GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

今日は皆既月食

2014-10-08 19:49:22 | Talk is Cheap
今日は皆既月食が見れる日。
日食ほどにはみんな騒がないのは、何故だろう。
太陽と違って、月は満月の時以外はどこか満ち欠けしてるからか?

久々に秋晴れで日本全国見えるみたいだから、たまには秋の夜長、夜空を楽しんで。

普通のデジカメで撮ってみました。



2014年ノーベル物理学賞を日本の3人の教授が受賞

2014-10-08 03:59:30 | Talk is Cheap
久々に明るい話題のニュース。
2014年のノーベル物理学賞を日本の3人の教授が受賞したらしい。
実用的な青色発光ダイオード(LED)を開発した功績らしい。
嬉しいね。やっぱり日本人が世界で認められるのって。
赤崎勇 名城大教授、天野浩 名古屋大教授、中村修二 米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の三人。
おめでとうございます。

記事読んだら、青色のLEDって開発かなり大変だったんだね。
出来た当時、開発者のものか会社のものかって、権利でちょっと揉めてた気がするけど、
こうやってノーベル賞がいただけるくらいだから、ケリはちゃんとついたんだろう。
でも、青色が出来たおかげで三原色全部揃ったから、商用的にも実用的にもバリエーションはかなり増えたんだろうね。
青色のLEDは今じゃ当たり前になったけど、そう考えると感謝。
携帯が青色に光ってるのを見ると、よりありがたみを感じるね。

でもね、2008年の小林・益川博士の受賞の時も思ったんだけど、もっと記事わかりやすく書いて欲しい。
小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献って未だによくわからない。
ノーベル賞受賞した途端記事にしなきゃいけないから、記者やライターもよくわかってないまま書かなきゃなのはわかるが、
頼むもっとわかりやすく説明してくれ。
まぁもっとも、俺ら凡人にはわからないような世界を研究されてる方に贈られる賞だから、
内容を一般人が理解しようとする方が無茶なのかも。
2012年受賞の山中教授のIPS細胞についても、未だよくわかってない。
学生時代、理科をはじめ物理も科学も常に赤点だった人間には、どうせ理解は出来ないからまぁいいが。

一応今回の受賞理由の記事があったから抜粋して掲載しておきます。
読みたい人はどうぞ。僕には全く解読が出来ませんでした。

光の波長が短い青色を実現するには、接合部の落差が大きく高いエネルギーを放出させる半導体が必要。
最初は炭化ケイ素系で青色LEDが開発されたが暗過ぎた。その為次はセレン化亜鉛系と窒化ガリウム系が候補とされた。
薄膜の単結晶を作るには、結晶構造が似た物質を基板とし、その上に原料ガスを吹き付けて成長させる。
窒化ガリウムは良い基板がなく、p型の作製も困難だったため、70年代後半にはセレン化亜鉛の研究開発が主流となった。
しかし、赤崎勇氏は窒化ガリウムの方が放出エネルギーが高く、結晶が安定していて優れていると考えて開発に着手した。
81年からは名古屋大で天野浩氏らと取り組み、85年にはサファイア基板上に緩衝層を低温で作ってから窒化ガリウムの結晶を成長させる方法を開発。
89年にはこの結晶にマグネシウムを加え、電子線を照射する方法でp型を作り、n型と接合して青色LEDを実現した。
中村修二氏も88年、日亜化学工業で青色LEDの開発を決意し米フロリダ州立大に留学して「有機金属化学気相成長法(MOCVD)」を習得。
ガスを基板の上と横から吹き付ける「ツーフローMOCVD」装置を開発し、窒化ガリウムの高品質結晶を作製。
マグネシウム添加結晶を熱処理してp型も作った。
さらに、窒化ガリウムにインジウムを加えた薄膜を発光層とする多重構造の結晶で高輝度の青色LEDを開発。
日亜化学工業は93年に世界初の製品化を発表した。

リライトしようにも何のこっちゃわからんので、どこを省けばいいのかわからんから、長い文のママになった。
わかる人はこれでわかるんだろうな。羨ましい。


ケンピと鰹

2014-10-08 02:47:52 | FOOD&DRINK
けんぴと言う名のお菓子をお客様からいただいた。
けんぴは高知県の郷土菓子の和菓子。
干菓子って言ったらいいのか、砂糖でコーティングした小麦粉をこねたものを焼いたモノと言えばいいのか。
作り方や製法はよく知らないが、とにかく甘くて堅い菓子。

