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日々の徒然日記、旅行記など

高野山 ~宿坊 恵光院②~

2016年08月15日 | 国内旅行
ふー、初日からかなり歩いたから疲れたなぁ。

でもまた夜に同じ「奥之院」を往復しなきゃいけないのでね。(^^;
それまではゆっくりして、体力を温存しておこう。



というワケで、さっき買った「笹巻あんぷ」をお供に休憩。
生麩がモチモチしてて、疲れた体に甘さが沁みる~。(笑)

ちなみに宿のお茶セットには、お土産にも買ったかさ國の「みろく石」がついてました。



「島津家」とゆかりがあるお寺なので、湯呑には島津家の家紋(十字に丸)が。
お寺内では他にも、お坊さんの袈裟などいろんな場所でこの紋を見かけました。



休憩の後は、夕方に瞑想があるのでその場所を確認しにいってみようかな。

お寺内は迷路みたいになっているので分かりにくいんだけど、
壁に案内が貼ってあるので(右上)、それを頼りに向かいます。



高野山に来てからよく見かけていた、切り絵の飾り。
奥之院でお詣りした場所なんかにもあったんだけど、これはいわゆる「しめ縄」の代わりなんだそう。

高野山では稲作ができず「しめ縄」を作ることができなかったので、切り絵で「干支」や「寿」などを作って代用とし、
それが今でも行われているとのコト。



こちらは「本堂」。
本尊は阿弥陀如来、弘法大師、不動明王がお祀りされています。



「本堂」をさらに奥に進むと、「阿字観道場」を発見。
おお~、広いっ!



場所を確認した後は、瞑想の時間まで部屋で「写経」。
「写経」は手を洗って口をゆすいで身を清め、南無大師遍照金剛 (なむだいしへんじょうこんごう) 」
と唱えてから行います。

裏側に逆さになったお経(右上)が書かれているので、うっすら写っている文字を
表側からなぞっていくだけなんだけど、普段文字を書かない&筆ペンを使わないので、
これがナカナカ難しいっ。 集中力がいりますな。(^^;

最後に自分の願いと住所、名前を書いて終了。
そのまま持って帰ってもいいし、チェックアウトの時にフロントに持っていくと、
お寺に納めてもらうこともできます。(←「奥之院」に納めてもらう場合は有料)



16時30分になり、「阿字観瞑想」を行うために「本堂」へ。
この宿坊には外国人も多く宿泊しているので、瞑想やナイトツアーは日本語と英語に分かれて行います。
チェックインの時に「日本人の方は本堂へどうぞ」と言われたので来てみたんだけど、
どうみても周りは外国人ばかり…。(^^;

「絶対違うよね?」と、もう一つの体験場所「阿字観道場」へ向かうと、
日本人ばかりだったので、やっぱりコッチだと確信。



日本人だけでも参加者は30人ほどいて、宿が静かだっただけにこんなに人がいたなんてビックリ。
「阿字観瞑想」は梵字の「阿」という文字を前にして密教式の坐禅を組み、瞑想を行います。
頭で余計なことを考えないように、目を完全に閉じるのではなく薄目を開けて行うのが難しい。(笑)

あとはゆっくりと腹式呼吸をしながら1から10まで数をかぞえ、それを15分ホド繰り返します。
自然の風が入って涼しいし、短い時間だったけどリラックスできました。



瞑想の後は部屋に戻り、しばらくすると夕食が運ばれてきました。
こういうトコロって大部屋で食べるんだと思ってたけど、個室まで運んでくれるんだ。

メニューはモチロン精進料理。
天ぷらや胡麻豆腐、ひじき、煮物、もずく、お漬物、そう麺、お吸い物、フルーツ等が並びます。
お味は思ってたよりしっかりしてて、普通に美味しかったです。

ただ、たくさん食べる人にはちょっとボリュームが少ないかも。
ご飯は1人2杯分ぐらいあったので、私はなんとか足りたけれど。(笑)



1時間ほど経った頃、係のお坊さんがやってきて
食事の引き下げと、お布団を敷いて帰って行きました。

なんとも至れり尽くせりで、ありがたや~。
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