GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

カール 関東での販売停止

2017-05-28 16:40:20 | FOOD&DRINK
カールが関東方面では販売停止になるんだとさ。
大阪では相変わらず売られるらしいから、いいけどね。

子供の頃から食べてたお菓子って、知らない間に消えたり、気付いたらバリエーションが多くなってたり。
カールもカレー味はいつの間にか限定販売になっていた。

子供の頃の人気のお菓子といえば、
1,サッポロポテト(バーベキュー味含)
2,チョコフレーク
3,タッチポン
かっぱえびせんとか、えび満月とか、カレーせんべいは定番ね。ベビスターラーメンもね。
アポロチョコとかコーヒービーンとかアーモンドグリコとかハイクラウンとかチョコボールとか、チョコレート菓子はいろいろあったな。パラソルチョコとかマーブルチョコ(メガネになるやつ)とか。ペロジューってのもあったね。

今品薄になってるポテトチップスは高校くらいの時に発売されたんじゃなかったかな。
糸井重里のキャッチコピー「100円でポテトチップスは買えますが・・・」って藤谷美和子が言うCMね。
チップスターとかも出てきた。西田敏行が5/8チップスの宣伝してたのを覚えてる。

でもさ、大人になってから東京方面行くと、結構大阪で定番のお菓子って向こうじゃローカルなのよね。
売ってなかったりするし、知られてなかってびっくり!

おにぎりせんべいを知らないのに驚き、
ぼんち揚げは「それって歌舞伎揚げだろ?」と言われ『それ、ペチモンやん』と言い返し
京えくぼは「なにそれ?」横綱あられも「なにそれ?」と言われ、挙句にはボンタンアメは知ってるのに都こんぶを知らないことに疑問を感じる。
全国区だと思ってたのが、実は関西ローカルだった時のショック。
大阪は東京から見りゃ地方都市の一つなのかと。たかだか400年の歴史しかないくせにと。

お菓子ではないが、おにぎりQを知らない時はさすがに「なんでやねん」って怒ってしまった。
コンビニでのおにぎり販売の先駆者、シノブフーズのおにぎりQ。今の簡単に海苔を装着できるパッケージの開発社だ。
当時は中のセロファンを左右に開いて自分で海苔を装着するシステム。海苔が結構破れてしまうのよね。
その後1で縦に裂き、2で左右に引っ張り、3で装着ってシステムになり、さらにその後フィルムを上に引っ張って簡単装着になった。
そのおにぎりQがコンビニで売っていない。
関東だからおむすびと書かないと売れなかったのか?
おむすびQ?なんか間抜け。

っていうより当時はコンビニも東京はセブンイレブン、大阪はローソン、名古屋はサークルKだった。
今でも山陰地方はポプラだったり、中部地方はタイムリーだったりするが、ローソンもファミマもセブンイレブンも全国にある。

宅急便も東京はフットワーク、大阪はクロネコヤマト、会社や企業は佐川、ローカルはゆうパックだった。

東京は濃口醤油で鰹節出汁、大阪は薄口醤油で昆布出汁。
おでんに大阪は牛スジを入れ、東京はちくわぶが入る。
白菜の漬物が主流の大阪に対し、大根の漬物が主流の東京。
桜餅が東京と大阪で違うように、いなり寿司も俵型と三角型で味付けも違う。

同じお揚げが入ったもので、東京にはきつねそばってわけわからんもんまである。おあげの入ったそばは大阪ではタヌキだ。東京でタヌキは天かす入りの蕎麦や饂飩だ。
讃岐うどんでさえ、今はどこでも食えるが、これだけは未だに統一されていない。ちなみに京都や奈良のタヌキはあんかけだったりする。

世界的にみりゃピザとピッツァのように、イタリア本家の薄型なのか、アメリカで進化したボリューム満点型なのかってものもあるし、カレーのようにインド人もビックリ!とか、ナポリタンというイタリア人が不思議がったり、天津飯といった中国人が知らない商品もある。
それでもこの狭い日本で、しかもネットでワンクリックすりゃご当地名産品が買えるこの時代に、カールが販売停止に追い込まれるような流通や消費の違いがあるとはビックリだ。

カールのチーズ味。
匂いに好き嫌いが分かれるこの商品。
東京人は食いたくなったら大阪の知り合いに連絡して送ってもらってくれ。

特に受験生のいる家庭はこれから困るかな。
毎年「ウ・カール(受かる」というベタな商品を出してるからね。



きっと勝つ(キットカット)とか、ベタなダジャレ商品は他にもあるから、困らないか。