岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

ものがあっていい感じになる家を造りたい

2015-09-21 | 日記

今日はお客様にお願いして写真を撮りに行きました。本当は二軒回る予定でしたが、私の連絡不足で一軒だけになってしまいました。

しっかりしなきゃ。

お客様に無理を言って、日ごろそのままの写真を撮らせていただきました。ウクレレの練習をされていたようで、楽器と楽譜、机の上のお菓子もそのまま。犬さんも当然そのまま。

私としては出来たばかりの家より、色々物が入ってこんなふうになってきた家のほうが好きです。

濡れ縁には読書をされていたのか、テーブルに本が載っていました。

今後、こんな写真をアップして皆さんに見ていただけたらと思っています。

(ご協力いただけるタマゴグミオーナーさん募集中。お礼はアイスクリーム。。今日もそうでした・・。)

 

シンプルに格好良くなんて生活できないのです。

つくる私たちとしては、いつもどおりがなんとなくいい、という空間造りをしていきたいと思っています。

Tさま今日はご協力ありがとうございまいた。


お休みも営業中です

2015-09-20 | 日記

 

 

昨日から5連休ですね。いかがお過ごしですか?

タマゴグミは休みなしで営業していますが、今日、明日と外出が多く事務所には殆どいません。

御用の方はお手数ですが、058-372-2575までお電話ください。

 

さてさて、岐阜の街中で現場が始まりました。

こんな感じの現場です。

正直、狭いところの施工は大変です。けど、出来上がってくるとこの隙間に自然素材の異空間ができていくのがなんとも不思議で面白いのです。

このような空間の設計は「出来ないだろう」から始まります。

回りがビルだから、置くまで光りは入らないだろう。

風通しが悪いだろう。

庭なんて出来ないだろう。

外でお茶やバーベキューなんて無理だろう。

 

はじめは、この土地でよかったんだろうか?と考えてしまいます。

けど、それがひとつ可能になり 二つ可能になり となっていくと、普通より愛着がわく土地になると思います。

設計としては、「出来ない」がいくつ出来るになるかを作るかが醍醐味なんです。

 

さて、岐阜のもうひとつの現場は

 こんな感じで進んでいます。

大工さんの工事がいったん終わり、中の仕上げに入っていきます。

 

こんな感じでタマゴグミの連休は過ぎていきます。

 

 


日曜日の片付けイベントと新築現場の様子と、見つけたものと・・

2015-09-14 | 日記

 

ブログの題材がいい加減になってきています・・・まあ、内容で勝負です。

さて、日曜日のイベントは

こんな感じで行いました。

勉強会の様子の写真ですが、勉強会には出れないけれどと色々持ってきてくださる方がいらっしゃり結構いい会になったなと、味を占めてまたやろうかと思っています。

勉強会では、片づけがなぜ出来ないかなんていう話とか、どういうものが引き取ってもらえてどういうものが引き取ってもらえないかという話とか、講師の先生より色々お話いただきました。

そして、タマゴグミとしては

これだけのものをゲットしました。(ポストマン君は以前からの住人でちがいます。)

手前に見える三輪車(4輪ですが)は、大人が乗っても大丈夫なことを確認しています。今後タマゴグミで飲み会を行ったとき、タイムレース用に使用しようかと

で、奥に見えるドラえもん危機一髪は飲み会のときのバツゲームを決めるためように使用できるし、写真にはのっていないけど、たこ焼き機ももらっちゃったので、たこ焼きパーティは出来るし、ブリキのおもちゃは「どう?懐かしいでしょ。」と見せびらかせるし・・・

いかんいかん、お打ち合わせのときにお子様がいらっしゃったときのびのびと遊んでいただけるように頂いたものなので、そのように使わせてもらわないと。

 

 

参加いただいた方も、めいめいにほしいものを持っていってもらいました。

せっかくおもちゃを出して片付いたかなと思ったのに、帰るときお子様の手にはしっかりと違うおもちゃが、という方もいらっしゃったようです。

次回は10月、違うイベントを予定しています。

 

さて、現場の様子です。

岐阜では、内部の塗装工事が始まりました。ボードジョイントが割れてこないようにパテ処理をしているところです。

現在、外構の計画をしています。車道が近いので、ヘッドライドをどのように防ぐかを検討しながら考えています。

 

