夏のエアコンの使い方は
はい、冷房にしてスイッチオン。 なんて誰でも知っていますよ。
今日は、タマゴグミのある特定のお客様のみへのブログです。「床下エアコン設置のお宅向け」です。
さてその前に
羽島の家の様子です。
いいわ~ まだ下のほうがごちゃごちゃしていますので、カットしましたが、良い感じだと思います。
このお宅は雨の日なんかもいいんです。 深い軒の下の濡れ縁で、ボーっと雨を見る。なんて贅沢!と思います。
うち(モデルハウス)も、いつか2階の木製デッキを取り除き、こんな感じの軒をつけてやろうとひそかにたくらんでいます。
岐阜の家です
指、邪魔!! 何でいつも指が写るかな?
ということで、鉄筋組みが終了し、今日は型枠を組んでいます。くどいほどいいますが、タマゴグミは一体打ち基礎ですので、基礎は一発で打ちます。
部屋内の間仕切りがタマゴグミの場合結構少ないです。それは、鉄筋とコンクリートをケチっている・・・じゃありませんよ。
スケルトンインフィルの考えのもと、内部の主要構造柱は極力減らしています。そうすることで、将来的に自由に間取り変更が出来ます。
このようにするためには、間取りを考えるスタート時点から木組みを意識して行わなくてはいけません。
近々に、スケルトンインフィルと間取りについてなんていう勉強会でもやってみようかと思います。
床下点検、続行中です。今日ももぐってきました。
遠くに見えるのはエアコン。 お客様の好意でエアコンをつけてもらっています。だから床下が涼しくて快適に検査です。
今後も床下エアコン採用の家をどんどん増やします。それは、検査時に私が楽だから。 快適な家になるからです。
検査終了後の休憩のときにお庭をパチリ。
なんか良い感じになってきています。
で、養老の家では
荏油塗りです。
この手法を編み出してから(昔からあるって)作業が凄くスピーディ。 床だけなら、2人で1日かからずぬれてしまいます。
写真は私が塗っている様子です。 設計から荏油塗りまで、何でもやる一応一級建築士です。
さて、本題です。
床下エアコンですが、夏場は効果ありません。冷気は重いので、下に落ちてしまいます。また、家庭用エアコンの風量では床の吹き出し口から「おお涼しい」という感じに出てくるまでは行かないのです。(チョロチョロっと出てくるのは確認済みです)
確かにコンクリート面を出してそこに冷気を溜め込んでとか、補助の空調を放り込んで強制的に噴出すという手もあるでしょう。けどそれは今のところ費用対効果がよくないので採用はしません。
また、夏に床下エアコンをつけたり消したりすると、床下や壁内結露(逆転結露)の恐れがあります。
もし、夏にエアコンをつけっぱなしにしていただけるのであれば、2階のエアコンをつけ 2階から冷気をソヨソヨと落とすことをお勧めします。
理想形はロフトにエアコンをつけることです。
タマゴグミでは、ゼロエネ住宅にて採用実績がありますが、お客様に聞いたところ、効果があるようです。(とはいっても一台で家が全て涼しくなるというわけではありませんので)
今日はここまでです。
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