チョコレート以外の甘いお菓子は、酒には合わないと思ってるが、このケンピは何故か合う。
砂糖をどんだけ入れたんだってくらい甘いし、何考えてこんだけ堅くしたんだ?って程硬い。
酒を飲むときは甘いのを食べるより、塩辛い方が好きだが、このケンピは酒のつまみになるから好き。
サツマイモで作る芋けんぴもその一種らしいんだが、芋けんぴはお茶の方が合うな。
ビールにもウィスキーにも合わん。焼酎なら合うのかもしれないが。

けんぴって名前のルーツが知りたくて調べたら、これが又よくわからん。当て字だらけ。
硬く干したようなお菓子だから「堅干」とか、
紀貫之が食べてこれを食べてれば健康で太ってしまうと言ったから「健肥」とか。
なんか曖昧なんでもっと調べてみたら、どうも朝鮮文化と繋がってるみたい。
秀吉の朝鮮出兵後は高知(土佐)にもかなりの朝鮮人が来てたみたい。
で、その人達が食べる犬の皮みたいに硬いからあてた「犬皮」がどうも本来の名前みたいだ。

犬を食べるって言うと「残酷」とか「なんで」とかすぐ言われそうだけど、
それは鯨に対して阿呆な事言ってるシーシェパードとかと変らない。
日本だって昔は食べてたし、今も東南アジアでは普通に喰う。
このお菓子を犬の皮に似てるって名前をつけた時点で、当時の日本人が犬の皮の味や食感を知ってたって事だろうしね。

実際、犬は一度しか食べた事が無いが、味もよく覚えていない。
食べた後に「実はそれ犬です」って言われたんだけど、「ふーん、そうなんだ」って感じの味。
特に「こりゃ美味い」とか「お替わり」って言う程の味でもなかったし、
一口食べて「ナンじゃこりゃ?」とか「ゲロまず」って吐き出す事も無い普通の味。
「なんてモノを食わせてくれたんだ」って激怒するような愛犬家でもないしね。
ウサギや羊とかと変らないな。美味しくもないが不味くもない。
この時はイナゴみたいなバッタも食べさせてもらったが、これも一緒の感想。
まぁ蛇だって、鳩だって、コウモリだって食べる文化の国があればその国の人はそれを食べる。
それを自国の文化に当てはめて、残酷だの野蛮だの言ってもしょうがない。それこそバカだ。
日本だって馬も食べりゃイルカを食べるとこもあるし、イナゴや蜂を佃煮にしてるところだってある。
海外の人から見りゃ、海苔を喰い、タコや烏賊を生で食べる日本人は異様だろう?

話は大分それたが、高知県と言えば鰹。今は戻り鰹の最終シーズン。初雄よりも脂ののってるこちらの方が好きかな。
鰹と言えばたたき。軽くあぶって従来のポン酢や生姜とかニンニクと一緒に醤油や酢をかけまわしたもの。
あぶった後冷水でさまさずそのまま塩を振って食べる塩たたき。
色々バリエーションがあって飽きない。しかもどれも美味いから困る。どうやって食べようか毎回悩むもの。
不思議なものでカツオとサンマだけはワサビが合わない。生姜はどちらにも合う。
サンマには大根おろしは合うが鰹には合わない。鰹は辛子やマヨネーズも合う。

で、今回は辛子で食べようと思って買って帰ったんだが、いざ焼いて切った所でカラシが無いのに気づいた。
おでんのシーズンには常備されてるが、この時期辛子は無いのを忘れてた。
冷蔵庫にディジョンのマスタードを発見。ソーセージとの相性は抜群のマスタードだ。
これで食べてみる。
・・・・・。
合わなくはないがちょっと無理があったな。何を食べてるのかよくわからんってのが本音。
仕切りなおして冷凍してあったニンニクのスライスと生姜を小鉢に入れ、酢少々と薄口醤油を混ぜて、ぶっかけて喰う。
やはりこちらが定番で美味い。

ふと思う。
こんな塩分と刺激物を取りすぎの鰹のたたきと、ケンピみたいな甘いものを食べてて健康は大丈夫なのか。
高知県民恐るべし。