今日は、今週末から着工する現場へ丁梁作業に。
下のロープは地縄張りのときのもので、今回は地盤改良用の位置出し用の丁梁です。
地縄張りと地盤改良の位置出しはタマゴグミで行います。自分たちで行うことで、再度家の位置が大丈夫か確認をします。
地盤改良が終わったら、もう一度丁梁を行います。それは、基礎工事のためのものです。この位置出しは基礎屋さんが行いますが、必ず立ち会うようにしています。
なぜ位置にこだわっているかというと、20年以上前、設計事務所時代に図面と実際の敷地があわず大問題を起こした経験があるからです。
それ以来、位置出しは自分の目で確かめることにしています。ただそれだけです。
そういえば、先日お電話でこんな質問を受けました。
Q:「タマゴグミは建築士の方が全てやっているんですね。設計も自社でやっているのですね。」
私:「はい。」
Q:「設計事務所に設計を依頼して、工務店に施工を依頼すると結局価格が凄く高くなってしまうのですよね。」
こんな内容でした。
それに対して私は
一概には言えません。私たちの業務にお客さまから家を受注する営業経費、プランを考える基本設計費、家を建てるための設計図や確認申請を行う実施設計費用というものがあります。
この費用はタマゴグミの場合家を造る利益から出しています。
ということは、設計事務所から依頼された工務店はその部分の費用が抜けるわけです。だから、凄く高くなるとは言えないのです。
こんな回答をさせて頂きました。
家づくり、最終的にはトータル費用です。その費用をどのように分配するかはお客様次第です。設計に重きをおきたいのであれば、名が通った設計事務所に依頼すべきだと思います。
私たちタマゴグミも設計には結構力を入れているほうですが、名の通った設計事務所の家を見させてもらうと「くっそ~~」と、デザインの差を感じることがあるのは事実ですし、建築家の方々にデザインを色々教えてもらっています。