岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

住宅と太陽光発電

2014-09-26 | 日記

今日は、床下点検へ。タマゴグミの初期お客様のところへ。

20坪ちょっとの家ですが、内部も良い色になってきて順調に育っているなと感じました。

7年建ったお宅で、目立つのはエアコン等既製品の変色や老朽化だけで、無垢の階段や床などは、味が出てきてこれからもっと良くなるんだろうなと思わせるほどです。

いい感じです。

 

リノベーション現場です。

奥は以前部屋だったところですが、今は吹抜けです。

吹抜けを造ると面積を減らし、物理的な居場所は小さくなるのですが、吹抜けが落とす太陽の光や風がこの家を広く明るく感じさせるはずです。

天井もクロスからシナ合板貼りとして、壁は来週から珪藻土を塗り始めます。

リノベーションは、良くなっていくのが日々感じられるので、やっていて結構楽しいです。

ただ・・・・予想外のことが多くお金が・・・・ まあ、勉強代と思いあきらめていますが。

 

さて本題です。

新聞にこんな記事が出ていました。

国は再生可能エネルギーを進めながら実際はこんなものです。

 

住宅にも、太陽光パネルをのせている家庭が増えてきました。

じゃあ、上記のようなことが起こるから今後はのせないほうがいいか?

とは、私は思いません。

 

私のお勧めは、ガスと電気の家なら3Kw オール電化なr4Kw程度の太陽光パネルを積んで発電した電気を家庭で生かすことです。

今は、売電のほうが価格が高いので、出来る限り売ったほうが金銭的には特なのですが、いずれ買う電気の金額と売る電気の金額は限りなくイコールになってくると思われます。

ということは、昼間発電した電力を如何に有効に使い、発電できないときは如何に電力消費を抑えるかが鍵となります。

 

私たち建築屋としては、自然素材住宅であろうと断熱気密性能を上げ、また、窓の開け方や軒や庇を有効利用して自然のエネルギーを十分活用できる家をまず造ることが大切だと感じています。

その上で、発電所が造ってくれたちょっとのエネルギーと太陽光発電やガス、薪などを活用して、エネルギーコストを極力抑えた生活を送っていただける提案をしていかなくてはと思っています。

 

そうそう、今は屋根に太陽光パネルを目一杯乗せていらっしゃるご家庭もありますね。

あれは、投資です。多分工務店さんから投資のリスクを伺い、それでもメリットがあるとお考えになり設置していらっしゃいます。

タマゴグミでは、リスクが怖くてお勧めしていないのですが、きっとメリットが高いのでしょうね。(勉強しなくちゃ)

 

今後太陽光発電を投資として考えていらっしゃる方は、各電力会社の動きに敏感にならなくてはいけませんが、活用として考えていらっしゃる方は大丈夫かと思います。

 

なんか、何かいているのか解らなくなってしまったので、今日はこのへんで。

 

 

 

 


時間が家をそだてていくのですね

2014-09-22 | 日記

昨日は、新事務所でお打ち合わせをさせていただいた後、多治見のお引渡しさせていただいた現場へ。

外構の計画をされていて排水経路の相談でした。

今回の外構はお客様の知り合いの方が行っており、タマゴグミは施工に加わっていませんが相談があれば伺います。なんせ、タマゴグミが建てさせていただいた家をさらに引き立ててもらえるのですから。

お庭のプランを片手にお客様が楽しそうにされている姿はうれしいですね。

 

お部屋の中で税金のご相談などと同時に、杉板の傷について質問を受けました。

「窓枠に腰掛けるものだから、ポケットのボタンなんかでへっこんじゃうの。もう直らないかな?」

という質問に

「ちょっとしたものなら、水をつけて直りますけど、ここまでいくと直らないですね。そのうち気にならなくなりますよ。」

と冷たい返事をする私。(本当に冷たい・・・)

 

これ、私が経験しているから言えるのです。

うちは、新築当時から猫がいました。奴らが走った後の杉床を 涙目で毎日見ていました。

そりゃそうです。 へこんだんじゃなくて、えぐれた ですよ エグレタ!

