岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

これもまた良い方向かもしれない

2015-02-27 | 日記

太陽光発電の買い取り価格が下がります。

これで、太陽光発電を 投資という見方から、エネルギーという見方をしてくれる方が増えていけばいいなと思います。

 

太陽光発電を10kWとかつむんだったら、4kW程度にしておいて、その分のお金を断熱強化とか、サッシとかに回してほしいと常々思っています。

エネルギー対策は、まずはエネルギーを垂れ流しにしない箱を作ることが先です。

 

決して太陽光発電に対して否定的なのではありません。タマゴグミでも太陽光発電を積むお宅が増えてきています。

家の燃費を下げて、エネルギーを自給自足する。それが本来の形じゃないかなと思うだけなのです。

 

お知らせ

今週の日曜日の夕方ですが、ウェアハウスで5月のイベントの実験をやってみようかと思っています。

ちょっとパワーが小さいのですが真空管アンプを持ち込んで音を鳴らしてみようかと。

ついでに(というかこれがメインかも)ビールやお酒を飲んじゃおうかと思っています。

お暇な方はぜひおいでください。予約は要りません。

詳しくは 058-372-2575 タマゴグミ いてまで。


5月にちょっと変わったイベントを行います

2015-02-24 | 日記

5月にちょっと変わったイベントを行います。

「変わったイベントといわれても、もともとタマゴグミ自体変わっているから・・」

そうですね、よく言われます。今日も現場で職人さんに言われました。 あんたんちは変わっているって。

 

で、イベントですが、連休明けの5月8日 金曜日 午後7時頃からを予定しています。

その下見でイベントを行ってくれる社長がいらっしゃいました。

上石津町(といっても、知らないですよね。養老の滝の近くです。あの、酒で出来ている滝の近くです。)で、世界を相手にオーディオアンプを作っているメーカで、musica(ムジカ)という会社にお願いして、ウェアハウスでレコードコンサートを行っていただきます。

 

機材を持ち込んで、試験に2時間ほど音を出しながらスピーカーの位置とかを決めました。こんな感じで

宿題として、スピーカーを置くかっこいい台を作ることになりました。あわよくば商品化して一儲け・・・出来るわけ無いですよね。

今回持ち込んでいただいたアンプも、チッチャな真空管が使われているアンプで、その真空管は大陸弾道ミサイルに使われていたというものらしいです。

部品って、自分自身で使われる場所を設定できないからかわいそうですね。このように平和利用されユーザーから大切にされる利用の仕方をされた部品はさぞかし幸せだろなと感じます。

 

musicaさんのブログにもこの様子がアップされています。 ここをクリック

詳しくはまたアップします。  というか、どうやってやろうかということをまだ考えていないので。。

 

さて、現場の様子です。

揖斐川では1階の天井がはられました。その高さ2メートル20センチ。通常と言われる高さより20センチもおさえてあります。

この高さは、都合上なってしまった高さでなく、わざわざこの高さに設定しました。

なぜ、高さをおさえているのか、それは、3月末の見学会のとき、ぜひおいでいただき確認ください。

見学会の告知はメールのみになりますので、ご興味のある方はタマゴグミに資料請求をして登録ください。

タマゴグミの資料

 

養老の現場です。下屋にキシラデコールを塗りました。

最近はあまり使っていない色ですが、この色にソトン壁が組み合わさるとカフェの外観みたいで、結構良い感じになります。

 

こんな感じで現場が進んでいます。

 

 

 


名前で選ぶからだめなんです。

2015-02-22 | 日記

さてさて、建築屋がこんな題で始まると予想できるのが、

「有名で名の通ったメーカーさんで家を造るより、うちのような地元密着の工務店で家を造ったほうが、貴方らしくて良い家が造れますよ。」

ということを書いてあるんだな、と予想しますよね。

 

残念!違います。

それではこの題材の舞台の写真を

木曜、金曜と鎌倉へ研修にいってきました。

ちょっと時間があったので、鎌倉をぶらついてランチでもと思い、民家を改造した小さなお店へ。

暖かな日だったので、席は見晴らしの良いオープンデッキを取りました。

ねっ、普段と違うでしょ、私。横文字だらけ。だからやらかすんです。

 

主婦が一人で回しているお店ですので、メニューは2つだけ。

野菜のカレーと きのこのガレット。

 

鎌倉・ランチ・チッチャなお店・オープンデッキ =今日の俺っておしゃれ!

