今日は、可児で基礎コンクリートうち。いつも同じ写真で、数少ない読者の方も飽きるかと思いなんかいい写真は取れないかなと思ったら・・・・凄いぞ生コン屋さん。まず写真を見てください。
ねっ、凄いでしょ!
えっ?何が凄いの Hが?55のぞろ目が???
いえいえ、「加水禁止車両」ですよ。 と 言われても「はあ~~ナ~二が凄いの」と思いますよね。
チョッとプロだと言うことひけらかしちゃいますか。
生コンは、水とセメントの比率が大切です。これで強度が決まっているといっても過言でありません。ですので、生コンを工場でませて作ってからは絶対に水を混ぜたりしては駄目なんです。
けど、生コンは粘度があるのです。ネバネバしているんですね。強度が高くなればなるほど粘りは強くなる傾向があります。また、時間がたつと固まってきますので、流れにくくなるのです。
そんな時、昔は「飲ませる」ということを通例みたいにやっていました。要は水を混ぜて流れやすくするのです。
この車、それが出来なくなっているのです。当たり前と言えば当たり前なのですが、製造側がちゃんと仕組みとして防ごうと言うのが凄いと感じたのです。
ついでに
これが生コンの伝票です。
管理者としてぱっと確認する数値が、24 18 25 です。
24は24N/ミリ平米の意味で、強度をあらわします。18はスランプといって、作業性を表します。数値が少ないと強度は上がりますが、作業性が悪くなります。数値が多いと逆です。建築では18が多いですね。(けどスランプといったらDr とつけたくなるのは・・・40代の証拠ですかね)25は骨材、単純に言うと、生コンの中の石の大きさでです。建築の場合は鉄筋の量が多いので25ミリが多いです。
コンクリートの指定は、この3つを指定して注文します。(高層ビルなどの現場はもっと細かいですよ。塩分率や流動化剤の指定、骨材の含水率なども指定したりチェックします。住宅の場合は、JIS工場で作っていることで、それら管理が出来ていると私は判断しています。)
そして次に確認するのが、上の時間です。着時間よりも発時間をみて、今の時刻を見ます。90分以内にコンクリートを打ち終わるの事が決められています。
いかがでしたでしょうか?面白かったですか?? 面白くないですよね。
そんな面白くない話をした私は昨日は
はい、基礎に掃除機をかけています。案外きれい好き・・・じゃなくて、今度建て方をする現場の土台を伏せていましたので、1階床の合板を貼る前に、基礎の水をすべて取り除いていました。
尚、掃除機はそれようの掃除機ですので、家庭用の掃除機ではこんなことはしないで下さいね。 って、やんないですよね。
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