大阪府豊中市 お酒と創作料理の『心響彩酒ごえん』 ブログ

和食とお酒を楽しみながらゆったりとくつろいで頂ける雰囲気のお店です。

シェル牡蠣(北海道 仙鳳趾産)

2019年09月10日 | 日記

岩牡蠣が終わりシェル牡蠣に移り変わってきました

  仙鳳趾 牡蠣


仙鳳趾(せんぽうし)は釧路町の東側、厚岸湾の端に位置します。

潮の流れが少しきつい為、そこで育った牡蠣の身はプリプリっとした

締まった牡蠣になります。

殻に対して身が大きいと評判で、強い甘味と濃厚でコクのある味わいが特徴です。



仙鳳趾の海は昆布が多数生息する地域なので、プランクトンなどの栄養も豊富。

さらに湾の陸側には森林があり、そこを通った地下水が海に流れ込む為、

陸のミネラルと海のミネラルが混ざり合った、牡蠣にとっては最適な海域となっています。

厚岸と同様に年間通して水温が低いことから一年中牡蠣が食べられます。



本当に美味しいようで好きな方はこの牡蠣の為にご来店下さる程です!

私自身牡蠣が苦手で食べられないのですが、召し上がってる方の

美味しそうな顔を見ると人生損してる心持になります。



牡蠣で一杯如何ですか?







ハタハタ

2019年09月07日 | 日記

お誕生日を明日に控えているのにパンクな料理長です。

 

パンクと言ってもラモーンズやセックスピストルズでなく

バイクのタイヤのパンクです。

 

朝からバタバタしてやることに追われて気づけばバイクがパンクしており

ホウホウの体で市場に着いたところ皆さまに大層、可愛りをされ

今日は大量のハタハタを押し売りお願いされたそうです。

 

誕生日を明日に控え、踏んだり蹴ったりですね。

 

 

しかし色艶よくて美味しそうなハタハタ・・・

ハタハタとは

    鰰、鱩、神魚、雷魚、神成魚、波太多雷魚、波多波多、斑斑、霹靂

体長20cmほどの小魚で日本海北部と西部に系群があり、また北海道にも系群がある。


それぞれ産卵期が違っているので、漁期が長い。


秋田県でとくに珍重されてきた魚。江戸時代から定置網、

地引き網、手繰り網などで秋田では大量に漁獲。干しか(肥料)などに加工されて、

北前船で西日本にも運ばれていた。

また男鹿半島、八森などでとった鮮魚は秋田県だけではなく、庄内地方(山形県)にも運ばれていたようだ。


近年では秋田県だけではなく、北海道、山陰、北陸などで漁が行われ、

関東などでも比較的廉価に手に入るようになっている。


鍋物に干ものに、魚醤(しょっつる)、飯ずし、なれずし、など

様々な加工品が作られ、秋田名物として有名。


旬は春、秋から冬。


北海道、東北日本海側、山陰で旬が違う。


鱗がない。皮は薄く破れやすい。骨は軟らかい。


白身で熱を通しても硬くならない。身離れがいい。



サタケウオという異名がある。

これは佐竹氏は代々常陸の名族であったが、関ヶ原の戦の後、

徳川家康によって秋田に国替えとなった。

それまで常陸でとれていたハタハタが佐竹氏を慕って秋田でとれるようになった。 


    以上、ぼうずこんにゃく様からの転載です。


ハタハタは本日塩焼きでお出ししておりますが

身離れが良く淡泊で上品な味わいで、それでいて白飯ともお酒とも合う

大変素晴らしいお魚です!


カマスの焼き食い一升飯と言いますが、私は焼きハタハタで

無限にご飯食べれそうです。


秋の夜長にひやおろしとハタハタ如何ですか?