で、当然注文するのは ガレット。 なんとなくおしゃれな名前だから。

もちろん、ガレットがどんなものかなんて知りません。

失敗したわ~~ ガレットって、あんなものだったなんて。 確かにおいしいのだけど、ご飯がついていないなんて・・・名前で選ぶんじゃなかった。   

というお話でした。(興味のある方はガレットで検索してください、って知っていますかガレットくらいは)

 

さてついでに鎌倉ですが

街中なのに、舗装されていない道が多いのです。また、人が一人通れる程度の道もいっぱいあります。

そんな道の両サイドに結構豪華な家がばたばたと建っていて、なんかいい感じなんですね。

写真の道は結構広いほうですが、もうちょっと入り込むと車も入れないようなところに家が建っています。

家を建てるときには「接道」が義務付けられていて、2メートルは道路にくっついていないと家は建てられないのですが、もしかしたら鎌倉は2メートルに満たない公道があるのか?と不思議に感じました。

 

ちなみに、プチ情報ですが、土地を買うとき前面の道路が狭くて4トン車が入れない場合、材料を運搬するのに余分に費用がかかります。(小運搬といいます) その分、建築費用が上がりますので、そんなことも考慮して土地を選ぶといいですね。

 

こんな家、建ててみたいです。

なんてことない小さな家ですが、安定感があるのですね。

多分、大工さんがちゃっちゃと造った家でしょうが、高さの感じや何気なくついた庇、窓の位置などなんかいいのです。また、アプローチや母屋との絶妙な関係もいいですね。

全ては偶然だと思いますが、私たち建築屋はこの手の家からも結構刺激されるのです。

 

さて、安八モデルハウスの様子です。

部屋の中に足場を組んで珪藻土塗りをしています。

塗ったばかりは、このようにムラになっていますが、乾くと良い色になるのです。

もうちょっとしたら完成です。ご興味のある方はぜひお出でください。

ご予約はホームページよりおねがいします。  タマゴグミ安八モデルハウス見学

 

昨日さとこさんより

「ごめんね~ ネコが早速壁に傷をつけたわよ~」

とにこやかに報告がありました。

 もう、どうにでもしやがれ です。(この珪藻土は簡単に補修が出来るのも売りです)

 

 

 

 

 


畳10枚の部屋で世界を相手に

2015-02-18 | 日記

今日はちょっとまじめな話かも・・・

昨日の夜にうかがった場所です。岐阜の田舎(失礼かも)の上石津にあるMusicaという会社です。

凄いこだわりのアンプを作っていてます。チェコの真空管などを使い、自社で抵抗や真空管などの組み合わせを試し、一つ一つ手作りで組み立てて確認をしてから出荷するこだわりよう、そんなこだわりが認められ 日本は当然のこと世界30カ国での取引があるそうです。

 

2時間ほど、眞壁社長にいろいろな音楽を良い環境で聞かせていただきました。

伺うとき音にこだわっている会社だからなんか聞いたことの無いような音楽が流れていて、「きみは~どんな音楽を聴くの?」なんて聞かれるんだろうなと思い、そんなときには

「はい。マイルスを少し」

なんて言えるようにと、行きがけにCDショップへ。実は、私CD一枚も持っていないのです・・・

うかがって拍子抜けしました。かかっていたのはカーペンターズ。その後ディスコの話になり、じゃあとマドンナとか、挙句には傷だらけの天使のテーマとか。(って、知らないですよね若い人は)

こんなかっこいい曲も教えていただきました。よろしければどうぞ  Pentatonix

「音楽は聴きたいものを聞けばいいんですよ。」

確かにそうです。

 

世界を相手にしている会社ですのでさぞ立派な工場があるんだろうと思って、「工場はどこにあるのですか?」と伺うと。

「ここですよ。」

「えっ、ここはリスニングルームじゃないの?」

いえいえ、ここで開発し、情報発信して、組み立てて出しているんです。

私ははじめてみました。たった10帖のグローバル工場。

うちにも、musicaさんのアンプが一台あるのですが、ここで作られたかと思うとなんか愛着がわくのですね。

 

音楽を聴きながらふと、「やっぱ真空管はいいですよね。」と社長に言うと

真空管なんてどうだっていいんですよ。僕の納得する音を作るためにはたまたまチェコの真空管だったというだけです。納得できる音が出れば真空管じゃなくてもいいんです。

 

