新しい倉庫に、まずは資材を移そうと、単管(足場によく使っている鉄の棒です)で置き場を作る計画をしました。

本数が100本以上とかなりの数ですので、今お世話になっている足場屋さんに「中古の単管でいいから安く分けてくださいよ。」といったところ、「単管ならホームセンターのほうがはるかに安いよ。」といわれてしまいました。

本当かなと早速ホームセンターへ。

確かに安いのです、恐るべしホームセンター。

大量仕入れで安く入れているのでしょうね。

 

今まで、建材といったら建材屋さんに注文して運んでもらうのが一般でした。しかし、今後はその形も崩れ去ると思います。ホームセンターはプロ用のコーナーを拡充しつつありますし、材料も悪いわけではありません。現にタマゴグミでも数枚の板ならホームセンターを活用します。そのほうがたくさんの材料からよい材料を吟味できることもあります。

今後、コストを下げながらよりよいものを造っていくためには、まずは中間飛ばし、そして主要工事の内製化と考えています。もしかしたら数年後にホームセンターは地元の工務店のよいパートナーになっているかもしれません。

(といいながら、工務店がホームセンターの下請けになっちゃったりして・・)

 

 


ウェアハウスプロジェクトが始まります

2013-10-04 | 日記

まずは現場の様子です。

長良の家の足場が外れました。

あら、こんなところに階段が。これが結構いい居場所になるのです。もうちょっとで完成。見学会を行わせて頂く予定です。お楽しみに。

 

さてさて、ウェアハウスプロジェクトをスタートさせました。

すごい倉庫でしょ。  バッチイというか・・・年季が入っているというか・・・50坪のガランドウです。

ここにタマゴグミ事務所と、皆さんの居場所を作る予定です。

昨日の段階で大きく方向転換をしたので、現在白紙に戻して計画を練っています。通常建築屋さんが作る展示場の10分の1の予算ですので、考え方を変えなくては実現できないのです。

中はこんな様子です。

なんか浮いていますね。そうです、初フライトをしています。

今日、細部の測量をしてきました。来年春オープンを目標にぼちぼちとやっていきます。

 

あ~借りちゃったからやらなくちゃな・・・

 


岩屋ダムを見てきました

2013-10-03 | 日記

昨日はなぜか岩屋ダムを見てきました。ロックフィルダムというダムで、真ん中に粘土層、回りに石で固める構造です。

こんなんを山の中に作ってしまうのですから土木の技術はたいしたものです。それも40年以上前ですよ。

まだ、GPSが使えなかったと思われる時代に、これだけの精度で作るにはすごい測量技術が必要だと思います。

土木の測量方法は詳しくは知りませんが、基本的には水平・垂直・直角 それだけの基準線をもとに全部出していくのですね。

たとえば1メートルで1ミリずれいてたら、100メートル先では10センチ、1キロ先では1メートルもずれてしまいます。

 

建築では、トランシットとレベルという機械を使います。

トランシットは主に垂直と直角を、レベルは水平を出す装置です。望遠鏡のようなものを覗いて位置を出すので、通常2人で作業します。

ゼネコンにいるときは、墨だしは監督の必須作業でよくやりました。人が足りないときは夜中に1人で墨だしをしたこともあります。

私の墨だしで建てたビルが岐阜県内には数棟あります。 ちゃんと今でも建っていますので技術的には大丈夫だったんですね。

 

というとで、今日は年末から着工するお宅の敷地調査を行ってきました。

タマゴグミの墨だしマシーンです。

これ一台で一人で水平・垂直・直角が出せます。ただ、測る距離が遠くなると精度が落ちますので、実際に建てる時の墨だしは基礎屋さんが持っているトランシットやレベルを使います。

 

今日はこれを使って、敷地の高低差を調べてきました。

今回はガケ条例もかかる地域ですので、道路と敷地の高さはシビアに測ってきました。

このデータを元に建物の設計GLを決定します。

ちなみに、GLとはグランドラインといって、建物の基準になる土の面です。現在の地面がGLになることが多いのですが、排出土の関係や周りの環境、アプローチの高さ、排水の経路の検討などを行うことで、現状地面より高くなったり低くなったりすることがあるのです。結構頭を使う作業なんですよ。