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日々の徒然日記、旅行記など

SHERLOCK2-1/シャーロック2-1 「A Scandal in Belgravia/ベルグレービアの醜聞~コメンタリー~」③

2012年11月23日 | SHERLOCK(BBC)
<解説者>
SV : Sue Vertue (スー・ヴァーチュ) ・・・ Producer
SM : Steven Moffat (スティーヴン・モファット) ・・・ Co-creator、Writer
MG : Mark Gatiss (マーク・ゲイティス) ・・・ Co-creator、Writer、Actor (Microft Holmes)
BC : Benedict Cumberbatch (ベネディクト・カンバーバッチ) ・・・ Actor (Sherlock Holmes)
LP : Lara Pulver (ララ・パルヴァー) ・・・ Actress (Irene Adler)


■翌日の朝、221B
BC : 新聞に病院改修の記事が。
MG : 実際はしてない。
BC : その話をしても?
MG : 第3話の話?ああ、いいとも。
BC : まだ第3話を見てない人は、この先を聴かないで。
MG : クライマックスの舞台は病院の屋上だ。それでここに改修の記事を入れた。セント・バーソロミューには無断でね。

シャーロックが読んでる新聞に書いてある「バーソロミュー病院」の改装記事。
私は全然気づいてなかったんだけど、ネットではこの記事の内容が第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」での
シャーロックの死の偽装に関係があると指摘している人も。ありえそう!


LP : スティーヴン。着信音の案はどこから?
MG : 彼が使ってる。
SM : 出会った後の2人の関係をどう描くか悩んだ。再会まで長い時間がかかるけど、その間はメールでつながる。
文字だけでなく、特徴ある音も入れないと考えた。221Bにあえぎ声が響くのが不似合で面白い。
LP : アフレコで何度もあえいだわ。
SV : NYのララに電話で指示を。
LP : ”さあ、あえいで”
SM : 女性同士でか。
LP : ”もっと長く、悩ましい感じに”
MG : テスト版はひどく苦しそうな声だった。
LP : 便秘みたいな?
SM : 殴られたみたいだった。
LP : ジョンの質問が面白い。
BC : 試写では音が小さく感じた。
LP : あの声?
MG : ウケてた。
SV : 観客の笑い声で聞こえない箇所もあったわ。
MG : 推理ゲームのボードも壁に。
SM : 詳細は次回。

ホントだ~。「バスカヴィルの犬」に出てくる「Cluedo (クルード)」のボードが暖炉の横に貼ってある。
この時期に2人で遊んで、ジョンに呆れられたんでしょうかね。(^^;


MG : ハドソン夫人に失礼な態度を取ったマイクロフトに、2人が噛みつく。
SM : 侵犯行為だ。
MG : 彼らにとって彼女は神聖だからね。
SM : ジョンにからかわれるシャーロックは10代の少年のようだ。女性に無関心なようでいて、着信音はあえぎ声。
涼しい顔をして…。スー、ベネディクトの髪の”レシピ”は何だっけ?
BC : オートミールと…、
SM : トマトだっけ?
SV : ええ、トマトソースよ。
LP : 色の話?
SV : 彼の髪が変色しないように。
SM : プールのせい?
BC : 僕は泳ぐのが好きでよく行くんだが、塩素で髪が変色しないようケチャップを塗れと言われた。
SV : ラップして一晩よ。
MG : だから皆、離れてる。
BC : ケチャップ臭い。

■クリスマス・パーティー
BC : ひどいな。弓の使い方も指の動きもメチャクチャだ。(バイオリンを弾くシーン)
MG : 演奏は別の人?
SM : 弾き方は学んだろ?
BC : 僕はミュートしたバイオリンを弾いてた。元の映像には僕の演奏も入ってる。
クリスマスの曲とか国家とか。弾けるのは3~4曲だけさ。
LP : とても上手だったわ。あなたは何でも得意だけど。
BC : もし次シーズンがあるなら、もっといろいろ覚えたいね。演奏シーンを増やしたい。
MG : 今回、君がバイオリンを鳴らした時も、すぐに何の曲か分かった。君の努力に皆、感心してたよ。
SV : ”鳴らした”じゃ失礼よ。
BC : 事実だ。ミュートされててよかった。子供に習わせる親は大変だね。
LP : ルイーズを見て。(モリーが現れるシーン)
SV : ルパートにも注目よ。
BC : 彼女をチェックしてる。いいね。
SV : 奥さんの浮気を指摘された直後に。
SM : 彼のコメディの才能を感じるね。
SV : いいわね、積極的で。
MG : 隅におけない。
BC : まったくだ。
SM : 僕らは皆、ルパートのファンさ。