ああ、これって建築でもおんなじなんですね。

うちは自然素材を多用した家を造っていますが、自然素材を使っているのは、たまたま経年変化が美しくて、さわり心地が良くて、静電気がおきにくく、価格もお手ごろという材料がたまたま自然素材だったというだけです。

もし、その機能が新建材にあったら使用すると思います。

素材にこだわるのではなく機能にこだわるのですから。

 

musicaさんの企業秘密の写真を

といいながら、見せても全く構わないそうですが・・・・

日夜こうやって抵抗や真空管やらを組み合わせて、良い音になる製品を研究しているようです。今のテーマはスペースシャトルにも使われる1万円の抵抗と数円で売っている抵抗の違いだそうです。 

「実は、あまり変わりが無いのです。だった安いほうがいいですよね。」

 

これも家造りに似ているんですね。

材料を 機能や役割に絞って選択すれば建築でも安くてよいものがあるのです。

ただそこに、ステイタスや見た目が入ると一気に価格が跳ね上がります。

 

「そっか~こうやって研究しながら製品を作っているのですね。で、社員みんなで音を聞いて、決めていくのですね」

といったら

「いえ、音を決めるのは私です。」

 

そうそう、そうなんです。

タマゴグミもたまにお客様に「だめです、やりません。」とか「それはご希望でも採用しません」ということがあります。

それは、構造的に無理とか予算的に無理 ということもありますが、大きくは それを採用すると「タマゴグミ」じゃなくなっちゃうからです。

タマゴグミじゃないということになると、うちを選んで頂いたお客様の期待を裏切ることになるからです。

 

前置きがむちゃくちゃ長くなりました。

なんで、眞壁社長を訪ねたかというと、

タマゴグミのウェアハウスでレコードコンサートをやって頂戴

という無茶振りのためです。

結果、気候が良くなった5月のはじめ頃に、やっていただくことになりました。(多分・・・)

日程が決まり次第告知しますので、ご興味のある方はお出でくださいませ。

お問い合わせはHPよりお願いします。

 

さてさて、現場の様子ですが、

羽島の家は基礎工事にかかっています。 (写真忘れました・・)

 

養老の家は

ソトン壁の下地が終わりました。 うん、このままでもけっこういいな~なんて思いますが。

 

そして、揖斐川の家では天井を貼っています。

今回はシナ合板の目透かし貼り。 あえて梁とかを見せていません。その理由は・・・完成してからのお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 


今日はタマゴグミウェアハウス開放day

2015-02-14 | 日記

今日は土曜日、ウェアハウス開放dayでした。

今日も何とかきていただけてホッとしています。

棚を増やしたいとの事で、余っている材料を奥のほうから引っ張り出してご希望のサイズにカットして、もって行って貰いました。

で、先ほど完成したと写真をいただきました。

タマゴグミのホームオーナーさんは、残材であれば無償で差し上げています。また、ちょっとならカットもさせていただいています。

なーんて格好よく言っていますが、捨てるにもお金がかかるのです。もっていっていただけると助かるのです。

ただ、このように材質はバラバラ、よーく見るとちょっと汚れていたり・・・

 

けどホームセンターで買うと、これだけでも1000円くらいはしますものね。

お客様から「無償でいいのですか?」と聞かれたとき、「はい。」と答えていたのですが。実はちゃっかりと頂いていました。

小さなお嬢さんから

 


日曜日は勉強会です

2015-02-12 | 日記

今度の日曜日は、ウェアハウスで家造り勉強会です。

ご興味のある方はホームページを見てください。 そして興味がございましたら連絡ください。

連絡は電話058-372-2575 もしくは メール info@tamagogumi.com まで。  タマゴグミホームページ

 

最近 空き家について考える機会が多くなりました。というのも、岐阜の空き家ネットという団体の端っこのほうに入らせていただくことになったからです。

岐阜市の一角で調査した結果を見せてもらいました。凄いことになっています。独居老人や空き家だらけ・・・

これは何とかしなくちゃと新築を中心にやっている私でも思うレベルです。

 

アメリカでは中古流通が7割、新築は少しです。 日本でも今後中古流通が・・・と言われていますが、日本とアメリカの住宅に関する考え方は全く違います。空き家が増えてきたから今後は中古流通だ、、なんて簡単には行かないと予想します。