大垣の家の様子です。

写真ではなかなか表せないのですが、この感じいいんですね。のべ床23坪ちょっとで4人家族が楽しく暮らせる証明になるような家です。

 

そして最後に、

家でこんなものを見つけました。

子供が中学の頃に作ったようです。なんか面白かったのでのせておきました。

 

 


明日はイベントです  と 睡眠は大切です について

2015-09-12 | 日記

本題の前に、新しい現場の様子です。

地盤調査を行いました。

大垣だから仕方が無いのですが、5mまでス~~~っと沈んでいく試験用の棒。

ああ~ こりゃ地盤改良絶対必要だ  と私の心もス~~~っと沈みました。

10月中頃からぼちぼちと始めます。

 

次に明日のイベントの案内です

明日は、午後1時から物々交換のイベントを行っています。けど・・・品物が10点程度しかございません。

けど、2時から3時までは便利屋さんによる片付け教室も行います。こちらのほうはまだ2組程度ならご参加いただけます。よろしければおいでください。

案内は タマゴグミHP  より見れます。

 

やっと暑さも収まってきたので明日の勉強会は広いところで行います。

開放的な場所で結構いいですよ。

そして昨日は

とあるタマゴグミオーナーさんちより家具と新品ポストを引き取ってきました。

明日も他の方よりちょっとだけ持ってきていただけるようです。

ぜひおいでください。

 

さて本題です。

昨日はお昼から名古屋で臨床心理学の勉強をしてきました。なんとなく家に関係あるかなと思ったら手当たり次第に聞いてみようと思っていってきました。

講師は大学の先生で特殊救難隊のケアも行っている方です。

お話は目からうろこの話ばかりで、いままでやってきた問題解決の方法が全く違っていたこととか、失敗したときにどのように考えれば次につながるとか面白い話が多かったです。

この内容は一度まとめてホームオーナーさんの勉強会などでご披露したいなと考えています。

 

その中から今日はひとつだけ

睡眠についてです。

ストレスが限界に来ているかどうかのバロメーターは睡眠の様子を見ることらしいです。

寝つきが悪くなった。寝れない。何度も夢を見る。

これらの症状が出てきたら危険らしいです。

 

けど、これってよくある話ですよね。で、参加者のある方が

「先生、その症状を通り越して もう危険、これ以上はやばいよ というストレスサインは無いですか?」と聞きました。

すると先生ははっきりと 「無い。睡眠が悪くなったら危険だ。」とおっしゃいました。

 

先生はPTSDの方のカウンセリングも沢山行っていらっしゃるそうですが、睡眠がきちっと取れている方は、徐々に症状は収まっていくそうです。

それが、PTSDと睡眠障害がある場合は非常に危険で、自ら命を絶ってしまう人も出るとのことです。

睡眠には心の治癒に大切な要素であり、基本だとおっしゃっていました。

違う参加者が「じゃあ、寝れなかったら睡眠薬を使ってでも寝たほうがいいのですね。」と聞くと、

「そうです。しかし、寝れない原因を解決しない限りダメです。睡眠薬は一時期のものだけであって暫くしたら効かなくなります。」

睡眠って大切なんです。今後の設計の中で、ちゃんと睡眠がとれる家になっているかどうかも大きなチェック項目になりました。

 

お子様にもお伝えください。「ゲームやスマホをいじっていて夜寝ないと大変なことになるよ。」って

えっ、あなたがそう?スマホいじっていて寝ないの?(私もなんですが・・・)そりゃ問題ですね。

 

もうひとついいことをお教えしましょう。

問題解決のひとつの方法は「行動を変えること。」です

ということは、スマホの契約を切って、来月からガラケーにしましょう。一気に解決しますよ。

 


雨が多いですね

2015-09-09 | 日記

 

今日は台風通過の予定でしたね。

で、昨日台風養生をしてきました。

台風養生とは、外回りで飛びそうなものがあったら片付けたり縛り付けたり、そして足場が風で持っていかれないように、シートを外したりする作業です。

こんな感じでシートを外しました。

カッパを着て足場によじ登りセッセとやった甲斐があり、岐阜の西濃地区は台風が勢力を弱めてくれたみたいで助かりました。

で、今日は雨のことを少し。

おかげさまで、タマゴグミで新築をさせていただいた物件に今まで雨漏れの報告は受けていません。雨漏れをさせないように家を造るには気をつけなくてはいけないことが多々あります。