レストレードが、ドレスアップしたモリーを見る時の表情が面白すぎるっ。
ジョンと同じく女好きの設定か!?


MG : ビリー・ワイルダーが監督した「シャーロック・ホームズの冒険」でも既設の移り変わりを描き、
物語にスケール感を与えてる。
ここではモリーが彼らの生活の一部になってることが分かる。ここでレストレードが彼女の気持ちを悟る。
LP : おかしいわ。
SM : 季節感を表現することで、物語にスケール感が出る。
ワイルダーの表現にならい、雪のベーカー街を映して時の流れを現した。物語に広がりが出る。
LP : ここのシャーロックは残酷ね。
BC : 彼は自分を貫きすぎて、いつでもことを荒立てる。クリスマスでも変わらない。
彼に対する好感度がガタ落ちするシーンだ。
LP : 本人以外は皆”マズい”と思ってる。
BC : 彼は真実を見抜けなかった。

アイリーンが自分に興味があるってコトは見抜いたのに、どうしてこんなに分かりやすいモリーのコトは見抜けないのよっ。
モリーが不憫すぎる~。・゜・(ノД`)・゜・。


MG : ジョンの”よせよ”がいい。ヒヤヒヤしてる。
BC : まさに”勘弁しろよ”という感じだろう。どんなに細かい点も見逃さず人々の秘密を暴く彼は、
一緒にいてさぞ疲れる相手だろうね。
これは彼なりの罪滅ぼしだ。(モリーにキス) マーティンの演技がいい。彼の謝罪に驚いてる。
いい脚本だ。この謝罪によって、またいつものトーンに戻れる。
MG : キスはスーの案?モリーへのキスさ。
SM : どうだったかな。確か最初から脚本にあった。
SV : そのはずよ。
SM : 彼とアイリーンは初対面のあと、しばらく会わない。脚本を書いてる間も迷ってた。いったいどう話を進めようかと。
MG : それで彼女を殺した。昨夜の試写で、モリー役のルーの魅力を実感した。多くの人に愛されてる。
LP : 皆、感情移入を。
SV : 彼女の恋を応援してるわ。
MG : 彼女が思い悩む様子は見る者の胸を打ち、共感を呼ぶ。
SM : モリーはレギュラー陣の中では、原作に出てこない唯一の人物だ。
そもそもはルーをパイロット版の小さな役に起用した際、あまりにいいので出番を増やした。
MG : セント・バーソロミュー病院のシーンだ。自慢げに恋人を紹介したのに、シャーロックは”ゲイだ”と。
後に彼がモリアーティだと判明する。

