銀幕大帝α

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ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン

2012年02月20日 22時14分42秒 | アニメ(国内)
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN/05年/日本/97分/ファンタジー・アクション・アドベンチャー/オリジナルビデオ
ディレクター:野村哲也

声の出演:
櫻井孝宏…クラウド
森川智之…セフィロス
伊藤歩…ティファ
小林正寛…バレット
鈴木省吾…ヴィンセント
森久保祥太郎…カダージュ
<ストーリー>
セフィロスによる大破壊から立ち直りつつあった魔晄都市「ミッドガル」に、再び謎の厄災が襲い掛かる。「星痕症候群」と呼ばれる病が、人々を死へと至らしめていき…。
<感想>
シリーズの中でも爆発的なヒットとなったゲーム「ファイナルファンタジーVII」。
今観ればキャラCGとか酷いもんだけど、ストーリーが良かったよな。
必死で育てたエアリスが途中で死んじゃって
「なんでやねん!」
と違う意味で涙したよ。
もしや途中でマテリアの力で生き返るとか?
そんな淡い期待も見事に粉砕されちゃったしね。
でも、うん。
あれは傑作だった。
とは言え私的に一番好きなのは「ファイナルファンタジーⅩ」なんだけどね。
Xは本当の意味で泣けるゲームやった。

さて、このフルCGアニメは随分前にセルDVDとして販売されたものを今頃になってレンタル化したもの。
なので私は一度、初回発売日に購入した友達と一緒に観てます。
当時は「すげぇ映像やな!!」と驚愕したもんだが、今観ると

やっぱすげぇ!!

映像が半端無く綺麗過ぎる。
もう7年前の作品やのに、今観ても凄いと思えるって事はクオリティの高さが限界値超えている証拠なんやろね。

その美麗な映像に被さるかのように繰り広げられる圧巻のアクションシーン。
動きにスムーズさがあるのは一目瞭然だが、激しく燃えさせる、画面に釘付けにさせる辺りは演出面の上手さがほとばしっている証し。
その気持ちの高ぶりは対セフィロス戦で頂点に達する。

ラストに出てくるエアリスの姿も含め、なんかね、感動しちゃったよ私。

はっきり言って「ファイナルファンタジーVII」をプレイしていない人には何のこっちゃなアニメだけれど、プレイした人にとっては間違いなく面白いと思える作品。
97分の尺の中にVIIのキャラがわんさか出てきて、その誰もがきっちり意味のある仕事をしている所も嬉しい限り。

溜息・興奮・感動

珠玉の傑作。

今作の美女図鑑

随分大人っぽくなったティファ。
スタイル抜群、戦闘能力も抜群、胸ポチ最高。

おてんば娘ユフィ。
出番こそ少ないものの美少女っぷりは健在。

VIIの悲しきヒロイン、エアリス。
ケアルを使うだけあって人々に癒しを齎してくれる女神さま。

オフィシャル・サイト

評価:★★★★
12/02/20DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-02-08
メーカー:株式会社スクウェア・エニックス
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探偵はBARにいる

2012年02月19日 14時11分29秒 | 邦画サスペンス
11年/日本/125分/犯罪ミステリー・サスペンス/PG12/劇場公開
監督:橋本一
原作:東直己『バーにかかってきた電話』

出演:
大泉洋…探偵<俺>
過去出演作:『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
松田龍平…高田
過去出演作:『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
小雪…沙織
過去出演作:『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
西田敏行…霧島敏夫
過去出演作:『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
田口トモロヲ…松尾
過去出演作:『GANTZ: PERFECT ANSWER』
波岡一喜…佐山
過去出演作:『ヘルドライバー』
有薗芳記…田口幸平
過去出演作:『七人の弔(とむらい)』
竹下景子…近藤百合子
過去出演作:『借りぐらしのアリエッティ』
石橋蓮司…岩淵恭輔
過去出演作:『忍たま乱太郎』
松重豊…相田
過去出演作:『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』
高嶋政伸…<俺>を拉致した男
過去出演作:『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』
吉高由里子…近藤恵
過去出演作:『婚前特急』
<ストーリー>
ススキノのBARを根城にする探偵の下に、ある夜「コンドウキョウコ」と名乗る女から奇妙な依頼の電話が舞い込む。依頼を引き受けた探偵は直後に命を狙われ…。
<感想>
雰囲気がダンディーだねぇ。

大泉洋、これはハマリ役でしょう。
凄くカッコいい。
喧嘩も強いんだか弱いんだか良く解らない所もユーモア感があって面白い。
でもってかなり助平で飲兵衛。
それでもやる時はやる。
けど、それ以外の時はどうしようもない位だらしない。
このギャップの差があって<俺>という男の魅力が引き出されているように思える。

