岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

チョットした贅沢

2020-11-23 | 日記

美濃の現場に銘木のカウンターをつけました。

 

ちょっとした机代わりに使用します。

これ一枚で数万円します。ちょっとした贅沢ですね。見学会とかの時、たぶんこれを見た方は見栄えのためにつけたのだと思われるでしょう。私もはじめはそう思っていました。銘木のテーブルを使うまでは。

使ってみてわかりました。

この場所が特別になり、この板に愛着がわいてくるのです。

銘木はつかってなんぼのものです。

確かに数百万円とかいう銘木もあります。それは観賞用かもしれません。なんか上にビニールを敷いて使いたくなるかもしれません。けど、本当はそのまま、できればウレタンとか固い塗装をするんじゃなくてオイル仕上げで、ナデナデしながら使ってほしい。

きっと、その場所が特別に感じてくるはずです。

 

 


現場の様子です

2020-11-18 | 日記

美濃の現場は内装の仕上げ工事を行っています。そして来週から外構の工事に本格的に入っていきます。

開けた土地なのにあえて目かくし壁を作り、広い濡れ縁を通して庭を部屋うちに取り込んでしまおうという手段です。

最近よく行う手法で、鑑賞する庭ではなくて使える庭を作りたいと思っています。

今年のような現象は今年だけではないと思います。今後家で過ごす時間はますます増えていくと予想します。

家で過ごす時間が少しでも楽しい時間となるように、庭も作っていかなくてはと考えています。

写真はフルオープンに見せかけた開口です。屋久杉の壁の中にぽっかり空いた四角い穴からは南の窓を通して打合せする大工さんと島田の姿が見えています。

 

関の現場です。この現場も外構工事が始まりました。コンパクトな敷地の中に使える庭を造るべく微妙な寸法をお客様と打ち合わせをしながら決めました。窓からうっすらと見えてるのは階段です。階段の上り下りをするときに外の小さなお庭が見える、結構いい感じに仕上がると思っています。

 

瑞穂の現場では断熱工事を行っています。セルロースファイバーという紙の繊維を壁の中に吹き込んでいます。この断熱を選んでいるのは壁体内結露を起こさせないというタマゴグミの意地です。壁の中で結露を起こすと腐朽菌が起きやすくなり柱や梁を腐らせてしまいます。

その他では、岐阜市内の改装現場の調査をしたり、土地を見てきたり、一宮の現場の土地調査をしたりしていました。いつもながらのんびりボチボチと行っています。

 

そういえば岐阜市内で土地を見てきたついでに久々に柳ケ瀬通りを歩いてみました。

通りに面してできた空き地です。

何となく以前の建物の形跡が感じられます。こんな跡をぼ~っと眺めながら以前建っていた建物の想像をするのが結構好きです。

 

 

 


ゴマタマゴの活動といろいろ

2020-11-10 | 日記

最近ゴマタマゴの活動が活発になってきました。

まずは、ロフトにまともな階段をつけて、アンティークな建具をつける工事をしました。

今まで登りにくかったロフトが一気に活用できる空間になりました。奥様専用の部屋となりますが、ご主人曰く「ここ一番いいばじょになるじゃないか。」と。確かに。

この工事はとても私ではできなかったので、大工さんに数日入ってもらいました。

もう一つは、お子様用の部屋を分ける工事です。

お嬢様二人のために杉のパネルで2つに分けてさらにはベットを作る工事です。ご主人と私で1日かけて大体のかたちまで仕上げました。今回は新し工法で、パネルを上から吊るす方法をとってみました。

パネル6枚使って工事をしますので材料代はちょっとかかりますが結構よい感じに仕上がります。

で、今週末もゴマタマゴ工事の相談でオーナーさん宅を訪問です。

さてさて、本体の工事はというと、美濃の家と関の家は仕上げの真っ最中で瑞穂の家は大工工事の真っ最中です。今週中ころにすべての現場でいろいろ作業をしてきますのでその時写真をアップします。

そして、来年春にかかるリノベーション工事の下調べに行ってきました。

うん、なかなかのものです。けどこの感じ、何とも言えずいいんですよね。

まずは構造を何とかしなくちゃと、ちょっと頭を悩ませてみます。