■アイリーンの死体を確認するシャーロック&マイクロフト
SM : おなじみの遺体安置所だ。
MG : シャーロック初登場の場所さ。
LP : 遺体役の女性が”あなたの体の代役よ”と挨拶を。”ありがとう”と言うしかなかった。
SM : ヌードシーンはやらずに?
LP : モリーの心のモヤモヤが伝わってくるわね。なぜ体を見て特定できたのか。
SV : ここは映像も演技も最高ね。(シャーロック&マイクロフトがタバコを吸うシーン)
MG : すばらしいシーンだ。
LP : 2人の横顔がステキ。
SM : 美しいね。
MG : 切手にしよう。
SM : 月並みなショットは、ただの1つもない。
SV : これはブリストルで撮った。
MG : ウェールズでは公共の建物内では禁煙だ。
BC : 最初のテイクはまだよかった。翌日、大事なシーンがあったのにニコチンのせいで不眠に。みんなタバコはよくないよ。
LP : このショットが好き。(泣いてる人達を2人が見るシーン)
MG : みんなで話し合った。ここは2人が兄弟として話しているシーンだ。いつものように他者を意識する必要はない。
LP : 素直な会話ね。
MG : とはいえ彼らは世間一般の兄弟とは違う。マイクロフトは彼に手を引くよう助言する。
BC : セリフの読み方、イマイチだ。
SM : どこだ?
BC : ”低タール”だ。
MG : 直しとこう。
BC : 手遅れだ。
MG : ここでライブで直す。
BC : 相談しよう。彼を心配する人間は大勢いる。温かみを感じるね。
MG : なのに彼は、帰宅すると靴下分類の話。
BC : シャーロックは長年己を貫いてきた。意識的に世間から自分を切り離して生きてる。
実際、優しくなったことで最後の決戦でも苦戦する。だから人づきあいを絶ち、孤独を選んでるんだ。そこに美学を感じるよ。
LP : ポールはあなたの脚本を忠実に映像化してる。もちろんそれだけでもすごいことだけど、ここまで芸術的な映像にできるなんて。
BC : いい女優だ。(ジョンの彼女ジャネットについて)
SM : 美人だね。確かに彼のような監督は初めてだ。
映像にしづらそうな場面を書いている時も、”彼なら何とかしてくれる”と安心できるんだ。
MG : 間違いない。

「大いなるゲーム」のコメンタリーでゲイティスさんが、ポールはテレビでの監督は初めてだって言ってたけど、
映像だけを見ても、ドラマと言うより完全に映画のレベルよね。


■221Bのシャーロック&ジョン
SM : このエピソードの下見用映像を見た時にも思った。こんな美しいドラマは初めてだと。
LP : このショットを低い位置で撮ってるのも正解ね。(221Bの外で雪が降っているシーン)
MG : 本当にそうだね。月並みなアングルを使ってないのは、もちろん気をてらってのことじゃない。そうじゃなくて…、
LP : 物語のためね。
MG : 見る者に美しさと新鮮さを感じさせる。独特のフレーミングだ。
SM : 物語の流れに沿った人物の見せ方も面白い。
シャーロックとジョンの初対面では、推理しているシャーロックにカメラが寄り、対するジョンはどんどん小さくなる。
ポールは実に優れたストーリーテラーだ。この美しいバイオリン曲は、デヴィッド・アーノルドが作った。(シャーロック作曲の曲)
MG : 編曲はマイケル・プライス。
SM : きれいな曲だ。
MG : 本当に。
SM : アイリーンのテーマさ。
MG : ”ララのテーマ”だ。
LP : 「ドクトル・ジバゴ」みたい。
MG : ”1895”も会場の笑いを誘った。
SM : 分からない人のために説明しよう。1895年は原作でシャーロックが最も活躍した年。
彼の”最良の年”と言われている。ジョンのブログのカウンターも、1895で止まったままだ。
MG : あの年は僕も大好きだ。
SM : 事件をたくさん解決したかい?
BC : 寒い冬だった。
SV : さっき雪のショットが出てきたけど、撮影は真夏の夜だったわ。
BC : マーティンのクリスマスっぽいセーターも、夏には暑すぎた。
SV : 住宅街で深夜撮影はNGだったから、日没後の2時間で撮った。
MG : 木々が茂ってた。
SM : 憎かったよ。
LP : ロンドンで暴動が起きた時期でもあった。
MG : パトロール隊員を見かけたね。
BC : 第2話でも夜の撮影が多かったが、夏なので暗い時間が短く苦労した。
前シーズンにスペイン料理店で撮影した時もそうだったね。太陽の光でなく闇を追い求めるはめに。
SV : 通勤途中の人々が、窓の外をコーヒー片手に歩いてた。

■アイリーンに呼び出されたジョン
BC : コマ撮りだ。(発電所に到着する車のシーン)
LP : 見事ね。
MG : 発電所は絵になるね。
BC : ポールにジャガーのCMの依頼が来る。彼にこないなら、僕がナレーションを。
SV : すばらしいロケ地ね。
BC : 美しい。

この発電所と、後に出てくる飛行場に車が乗り付けるシーンは、本当に車のCMみたいでカッコイイ!

