岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

瑞穂で地鎮祭を行いました

2011-06-21 | 日記

瑞穂市内で地鎮祭を行いました。

仏式の地鎮祭は久々です。神式の地鎮祭が抑揚のある渓流のような感じとしたら、仏式はさらさらと大河の流れのような感じです。

 

地鎮祭を行うと、いよいよ始まるという気になりすごく重い気分になります。

今までいろいろ検討して決めてきた間取りや仕様ですが、本当によいか、本当によいかと自問自答を繰り返すようになります。 数千万円のお金を預かり、物を作り上げるプレッシャーは結構ド~ンとのしかかってきます。

 

これから、8月まで、あと3回地鎮祭を行います。

 

 

そして、今日は今後プレゼンさせて頂く土地を2箇所見てきました。

以前にも書いたと思いますが、土地を見るときは、その場に立って、春・夏・秋・冬 雨の日 風の日 晴れの日 雪の日 朝・昼・夜 を頭の中に思い浮かべてグルグルと土地の中を歩き回ります。

そして、土地から考えられる家の形 屋根の形状などを思い浮かべます。

 

そのとき私の癖として、どうしても手が動いちゃうんですね。

「屋根がこうきて、壁でこう仕切って、ここで視線をド~ンととめて・・・」

そのたびに手が屋根の勾配のように動いたり、パントマイムのように壁を作ってみたり・・・

たぶん、外から見ていると変な人です。きっといつか、「すみませんおまわりさん。空き地で変なおっさんが踊っているんですけど。」と通報されることでしょう。

 

「土地調査中」というプラカードを首から下げようかな。(もっと怪しいか)

 

土地を探している方にアドバイスです。

購入しようかなと思った土地が見つかったら、できる限り足を運んでください。

そのとき、無理に家の形を想像してみたり、車の置き場を考えたりなんて必要ありません。それは我々設計屋の仕事です。

それよりも、土地に立ってみて感覚的に「なんとなくいいな~ 」とか「なんかちょっと気なるな」ということを感じてほしいのです。

 

人の感覚はすごく鋭いのです。


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