秋の味覚

2019年09月06日 | 日記

春にオススメしていたお魚がメニューに入ると

秋なんだなあと思ったりします。

 

最近のラインナップはサヨリやマナガツオ、

ハマグリなど春にもオススメしたお魚と

 

おこぜや岩牡蠣など夏の名残もあり、

贅沢だな晩夏。としみじみ感じます。

 

今日のオススメはマナガツオです

マナガツオとは

「西にサケなし、東にマナガツオなし」などという俗諺がある。
要するにサケは東日本に多く、西日本ではほとんどとれない。
マナガツオは西日本に多く、東日本にはいない。
国内産超高級魚のひとつであるが、実は、関東などでは珍重しない。
例えば関西などではマナガツオの刺身は高級ではあっても認知度が高い。
それに対して、東日本では漬け魚の原料としてくらいの認識しかない。

「真似鰹」の意味、カツオのいない瀬戸内海などでカツオがとれないので、

初夏にとれる本種を「カツオに見立てた」ところから。

 

「真似鰹(まねがつお)」から転訛したもの。


「魚のなかでも特にうまいため/「真名魚」を「真な=親愛を表す語」で「真にうまいカツオ」の意味。


「真に菜にしてうまい魚」、「真菜が魚」からの転訛。

 

マナガツオは鰹の様な赤い身でなく(スズキ目マナガツオ科ですので)、

背は銀色ですが身は上品な白となっております。

 

是非是非味わいにおいでくださいませ!!

 

 

 

 


夏の終わりに…

2019年09月05日 | 日記

 

こんばんは。

暑くなったり雨が降ったり、不安定なお天気が続いていますね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 

ごえんは今日も元気に営業しております!

ひやおろしのお酒や夏のお野菜、またお魚は秋のものも始まっています。

季節の変わり目に美味しいものを良いトコどり!なんて、いかがでしょうか?

皆さまのご来店を心より、お待ちしております♪

 

 


ニューフェイス!秋の新酒

2019年09月04日 | 日記

暑かったり涼しくなったりで季節の変わり目、

この時期に食中毒や夏の疲れで

体がおかしくなることがある様で

皆さまどうぞお気を付けくださいませ!

 

さて、新しい日本酒を入荷しましたのでお知らせ致します。

 

AKABU 純米ひやおろし

蔵元 赤武酒造株式会社
蔵元所在地 岩手県盛岡市北飯岡1-8-60
アルコール分 15%
内容量 1800ml
原料米 岩手県産米
精米歩合 60%
火入 火入れ
日本酒度 非公開
酸度 非公開
酵母 岩手酵母

テーマは「癒しの食中酒」


食欲の秋、実りの秋、食事を美味しく召し上がる日本酒に

仕上げています。

★5つのキーワードにて究極の秋酒に挑戦しました。
1、ほのかな香りがある事。
2、秋の食材とのペアリングを考えた酸を感じる。
3、ドライな酒質とキレがある事。
4、ぬる燗で楽しめる事。
5、疲れた体を癒す優しい仕上げにする事。

 

 

龍神 純米大吟醸 ひやおろし

蔵元 龍神酒造株式会社
蔵元所在地 群馬県館林市西本町7-13
アルコール分 15%
内容量 1800ml
原料米 山田錦100%
精米歩合 39%
火入 生詰一回火入れ
日本酒度 +2.0
酸度 1.5

贅沢に山田錦を半分以上磨き、杜氏の技術で醸し出された

メロンを想わせる果実香に

高精白ならではの綺麗で透明感のある含みと口あたり。
ひやおろしならではの米の旨味に、キレの良い後口で杯が進みます。
秋の食材とともに合わせられる、穏やかな香味の純米大吟醸です。

 

楯野川 純米大吟醸 源流 冷卸

蔵元 楯の川酒造株式会社
蔵元所在地 山形県酒田市山楯字清水田27番地
アルコール分 16~17%
内容量 1800ml
原料米 山形県産美山錦100%
精米歩合 50%
火入 一回火入れ
日本酒度 -1
酸度 1.2~1.4
アミノ酸度 0.8
酵母 山形KA単体

ゆっくりと冷蔵熟成させたことにより、

まろやかな風味と奥ゆきのある味わいを醸し出しています。

「旨味」のある食材との相性が抜群で、秋刀魚や松茸など、

秋の味覚ともお楽しみいただけます。


最初は低い温度で、だんだん温度を上げながら

お飲みいただくと旨味の広がりをご堪能いただけます。