SM : 昨夜、喝采を受けたシーンだ。
BC : 当然だ。演技も脚本もすばらしいよ。ジョンの愛を感じる。男の愛(マン・ラブ)だ。
MG : 略して”マブ”
BC : ここで感じるのは2人の絆とジョンの思いやりだ。互いにそんな話はしないが、ここで彼は友人をかばう。
これぞイギリス的な”ロマンス”だ。ひそやかで、繊細な配慮に満ちてる。
MG : まさに。
BC : これは、その好例だと思う。
LP : アイリーンとジョンが関係を築く場面でもある。
MG : 彼らは2人ともシャーロックに惹かれてる。
LP : ジョンの心配と愛情は本物ね。
BC : すごいショットだ。照明も美しい。(死んだはずのアイリーンが登場するシーン)
MG : テムズ川沿いのバタシー発電所だ。モンティ・パイソンの「人生狂騒曲」もここで。
LP : 「英国王のスピーチ」も。
BC : 「未来世紀ブラジル」は?
MG : 見事なデザインだ。
LP : 細部に至るまでね。
SV : 床は保護してあったので、撮影後は元通りに。
BC : 美しい寄木張りの床に、ずらりと並んだ古い機器類。
MG : それにハトも。
LP : たくさんいたわ。
BC : 不思議な機械もあったね。皆、安全帽を。
SM : かぶってる君の写真、大事にしてるよ。
BC : 僕もPCの壁紙に。
LP : ヘア担当者は、せっかくの髪型がつぶされて気の毒だったわ。
MG : 2時間かけて直した。ジョンの怒りは感動的だ。彼は友人のために怒ってる。からかわれた自分自身のためにも。
”カップルよ”というセリフは痛いところを突いてる。アイリーンは彼らのことを…、
SM : 一心同体だと。
MG : ああ、そう見なしてる。彼の怒りは当然だ。そこにまた例の着信音が響く。
LP : マーティンの演技にはあらゆる感情がこもってた。彼は天才俳優(ジーニアス・アクター)だわ。
MG : ”ジャクター”だ。2語をくっつけた。
LP : ”ゲイティス語録”ができるわ。
BC : ”マブ”とかね。
LP : 記録しなきゃ。
MG : シャーロックはここではオチをつけない。

■221Bに戻るシャーロック
LP : この日、あなたは私にオランウータンの記事を見せて、マーティンに似てると言ってた。
いえ、あれはどこかの部族だったわ。
SM : この話の収拾を。
LP : 記事の写真を私に見せ、ホビット役のマーティンに似てると。
BC : 記憶にないな。
LP : 本当よ。
BC : 何の写真だって?
LP : どこかの部族が踊ってる写真よ。
MG : 好きなシーンだ。(シャーロックが221Bのドアを開けるシーン)
BC : 確か仮面を着けてたような…。ごめん、まだ部族の話を。
MG : そろそろドラマの話に戻ろう。
SM : 最後のシャーロックの怒りに燃えたアップがいい。
MG : 彼の天才ぶりを改めて感じるね。
SM : 物語上も効果的だ。彼はこれまでに何度か弱みをさらした。
”本当に名探偵なのか?”と見る者は不安を覚える。ここで面目躍如さ。
ハドソン夫人に手を出すとは、敵も命知らずだ。
BC : 彼がハドソン夫人の危機を察知するシーンでは、通りでドリー撮影も行った。
通行人に気づかれ、路上に100人ぐらいの人だかりができてしまった。
大勢に見られてやりにくかったが、彼らも何のシーンか分からなかっただろう。
SV : スタッフも心配しながら見守ってた。
BC : 僕が360度回転する予定のショットは、撮影を断念することに。
でもそれもクリエイティブで臨機応変な現場ならではだ。楽しかった。