ただ、何かのキッカケがあれば動き出すはずです。

中古住宅を、壁紙を張り替えて、キッチンとお風呂を新しくして、外壁を新しいカラーサイディングにして

「はい、どうぞ」レベルのことでは、動かないと思います。

新築をやっている経験を生かし、新しい生活スタイルとともに提案、実現できる力をつけたいと考えています。

 

さてさて、そんな話をしながら

先日、去年完成したお宅へ行ってきました。 食器洗浄機を新しくつけたのですが、設備屋さんが取り付けミスをして頭を下げつつ設備屋さんと一緒に訪問です。

食器洗浄機の取り付けなおしは、設備屋さんに全部任せて、私はお客様と雑談やお子さんの様子を眺めていました。

チッチャイ子は無邪気でいいですね。 電気ア○マを掛け合ったり・・・ 今も昔も変わらないな~なんて見ていました。

写真はロフトの手前に作ったチョッとした場所です。 ここで兄弟二人が遊んでいました。

子供ってこういう場所が好きなんですね。

 

けど、子供のための洞穴とか特別に作ると、5年後には無用の場になってしまいます。そこで、物置として場所を作り、それを暫く子供たちが遊びに使うという感覚で作ればいいんじゃないかなと考えています。

もし、使っていない押入れがあったら扉を外してカラフルなじゅうたんを敷くだけでもいいのですね。

それだけで十分な居場所です。

 


モデルハウスを少々だけ改良中

2015-02-07 | 日記

モデルハウス、といっても私の家ですが 少々改良中です。

その前に、まずは現場の様子です。

はs

揖斐川の現場ですが、羊毛断熱材が入りました。メートルスパンで行っていますので断熱材の寸法がちょうど良い具合になります。ですので、いつものようによれが少なくピンと張っています。いい感じです。

 

地盤改良をしています。

エコジオ工法という砕石を使った工法です。

 

こんな感じで進んでいます。

 

さて、モデルハウスの改良は

珪藻土を塗っています。

梅雨時に効果が高いということは理屈で知っていますので、お勧めしてますが体験してみなければわかりません。そこで、まずはモデルで塗ってみて実感してみようと思っています。

また、ホームオーナーさんたちにもお勧めできるようにと通常より養生を簡略化、物をあまりのけないと実験をかねて塗っています。

4月末か5月頃に見学会を行ってみようと思っています。

 

 


ショールームの魚

2015-02-01 | 日記

今日の午後はお客様と一緒にショールームへ。ショールームへ行くのは久々でした。

そしてショールームに行くとやることはお客様に付き合いよいアドバイスを・・・・しなきゃいけないと思いながら必死でブログねたを探すのです。

で、今日はショールームの魚

今まで、卵焼き、ピラフ、おでん等のアイテムは見てきましたが、これはニューアイテムでした。

結構リアルですが、なんとなく 家内に「八時には帰るから、ご飯お願いね。」と言っておきながら11時に帰ったとき、食卓にのっている焼き魚みたいで残念です。

何が足りないかというと、多分油のテカリ感ですね。また、こげたところからちょっと身がでているとさらにいいかもしれません。

出来ればこれくらいのクオリティーがほしかった。 焼き魚

 

と、関係ない話はここまでとして、現場の様子です。

揖斐の現場に看板をつけました。

やっぱり周りの家と比べて低い。 足場を外すともっとわかるのですが、きっと落ち着きのある外観になるはずです。

 

最近は、タマゴグミで契約いただくお客様は完成見学会に来ていただいているのでタマゴグミの天井高さなどはご理解いただいていますが、この高さを最初に提案するときは、本当に怖かったです。

初期の頃に建てさせて頂いた20坪ちょっとの家の1階の階高は2メートル50センチ。和室の天井高さは2メートルほどでした。

今は事務所に天井高2メートルの部屋があるので体験していただき普通にご提案していますが、そのときは、事務所でダンボールで天井を作ったり、雑誌を床に敷並べ擬似で2メートルの天井高さをつくったりして、「どうですか?いいですか?」と聞きながらやっていました。

この高さ、形が可能になったのも、今までのお客様方のご理解のお陰です。

 

天井は高いだけが良いわけではありません。用途と部屋の大きさなどを加味してメリハリが大切なのですね。

 

昨日は、羽島で地鎮祭でした。

寒い中小さなお子様にもがんばっていただき、無事に地鎮祭を終えました。

今月中ごろから本格的に工事開始です。

 

今年は前半に工事が多く、後半は・・・・まあ、遊ぼうかな。。