相棒の高田もキャラとしては良い。
腕っ節だけは一人前だが、肝心な時にラーメン食べるのが遅くて後の祭りだったり、寝ていて助けに来るのが遅れたり、愛車はポンコツだったりと、若干行動がヌケてはいる。

頭脳派の<俺>。
肉体派の高田。

この微妙に噛み合った凸凹コンビは作品を盛り上げる意味では面白いキャラ設定だ。

予想していた以上に結構ハードボイルドな作風で、PG12らしい激しい顔面殴打姿、流血シーンが随所に登場するし、お子チャマは駄目よ、なHなシーンもあったりする。

単なるオーソドッグスな探偵サスペンスでは無い所にも魅力を抱き、愛と憎しみにより壮絶な復讐劇へと突き進んでいく様には大人が楽しめる極上なエンタテイメント・ミステリーとして凄く好感も持てる。

依頼人となる電話の主が誰なのか。
その辺は「やっぱりな」という想いはしたが、それでも彼女なりの復讐計画に対する念の入り様と、後腐れの無い実行とけじめの付け方には舌を巻かされるものがあったし、切ない余韻だけはしっかり与えてくれました。

続編は既に決定済みとの事だが、個人的にはとても堪能出来た作品だったので、このクオリティを保ちながらどんどんシリーズ化していって欲しいものです。

残念ながら今作の吉高ちゃんは今回はお休み。
だって、写真のみの登場なんだもん。
チェッって物凄くガッカリしちゃったよ。

オフィシャル・サイト

関連作:
『探偵はBARにいる(2011)』(第1作)
『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013)』(第2作)
『探偵はBARにいる3(2017)』(第3作)

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2012-02-10
メーカー:テレビ朝日
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スマーフ

2012年02月18日 14時30分38秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
THE SMURFS/11年/米/102分/アドベンチャー・コメディ/劇場公開
監督:ラージャ・ゴスネル

出演:
◆ニール・パトリック・ハリス…パトリック
過去出演作:『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』
◆ジェイマ・メイズ…グレース
過去出演作:『モール★コップ』
◆ハンク・アザリア…ガーガメル
過去出演作:『ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ』
◆ソフィア・べルガラ…オディール
声の出演:
◆咲野俊介
◆日高のり子
◆山寺宏一
◆富田耕生
<ストーリー>
小さな青い妖精・スマーフたちは、ブルームーンを祝うお祭りの準備で大忙し。ところが、青いエキスを狙う魔法使い・ガーガメルに追われN.Y.に放り出されてしまう。
<感想>
誰でも本やグッズなどで一度は目にした事のある‘小さな青い妖精’。

誰でも?
わし、初めて知ったぞ!
簡単に誰でもとか書くな!

カワユスなぁスマーフ。
ただ、一々単語の語尾にスマーフを付けるな。
聞いていると何か腹立つ。
どういう意味だよ、スマーフって。

魔法使いガーガメルがおもろい。
正真正銘のアホ野郎。
地下から噴き出る水蒸気に入り込んで「ムハハハッ!!」とか。
笑っちまったがね(笑)。
その下僕となるペットの猫がまた愛らしい。
キャラの中では一番お茶目な演技をしてたんとちゃうかな。

これも実写とCGアニメを合成させた映画だけど、なんかその合成に違和感は感じる。
全体的に雑なんだわ。
パトリックがスマーフたちをハグするシーンなんて、無理やり感があり過ぎて残念極まりない。
大人目線で観ちゃうと、今回の合成は失敗だな。
言い方悪いけど、技術力不足。
下手糞。

それでも作品としては楽しいので、是非とも家族で子供を交えて鑑賞されたし。
結構声を出して笑えるシーンも多いので、出来れば日本語吹き替え版で観る事をお薦め。
山ちゃんのアドリブがかなり効いてます!

スマーフたちの紅一点スマーフェットが可愛いですぞ。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
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メーカー:角川書店
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燃えよ、マッハ拳!