まずは屋根。出来る限り単純に単純に。

屋根に折れ目とか段差とかあったら、そこには漏水のリスクが発生します。リスクを減らすには、折れ目とか、段差とかを極力減らすことに力を注ぎます。

 

サッシ周りからの雨漏れが結構あるのです。

だから、まずは外壁に雨を直接当てないように軒の出をきっちりと取ります。次にもし壁の中に雨が伝わったとき、防水シートとサッシの隙間から水が入らないように処理をします。

タマゴグミでは、防水テープを2重に使い水の浸入を防いでいます。

 

雨は上から下に降るだけじゃありません。

これは九州の建築屋さんには常識なのですが、雨が下から降ることもあるのです。そうです、台風などの強風時です。

もし、屋根の裏(軒裏)に雨が強く当たって壁に侵入してきたらどうなるかもシミュレーションして、防水シートを貼ります。

そして最終とりでは、雨が漏れた場合直ぐ結果がわかるように。

ちょっとこれを言葉にするのはややこしいので、簡単に言います。要は雨漏れしたら、直ぐに室内に結果としてわかるようにすることです。そうすれば、初期の段階で処理が出来るからです。

 

もうひとつおまけに、これはタマゴグミだけのことかもしれませんが、

造り手がビビリなこと。

 

今日のような日に、お客様から「雨が漏っている。」とお電話を頂いたら、気の小さい私は頭真っ白であせりまくるでしょう。

軒が出てない家や、真四角な家は私でもカッコいいと思います。

けど、格好良さと雨漏れのリスクの低さとどっちを選ぶ?といわれたら、私は迷わず雨漏れリスクの低さを選びます。

雨漏れがしにくい家は、お客様のためといいながら、今日のような日に私が「よう降るな。」とつぶやきながらボ~ッと事務所でたたずんでいられるようにするためでもあります。

ついでに

日曜日の夜に、小雨の中さとこさんと二人でそとでバーベキューをしているところです。

先日子供たちが帰ってきたときやったのが癖になり、2人だけでやっている変な夫婦です。

 


今度の日曜日はイベントです

2015-09-06 | 日記

 

9月13日は 「お片づけ」のイベントを行います。

タマゴグミに登録いただいている方には、詳細をメールにて送りましたのでそれを見てください。登録していなくてご興味のある方は、こちらをどうぞ。9月のコラボイベントに内容が書いてあります。 タマゴグミHP

 

収納って面白いもので、計画立てて物をしまわないと収納がある分だけ物が増えて、いくらあってもいつもいっぱいになるのです。

こんなふうに書いているタマゴグミだってそうで、事務所の隣(というか同じ屋根の中ですが)に倉庫があるのですが、いつもいっぱいです。

たまに整理をして片付けるのですが、気を抜くと直ぐにいっぱい。

物は置けるスペースがあると置いてしまうのですね。

 

今回のイベントは、便利屋さんを呼んで片付けの方法を教えてもらいます。

また、ご家庭から不用品を持ってきていただき、ほしい方に持っていってもらいます。

まいどまいどの初めての試みですから、どうなるかはわかりませんが、一度やってみようかと思っています。

 

参加申し込みがボチボチと入りだしました。興味のある方はお気軽にご連絡ください。

 

さて現場の様子ですが、

岐阜の家、足場が外れました。普通の2倍近くの広さのバルコニー。いいですね。

これから内部の仕上げと、外構の準備に入ります。

 

大垣の現場では断熱材が入りました。(と言っても2日ほど前の写真ですので、今はボードをはっています)

スケルトンインフィル構造ですので、まずは床を全部はっておいて、そのあと内壁を組み立てます。そうすることによって将来の模様替えにも簡単に対応できるようにしています。

 