 

それが2年後には、全く気にならなくなりました。

以前は見学いただくお客様に「ほらっ、ひどいでしょこの傷。」とお見せしていたのですが、最近はその説明もしません。

そして、見にいらっしゃるお客様も、ほとんどの方が気にしません。

 

これが杉床の力なんですね。

徐々に色がついていく、傷もなぜか丸みを帯びていく、そして受け入れてしまう。

 

工業製品は残念ながらそういうものが少ないです。

きれいか汚いか その二つに一つ。

 

マンションとか、アパートとかから引越しされた方は、やっぱり最初は気になるのです。

いちかゼロかの空間で過ごしていらっしゃったのですから。

そうじゃない空間に慣れていただいたら、きっと傷も味と思っていただけるようになるはずです。

 

さてさて、今日は現場周りをした後、土地調査へ。

お客様が気になったという土地を私の目で見に行ってきました。

 

 
写真はちょっと小さめに。
う~ん、「かかって来やがれ!」という土地。

東西に長い土地。南は開けていますが、今後家が建つ予想が出来、奥には工場が。

こんな土地を見ると、なんか嬉しくなりますね。

料理のし甲斐があります。

 

今回はこの土地で建てることは無いかもしれません。

しかし、私は待ってます。

「かかって来やがれ!」という土地。

そんな土地をお持ちの方 ぜひ、ご紹介を!

 


増員計画はうまくいくのか?

2014-09-20 | 日記

昨日にづつき、今日も更新しました。最近では珍しいです。

題名の内容は後回しとして、現場の様子です。

 

昨日ちょっとお話したリノベーションの現場でキシラデコールを塗ってきました。

この家はリノベーションですので、外の形は変わっていません。けど、仕上げ材と色を変えると、あ~らふしぎ、なんかいいじゃんという感じになります。

さらに、下部は杉板を貼りますので、そりゃもういい感じになるはずです。

こんなことから解ることがひとつあります。

住宅には奇抜なデザインは不必要ということです。普通に造って仕上げを考慮すればいい感じになるのです。

ただ、新築の場合は、高さとか、軒の出とかを工夫しますので、より良くなるのは当然ですが。。

 

もうひとつの柳津の現場の概観は

こんな感じで仕上がってきています。(3日ほど前に撮った写真です)

ウッドロングエコという塗料を塗っています。その気が持つ色を引き出すものですので、最初はムラが多いですが、そのうちアンティークな感じになってきます。

 

さてさて、岐阜市内では

造成のブロック工事が始まりました。

今回お客様にブロックでのよう壁をお勧めしたのは、埋める高さが低いのと安価だからです。

そして、もうひとつ、お隣の土地は将来宅地になるだろうと予想したからです。

ブロックよう壁は、コンクリートのよう壁やL型の既製品のよう壁より風化は早いです。とはいっても10年20年でどうかなるというものではありません。

風化までにお隣の土地が同じレベルまで盛り土されれば、よう壁の役目は終わります。

 

じゃあ、そうならなかったらどうなるのか?

遠い将来やり直しをする必要もあります。

そのことも考慮し、やり直しをするときに建物には影響がでないようによう壁との距離はとっておきます。

 

さて、題材の話題に戻ります。

事務所引越し最終段階です。

引越ししてみてわかったこと。

あれっ、今の3人で一杯ジャン。近い将来もう一人社員さんを増やそうと思っているのに・・・

コンパクトな家が得意な私ですので、ついつい事務所までコンパクトにしてしまいました。

10帖の事務所、まあ、あと一人なら何とか入るでしょう。もしだめなら、書庫に私が引っ込めばいいか。

 

 


書斎もあるコンパクトハウス

2014-09-19 | 日記

新しい現場が始まりました。

造成の段階ですが、岐阜市にて造成工事を着工しました。

また、柳津の新築現場とリノベーション現場2つとも足場が外れました。明日くらいに写真をお見せできるかと思います。

 

さてさて、

いいな~、この中に浮く書斎。

えっ? 何がなんだか解らない?

 

確かにそうですね。けど、この柱の固まり部分が凄く贅沢な書斎になる予定です。贅沢といってもきらびやかとかそういうことではありません。

空間がいいのです。

30坪を切る限られたスペースで4畳半の贅沢。いいと思いますよ。

 

さて、昨日は

倉庫の中で珪藻土塗り講習会です。

講習に参加しているのは、左官屋さんでなく塗装屋さんです。

何で塗装屋さん?と思いますよね。

理由はひとつです。コストを下げるためです。

 

タマゴグミとして、珪藻土に期待するのは圧倒的な調湿効果とメンテナンスが楽になる仕上がりです。

仕上がりは左官屋さんのほうが当然上です。

しかし、塗装屋さんでも必要十分な仕上がりを実現してくれます。(タマゴグミウェアハウスの一部に実例があります。ご確認いただけます。)

 

当然、左官の腕を必要とする場合は左官屋さんに依頼しています。また、ちょっとした自慢ですがタマゴグミでは左官仕上げの場合、中部ではトップクラスの左官屋に依頼しています。

 