これだけヒットしたら撮影時はスグに人が集まってきちゃうだろうから、
シリーズを追うごとに外での撮影はネタバレしないよう気をつけるのが大変そうだね。


LP : このコートをどこで買えるのか、大勢から聞かれたわ。
SV : 作れば売れるのに。
BC : 今回は缶を回した。敵にとどめを。
SM : ナンバーは”XYL”(ジョンが車で221Bに戻ってきたシーン)
MG : でかでかと”男性器(KOX)”と掲げたナンバーもあった。
BC : ”立派”だったね。
MG : シャーロックが急いで書いた字は3歳児並みだね。(ドアの張り紙)
BC : どうも。書いたのは僕だ。
MG : 前シリーズで書いた字はきれいだ。
BC : ああ。だがシャーロックは多忙だからね。
MG : 昔と違って?
BC : 美しい書体を使うヒマはない。
SM : 他の情報を入れるため、脳から消去した。
BC : 残念ながらね。

「シリーズ1」でシャーロックの字が映るシーンなんてあったっけ?覚えがない。(^^;
そういえば先月発売された「The Casebook」には、登場人物手書きのポストイットがあるそうだけど、
その文字は実際のキャストが書いたのかな?


SM : 夫人が自由の身に。
MG : ここでの電話のセリフがたまらないね。(レストレードに電話するシーン)
CIA捜査官も気の毒に。俳優はトッド・ボイス。よくイギリスのアメリカ人を演じてる。
「ミス・マープル」の頃からまるで年を取ってない。
BC : 僕はデビュー直後、彼と共演した。「白い象のような山並み」の短編映画だった。
エマ・グリフィス・マリンやグレッグ・ワイズも出てた。原作はヘミングウェイだ。久々の再会だったのでうれしかった。
LP : さっきのシーンも好きよ。捜査官が窓から落ちる。
SV : ”私のごみバケツが”
MG : 名ゼリフだ。
SM : 任せとけ。
LP : 2人ともハンサムね。(シャーロック&レストレード)
MG : 楽しいドラマだな。
BC : 足を拭いて冷蔵庫を開けるのは、帰宅後の僕そのものだ。
SM : 冷蔵庫を開けるのは君の案だっけ?ハドソン夫人との親しい関係が端的に表れてる。まるで家族だ。
MG : 学校から帰った子が、カバンを置いて冷蔵庫をあさるのと同じだね。
BC : 依存と愛情で結ばれた関係だ。

初めて足をフミフミしてるシーンを見た時は、一瞬ナニをしてるか分からなかったなぁ。
なんで足踏みしてるの?って。(笑)


LP : ”国は滅びる”
SM : 試写でも拍手が。
BC : ウーナは人気者さ。
SV : 大量のワインね。(ジョンが持ってるグラスの中身)
BC : ウイスキーじゃないかな。
SM : 隠れた意味が。
SV : デュボネよ。
BC : もっと強い酒かと。
SM : ジョンは酔いたいんだ。毎晩、泥酔してるかも。
BC : 大みそかだからいいのさ。
MG : だから恋人の名前も忘れる。
BC : グラスの形、変わった?
SM : いや、いくらシャーロックでもそんな超能力はない。クリスマスカードは悩んだ。
BC : 弓を回した。
SM : 原作のシャーロックはクリスマスなど、まるで無縁だ。だからジョン宛のカードばかりが並んでる。
シャーロックにも母親から1通だけ届いてる設定を考えた。だがアップにするのも変なので断念したよ。
MG : いい映像だ。(アイリーンがシャーロックからのメールを見るシーン)
BC : コートも美しいね。
LP : セント・ポール大聖堂の近くで撮ったの。窓に映るようバスが通るのを待ってね。
SM : 実際は8月だ。
LP : 私はバスが近づいたら皆に大声で知らせる係だったわ。それで急いで撮影したの。

女優自ら「バス係」とは!都会ではやっぱり撮影も大変なんでしょうね。

④へ続く…。


BBC SHERLOCK INDEX
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