ついでに、先日柳ヶ瀬でオープニングイベントに行ってきました。

オープンしたのはmalkin

一流のシェフが出す料理は結構いけます。オーナーさんは私の知り合い・・・とはいいません。ちょっとだけ知っている人ですので、私の名前を出しても何もありません。

あの柳ヶ瀬で、森のあるレストラン 結構不思議空間で面白かったので紹介しました。

うちのウェアハウスもこんな感じにしたいんだけど・・・まあ予算がないから。。

 

ということで、9月13日はイベントですので、ぜひタマゴグミウェアハウスに来てくださいな。

 


最初で最後の試み 「本の紹介」

2015-09-01 | 日記

今日は一日新しい案をまとめていました。何とかプレゼンテーション資料まで出来たので、ブログをちょっと書いてみようかと。

今日のブログは、最初で最後の試みです。わたし、あまりインテリじゃないので、この内容でシリーズ化は出来ないのです。

さて、はじめます。

 

最近専門誌しか読んでいないのでだめだなと思いつつ実はもう15年ほど前から惚れ込んでいる本があります。そのページ数正味52ページ、私にぴったりな本。

この本、実は私の間取りの作り方のバイブルなんです。この本に書いてある方法をそのまま活用して 家の案をつくっています。

いわば、私の手法のたねあかし(と言っても誰も興味ないか・・)なんです。

で、ここでやっと紹介をと。

この本が家づくりに役に立つかって?

役に立つというか、手法はそのものなんです。ちょっと中身を、

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせでしかない」 ということなんです。

要はゼロから考えているわけじゃなくて、あっちのものとこっちのもで新しい組み合わせをすることがアイデアということなんです。

 

じゃあそのためにどうするのか? 

それがたった50ページの中に全て書いてあります。大体じゃありません。具体的な方法が全て書いてあります。

 

全部ご紹介も出来ませんので、実例を元に部分的に紹介を。

 

我々の業界は、パクリの業界です。専門誌を色々見たり、よい建築を見たり、知り合いの建築屋さんの建物を見たり、そして「おっ」と思うものは、パクリます。

パクられるかたは、あまり気にしていません。それは、「物の組み合わせ」には意思が必要だと知っているからです。

 

まだ20歳代の頃、公共物件の設計をしていたとき、「よし、ここはベリーニでいこう。」とそのデザインを採用しました。 うまくいったものの、絶対にマリオベリーニさんの建築にはならないのです。

それは、そのデザインがなぜ必要なのかの意思が無く、「カッコいいからまねした。」だったからです。

 

上記のことも、この本に書いてあります。物と物との関連性を見つけ出して組み立てなさいと。

いくら格好良くても関連性が薄いものを持ってきてもダメだということです。

 

情報や知識は沢山あればあるほどいいです。それは組み合わせの数が増えるからです。けど、沢山知っていても、関連性を見つけ出して組み立てるには訓練が必要ということなんですね。

 

もうひとつ、活用しているのは「熟成」です。

ひとつの物件で、ある程度間取りを考えたら途中でやめてしまいます。根気が無いから? それもありますが、アイデアを熟成するためです。

その物件のことを意識の中に入れておけば、脳は勝手に考えているようです。

そして、プレゼンテーションの数日前に、また作業に入ります。

 

また、プランを考えるときはパソコンは使いません。手書きです。パソコンだと、線がしっかり見えてしまい考えられないのです。

鉛筆でグチャグチャと書いていると、はみ出した一本の線とか、何気なくシュッと書いた一本の線が「あっ、そうか。」というアイデアを引っ張ってきてくれます。

 

だから、プランニングを考えるときは消しゴムも使いません。鉛筆の線でぐちゃぐちゃになったら、赤のペンでさらに上に書き、最後にマジックで書く、てな感じです。

窓がどこにあるか、トイレがどこかなんて他人が見ても絶対にわかりません。かろうじて「あっ、これ階段かも。」というのがわかる程度です。

だからお客様にはその資料は見せれません。何がなんだかわからないからです。

 

そんなふうに、家の案は考えられていくのです。(私の場合ですが・・・)

こんな内容も全てこの本に載っています。

 

アイデアをもっとスムーズに出したい方、社会生活でアイデアをもっと活用したい方、絶対に役に立つ一冊です。ぜひどうぞ!

 

家を売らずに本を売る タマゴグミいてでした。

 

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