今は夕方7時過ぎ、何事もなく通り過ぎてくれよと、台風に耳打ちしたいと思っているいてです。
今日は昼から台風養生です。ブルーシートを厚手のものに変えて、さらに釘で打ちつけたり、周りのものを片付けたり・・・
そのついでに今日は制度チェックをしてきました。
主に行ってきたのは、柱の傾きチェックと床レベルチェックです。
この段階で行うのは検査ではありません。検査は建て方のときに行っています。この段階でもし狂っていたとしても直すことは難しいです。
水平を見る機械です。赤い彗星みたいでしょ。残念ながら飛びはしません。けど目は赤く光ります。そしてレーザー光線を出します。
縦にもレーザー光線を出します。上から下まで赤い線が見えますか? これ垂直の線です。見事にまっすぐ柱が立っています。
この機械で大体あたりをつけておいてさらに下げ振りという機械で調べます。
これが調査の様子です。
重い錘をぶら下げて柱から糸の間の寸法を測ります。先ほどのレーザーも正確ですが、この方法はもっと正確です。
検査機器の一部がニヤケているのが残念ですが。
調査の結果、柱2本だけ1000分の1の倒れで、あとはまっすぐ。優秀な成果だと感じました。
この精度は、プレカットというコンピュータで機械を制御して木を刻んでいる成果が大きいですが、木を選定する業者さん、乾燥させる業者さん、そして建て方を行う大工さんの技術の結晶です。(うん、カッコいいじゃん)そしてそして、私の祈りの結果です(あまり効果なさそうですが)
ちょっと風と雨が強くなってきたみたいです。
何事もなく通り過ぎてくれることを願っています。
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