タマゴグミとして、適材適所、費用対効果を常に考えることが良い家を沢山の方にご提供していく一歩だと思っています。

 

なお、この珪藻土は湯布珪藻土といいます。全て自然素材で出来ている良いものです。

また、お客様にも少し練習してもらえばご自身で塗ってもらうこともできます。

近々タマゴグミウェアハウスで、あなた様向けの講習会を行おうかと考えています。

 

 

 


ウェアハウスのお披露目会は

2014-09-17 | 日記

日曜日はウェアハウスのお披露目会でした。

昼間から沢山の方においで頂き、うれしい限りです。そして、夕方からは宴会です。

 
始まる少し前の様子です。総勢20名以上おいでいただいています。
なお、写真はお客様が写っているためちょっと小さめにしています。
始まる直前です。 ビールも用意されて臨戦態勢に入っています。
 
始まりました。
とてもじゃないけど写真はとれません。開始30分ほどでほとんどの方が出来上がってきました。
出来上がってきたところを見計らって、K様から頂いた日本酒を投入。
 
皆さん満面の笑顔でヘロヘロです。
 
そこに後から参戦のMさん。手にはズブロッカが・・・・・(終わった・・)
 
てな感じで夜は更けていきました。
 
そして、キッチン棟では
 
最初のママさん。
 
2番目のママさん。
 
ママさんが、ひっきりなしに交代しながら給仕や人生相談??を受けていました。
 
 
なお、このような会を2ヶ月に一度づつ開催する予定です。
多分、集まるのは数名でしょうが、ボチボチと楽しく長くやっていければうれしいです。
 
 
 
 
 
 

明日はウェアハウスお披露目です。

2014-09-13 | 日記

写真はウェアハウスの様子です。

こんな感じで出来ていますが、残念ながら建具の材料調達に手間取り数本間に合いませんでした。

明日は、こじんまりとホームオーナーさんがたにお披露目です。私の性格上、お花を出してテープカットしてというのは苦手ですので、いつの間にか始まったという感じでスタートです。

夜は数名のホームオーナーさんと一緒に酒盛りをします。

 

やっとここまできたと、うれしい反面 とうとう造ってしまったと不安も同時にあります。

 

さて、現場の様子です。

可児の現場です。屋根が完成しました。道路から見た感じです。

ブルーシートに包まれてナカナカ解りづらいですが、四角い本体を緩やかな勾配の下屋が包んでいるような感じになります。

結構いい感じに仕上がってきています。

 

現場へ行く途中お客様からSOSの電話が、

ちょうど近くにいたので駆けつけて玄関扉を直しました。

以前は、トラブルがあるとアタフタとしていたのですが、最近は「あっ、これか。」と解るようになりました。

(といっても、今日のトラブルは非常に簡単だったのですが)

 

お引渡し後2年弱、緑が育って感じよくなっています。

いい家に育ってきています。

お引渡ししたときより、今の家を見ると「おおっ、ええやん」と思います。

時間に手伝ってもらって、タマゴグミの家は良くなっていっているようです。

 


建前でしたと お知らせ

2014-09-08 | 日記

日曜日は久々に良い天気でしたね。

今日は、新しいお客様2組のモデルハウス(といっても自宅)にご見学いただいた後、名古屋のファニチャードームへウェアハウスの家具探しに。

で、いいものが見つかったというと・・・・自分たちが事務所内で使う椅子、1脚9800円×3つとゴミ箱1つ。

あとは、高くてなかなか手が出ませんでした。いつまでたっても貧乏性です。

 

さてさて、土曜日は建前でした。

若手大工さんの集合体と、若手トビさんのおかげで夕立前までに屋根まで完成しました。

この写真は北側の道路から撮ったものですが、北側道路の場合は結構かっこいい形になるのです。

設計は基本設計が私いてで、詳細設計および調整を島田が行っています。島田が細部まで寸法をしっかりと押えていますので、安心できる建前でした。

 

お客様のお心遣いで、お昼の弁当は中華。若い大工さんたちと、若い私たち(ん?なんか一人違うような・・・)に昼からの活力を与えてくれました。

下呂出身の大工さんもいらっしゃり、下呂出身の島田と話題が盛り上がるのはいいのですが、お昼の時間に「下呂は~ げろが~ ゲロの~」というのはちょっとヤメテほしかったなと。

これが岐阜だからOKですが、お隣愛知県だったら退場ものでしょう。(ゲロ出身の方へ、私は下呂は好きですよ。下呂温泉サイコ~~)

 

