まずは個人的連絡です。
今日お問い合わせのお電話いただいた方へ。
タマゴグミはログハウスは出来ますか?という質問を頂いたので、うちはログハウスは出来ません。ビックフットさんが得意とされていますよ。とご紹介しましたが、訂正です。
今はビックフットさんじゃなくてBessさんといいます。ログハウスの超大手です。私、古い人間なので昔の会社名でご紹介してしまいました・・
さてさて、今日はお客様とお打ち合わせのあと、大垣の施工中の現場へ。足場が外れたのでウキウキと外観のチェックに。
現場に着くと、あれっ?大工さんがいない。
チョットしたらお客様のお父様とドライブから帰ってきました。なんか、大工さんの面倒まで見ていただいて申し訳ないです。。
外観はこんな感じで仕上がっています。
3メートル近く張り出した1階の軒が結構感じよいです。
そして中は
ボード工事を行っています。
ついつい天井の写真ばかり撮ってしまっています。
大工さんから「これ、一本づつ抜けるんじゃない?」といわれましたが、確かに構造的には半分の材料で十分です。
しかし、意匠的には(見ためですね)この数が必要と考え入れています。
設計事務所に勤めているときに、店舗の設計監理担当を行っていました。外壁にシャモットタイルという材料で仕上げました。
所長と外壁について打ち合わせしたときに、私がタイル割り(タイルをどのように貼るか書いてある図面)を見せました。そしたら所長が
「ダメだ! 目地は8ミリだ。10ミリは大きすぎる。もし10ミリではったら全部はりなおしさせるぞ!」
といわれたことがあります。
たった2ミリだから計算しやすい10ミリでいいじゃないか。とそのときは正直思いました。
そしてタイルが張りあがったとき外観を見て・・・(通常ここで ウンやはり8ミリで正解だった、美しい。と書くのが普通ですが・・) やっぱり8ミリの意味が解りませんでした。第一10ミリと8ミリを比べることが出来ませんので。
けど、今でもあの所長の言葉は鮮明に覚えています。
10ミリでもなく6ミリでもなく 8ミリ。
その寸法には確固たる信念がある。それが材料を生かそうとする執念かなと感じて、居間も時々思い出しています。
そして今日の夕方は
島田と共に墨俣一夜城近くにお花見へ。年に数日だけの風景です。なんか潔くていいですね。
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