GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

高槻ジャズストリート2014

2014-05-03 17:51:08 | MUSIC/TV/MOVIE
今年も行ってきました、高槻JAZZ STREET
毎年ゴールデンウィークのこの時期に開催されるこのイベント、
今年でもう16回目。
多分それ以前にも自主イベントでやってた記憶がある。
あの頃はこんなビッグイベントじゃなく、ホントにストリートだった。

今も高槻市のあちこちの施設、お店でいろんなJAZZプレイヤーが演奏してる。
勿論どれも無料!
一部店舗で開催されてるものは、その店の飲食費はかかる事があるけどね。

毎回思うが人が多い。
二日間で毎年10万人近くが観にくるらしい。
高槻市の総人口が約36万人だから、3割の人が観にきてるってことか。
JAZZ好きな人がそんなに多いとは思えないんだが、とにかく多い。
各会場へ移動する際、メインストリートは歩くのも困難なくらい。

特に爺婆が結構な割合で来られてる。
朝早くからビールで出来上がってる老人チームも結構いる。
老夫婦が仲睦まじく観にきてるのは微笑ましい。
親子で来てる人も結構いる。
音楽を楽しむのはいい事だ。

ただ、ちょっと残念なのは若い人の参加が少ない気がする。
学生や20代の参加が少ないのは、やはりメインテーマがジャズだからかな。
まぁ彼ら彼女らは夏の音楽イベントに行けばいいか。
サマソニやフジロックフェスの方が若い奴らには合ってる。

こういった都市型音楽イベントが、もっとあちこちであったらいいな。
でもね、高槻ジャズストリートもそうだけど、
あんまりキッチリ企画しすぎると予定調和になるから気をつけないと。

もっと突発的に街角も有効に使おうよ。
JAZZは基本電源要らないんだしさ。
目指せバーボンストリート。


NHKで忌野清志郎追悼番組

2014-05-03 00:46:37 | MUSIC/TV/MOVIE
5月2日は忌野清志郎の命日。
もう5年も経ってしまったんだ。
月日の流れるのは早いな。

爆笑問題の太田がナビゲーターで命日の2日に清志郎追悼番組を放映してた。
しかもメインテーマは問題作「COVERS」。
やるなぁNHK。
発売1週間前に東芝が難癖つけて発売停止になった名盤、カバーズ。
当時は誰も気にしてなかった原発問題を、このアルバムで提起した。
東日本震災で浮き彫りになった原発の脆さをこの時既に懸念してた清志郎。
原発問題を絡めた内容をNHKが放映する時代が来たんだな。

爆笑問題の太田と清志郎。
以前にBROSで対談もしてる。
当時、太田が語った事に対し清志郎がクレーム入れた事で実現した対談。
太田が
「政治家に今そんなに影響力あるか?今、若者が政治に興味が無いのは平和な証拠」
とコラムを書いた。
それに対し清志郎は
「なんやかんや言っても最後に決めてんのは政治家。君がこんな事書くと若者が誤解する」
って。

どちらも論点の基本は一緒なんだけど、清志郎は影響力を気にした。
確かに今の時代、メディアで影響力のある人が「実はこうなんです」って語れば
深く考えない大衆は「あぁそんなんだ」って鵜呑みにしちゃうようになってしまった。
選挙があるたび「選挙投票率が下がった」なんて言ってるけど、これだって逆をかえせば
投票率の高い国は、政治家がすぐ暴走するから国民が必死になってるって事だもんね。
投票率が低いのは「誰がなっても一緒」=「それほど影響力無い」って安心してるって事だ。

それを逆手に取って政治家どもは好き放題。
原発は廃止どころか、再稼働に向けて着々と進んでる。
ジョンレノンと同じく、平和への願いを歌にして残して清志郎が逝って5年。
何も変わっていないこの国を見て、天国で笑ってるのだろうか。