さて、お知らせです。

ウェアハウスお披露目ですが、13日 14日といっていましたが、14日一日で行うこととしました。

14日 日曜日の朝から晩まで行います。

あす、登録いただいている方へメールにて時間と場所、内容を送ります。ぜひぜひおいでください。

 

 

 


ウェアハウスお披露目の件です

2014-09-03 | 日記

ちょっとづつ涼しくなってきましたね。

今週末は、建前があります。タマゴグミらしい家で本体は小ぶりですがビャ~っと広がりのある家です。いい家ですよ。

その、建前の段取りは弊社の優秀な現場監督島田君に任せ、私はせっせとウェアハウスとなりの倉庫の片づけをしていました。

本当はプラン等をやらなくちゃいけないのですが、行き詰ってしまい気分転換をかねて大掃除です。

 

さて、今日もウェアハウスの一部を紹介

オープンデッキから資料室を見たところです。

ちなみにオープンデッキという名前は今日付けました。 アルソックさんが警備の設定をするとき「この部屋、何と言う名前ですか?」と聞いてこられたので、とっさにオープンデッキと答えてしまいました。

で、これが資料室の内部です。 多分私の閉じこもり部屋もかねています。

こんな感じで出来上がっています。

 

さてさてお知らせです。

9月13日土曜日と14日日曜日にお披露目会をします。

また、13日土曜日の夕方からは、ホームオーナさんを中心として第一回飲めや食えやの大騒ぎ大開を行います。

本当はホームページでお知らせするのですが、なんせ更新中で内容を変更できないのです。。。。

 

今回は、なんとプレゼントつき。それもタマゴグミらしいプレゼント。

1、残材山ほどプレゼント。

岐阜県産材の杉やヒノキをはじめ、棚板や杉のパネル、構造用の合板・・・・・・のハシキレが豊富にあります。好きなだけもってっちゃってください。持っていってもらうと本当に助かるのです。(処分代が浮くのです!)

 

2.CN50釘つかみ放題

弊社専属大工のIさんが「おれは、バラ釘が使いたいんだな。」の一言で、3ケースも買ってしまったCN50のバラ釘。結局使ってもらえないので丸々あまってしまって3年ほど寝かしています。

その釘を、お一人様何回でもつかみ放題でプレゼント!

CN50とは、構造面材をとめるときに使う通用より太くて丈夫な、しかも緑色に塗ってある釘です。

ただ、つかむときにちょっと痛いので大人の方限定にします。

 

いかがですか? がっかりでしょ。。

けど、建物はがっかりさせませんので、ぜひ来てください。

案内はいつものごとくメールにてお送りします。ご興味のある方でタマゴグミに登録していない方はタマゴグミホームページから資料をご請求ください。

タマゴグミホームページ

 

 

 

 


見えないお付き合い  と  ウメさん

2014-09-01 | 日記

週末はいつものごとくお打ち合わせなどをやっています。

今週はうれしいことがありました。

タマゴグミ創業当時(ということは、7年以上前)に、タマゴグミにご興味を持っていただいたお客様のところへ調査へ。

 

タマゴグミは、営業に関しては本当にいい加減な会社です。資料をご請求いただいたお客様にも特段営業をせず唯一見学会の前にメールを送るだけです。

私はもともと設計事務所の出ですので、イベント等の営業も知らずいつも残念な思いをしています。

そんな状況でも、声をかけていただけるなんて、うれしいのですね。 数年にわたって、見えないお付き合いをしてきたんだなと感じました。

今後どのように進むかわかりませんが、タマゴグミなりの提案をしてみようと思います。

 

さてさて、

写真は本文とまったく関係ないですが、ウメさんです。

うちの近所で、子供が同級生の板金屋さんです。

新たに施工した板金の笠木(水平の茶色の板金です)がちょっとイガンでいるのが気に入らないらしく、何度も調整している様子をとりました。

 

通常、このような笠木はアルミの既製品を使うのでしょうが、あれはなんとなく味が無いのでタマゴグミでは板金で造ってもらっています。

この板金笠木にも職人ウメさんのこだわりがあります。

この笠木、釘を使わずに取り付いています。上からうつとそこが漏水の原因になるし、横で釘で止めると将来的に大風で飛ばされる恐れがあるということで、「カチャ~ン」とはめ込み式で造っています。

ちなみにウメさんの趣味は、板金でカブトムシや花を作ること。凄い細かな細工で造られています。(今度事務所に展示します)

こんな顔をしていますが、結構繊細で乙女チックです。

 

さて、お知らせです。

新事務所のちょびっとお披露目を9月13日の夕方と14日に行おうかと思っています。

近くなったらメールにてお知らせをしますので、よろしくお願いします。