2012年02月18日 13時38分28秒 | 亜細亜アクション
CHOY LEE FUT/11年/中国/92分/格闘技アクション/劇場未公開
監督:
◆トミー・ロー
◆サム・ウォン

出演:
◆ユン・ワー
過去出演作:『カンフーハッスル』
◆サモ・ハン・キンポー
過去出演作:『処刑剣 14 BLADES』
◆サミー・ハン
◆ケイン・コスギ
過去出演作:『ローグ アサシン』
<ストーリー>
父がオーナーを務めるカンフークラブを存続させるため、アメリカ資本のライバルクラブとのカンフーバトルに挑む息子たちの姿を描く。

<感想>
DVDパケをデザインした人、センス無さ過ぎだろ。
余りにもダサ過ぎて手に取った瞬間、吹きそうになったわ。

サモ・ハンと息子サミーが共演との事で話題になった・・・のか?
特にワイワイ騒がれなかったよな。
中国では芸能ニュース位にはなったんでしょうけど。

で、肝心のサミーですが、ジャッキーの息子よりかはカンフー出来ます。
アクションもイケます。
演技もOKです。

ところが!!
何故か主役のサミーよりも脇役のケイン・コスギの方がカッコ良いのですよ、奥さん!

別に日本代表だからとヨイショしている訳では御座いません。
あ、顔がカッコ良いとかじゃないっすよ。
演技も相変わらずだし。
役が日本人なのに、喋った日本語は「可愛いねぇ~」だけ。
チャラ男かっ。
しかも片言。

アクションですよ。
アクションが!カッコ良いんです。

後半、道場を賭けた3回戦バトルでのケインのカンフーがやけにキマッていて、他の2人の存在が薄くなる程の豪快且つダイナミックな動きに痺れちゃうのです。
流石ショー・コスギの血を引いているだけの事はあるわ。
アクションに無駄なく、完成されておる。
ケイン健在が再確認出来て妙に嬉しい。

サモ・ハンの血を受け継ぐサミー、もうちょい頑張れ!
倒しか方が微妙だったぞい。

カンフー・スター、サモ・ハンとユン・ワーとの長棒対決も必見。
やっぱすげぇわこの2人。

今作の美女図鑑。

サモ・ハン道場の買収を持ち掛けてきたライバル会社の役員。
サミーと恋仲になるも、チョイ悪男の現カレの間で揺れ動くお嬢様系美女。
最終的にはお約束の展開に。
強い男の方が好き!とサミーへ乗り換えに成功。
お2人さん、お似合いだぜ!

評価:★★★
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メーカー:彩プロ

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ゴーストライター

2012年02月17日 20時06分18秒 | 洋画サスペンス
THE GHOST WRITER/10年/仏・独・英/128分/ミステリー・サスペンス/劇場公開
監督:ロマン・ポランスキー
過去監督作:『ローズマリーの赤ちゃん』
製作:ロマン・ポランスキー
原作:ロバート・ハリス『ゴーストライター』
脚本:
◆ロバート・ハリス
◆ロマン・ポランスキー

出演:
◆ユアン・マクレガー…ゴースト
過去出演作:『ヤギと男と男と壁と』
◆ピアース・ブロスナン…アダム・ラング
過去出演作:『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
◆キム・キャトラル…アメリア・ブライ
◆オリヴィア・ウィリアムズ…ルース・ラング
過去出演作:『X-MEN:ファイナル ディシジョン』
◆トム・ウィルキンソン…ポール・エメット
過去出演作:『グリーン・ホーネット』
◆ティモシー・ハットン…シドニー・クロール
過去出演作:『実験室KR-13』
◆ジョン・バーンサル…リック・リカルデッリ
過去出演作:『ナイト ミュージアム2』
<ストーリー>
元イギリス首相のゴーストライターとして雇われた平凡な男が、国家機密に巻き込まれていく様を、巧みな演出と緊張感のある映像によって描く。
<感想>
よ~く考えたらロマン・ポランスキーの作品は『ローズマリーの赤ちゃん』『ナインス・ゲート』しか観てないや。
そんな私が言っちゃ駄目でしょうけど、至って平凡な、浮き沈みの無い内容に拍子抜けでした。

ミステリー作品なだけにもっと大掛かりな謎解きみたいなものがあるのかと、腰をドンと据えて観ていたんだけど、特に「おっ!」て思う様な、思わせる様な場面がなく、ふ~んともう~んとも思わず無言になっちゃう所からして、大して面白く感じなかったんだろうなぁ。

何の魅力も無い普通のゴーストが、止めときゃ良いのに探偵ごっこを始めちゃった事であれよあれよと言う間に驚愕の真実に辿り着く。
んで、最後にドヤ顔キメたら、呆気無く消されちゃって、真相はまたも闇の中。

これでおしまい。

だから?

あ、ごめん。
特に書く事が思い浮かばないから、レヴューもこれでおしまい。

幾ら映画好きでも向き・不向きな作品位はありますよ。

これ、ミステリー小説好きな父親にも今見せているから、後で感想聞いてみようっと。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

受賞履歴:2010年 第60回 ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞) ロマン・ポランスキー

評価:★★☆
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メーカー:日活
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