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バーボングラス片手のロックな毎日

しつこいようだが実写化が大流行り5 るろうに剣心

2019-05-01 02:51:25 | BOOK/COMICS
令和になったというのに、まだ平成から同じネタで書いてる。
でも、それくらい実写化ドラマがや映画が多いってことなんだ。許してくれ。誰に謝ってるのかわからんが。いや、そもそも俺が謝る必要など1mmもないのだが。

【るろうに剣心】
2020年に続編映画が公開されるらしい。しかも連続2作。
佐藤健主演で2012年に公開された大ヒット映画。原作は和月伸宏氏の漫画で、数少ない実写化成功映画の一つ。



青木崇高、吉川晃司、伊勢谷友介、綾野剛、香川照之、江口洋介など錚々たる役者が出演。蒼井優や土屋太鳳も出てる。こういった時代もの漫画の実写化は、下手すりゃ大コスプレ大会になってしまうのだけど、この映画は全然違和感なく、原作ファンとして全然OKだったな。超高速アクションシーン(剣術およびバトル)も素晴らしく、原作ファンも原作知らない人も楽しめる映画だ。


続編も2014年の8、9月と一月ずらして『京都大火編』『伝説の最期編』とつくられ、吉川晃司(1作目で死んだ)と香川照之(1作目で捕まった)とかの敵以外は1作目のメンバーがまた集結(綾野剛は敵だったので2,3は出てない)。キャストが同じだと誰がどの役を演じてるのかがわかりやすいのでありがたい。安心感もある。変わっちゃうと「これ誰?」ってまた考えなきゃいけなくなるし。

1作目と2作目(続編)でメンバー(キャスト)を変えちゃって失敗しちゃった例が【NANA】。矢沢あい氏のROCKな少女漫画【NANA】の実写映画版だが、かなり良かった。中島美嘉の演技はともかく、宮崎あおい、松田龍平、成宮寛貴、松山ケンイチなどが漫画の世界観を忠実に再現。レイラ役の伊藤由奈の劇中歌(ENDRESS STORY)はサブイボが出るくらい素晴らしかった。ロックを題材にした映画でここまで成功した例は少ないだろう(なぜか評論家みたいな上から目線)。



それなのに、翌年公開された【NANA2】では、宮崎あおい→市川由衣、松山ケンイチ→本郷奏多と変わってた。松田龍平も変わってた(役者の名は知らない)。こうなるともう原作と比べるとか以前に、1作目と比べてしまう。ゴジラやガメラなどじゃないんだからさ、主人公だけ同じでもねぇ。一番演技下手なのだけ残してどうする。特にハチ役の宮崎あおいの演技が良すぎたのに、続編には出てないってそれはないわぁ。




【るろうに剣心】映画版2,3はこの超豪華キャストを入れ替えず、さらに神木隆之介、滝藤賢一、福山雅治、そして藤原竜也まで登場しグレードアップ。続編はこうでなくっちゃねってスケールで作られてた。モチロン超高速アクションシーンも大満足の出来。

佐藤健と藤原竜也は実写ドラマや映画の常連ね。ここに小栗旬を入れたら実写化俳優3TOPだ。るろうに剣心も銀魂も原作漫画は集英社だから予算はたんまりあるのかもしれないね。

さて、映画版4『追憶編』,5『人誅編』のキャストどうなるのだろうか。佐藤健主演は変わらないはずだが、他のキャストが気になるなぁ。
でも、追憶編は映画1,2,3の前の話。剣心の十字傷の秘密(過去)を描いているのだが、1作目当時(2012年)の佐藤健は22歳で今は30歳だ。過去に遡って大丈夫か。まぁ風間俊介なんか現在35歳なのに、倉本聰ドラマ【やすらぎの刻〜道】で14歳の役をやってるからなぁ。

撮影は昨年11月からすでにしてるとのことだが、資料によると埼玉、栃木、静岡、滋賀、三重、奈良、京都、兵庫、広島、熊本と縦断ロケを敢行したそうだ。2020年TOKYO五輪の聖火リレー並みだな。

平成から令和に変わった日に、慶応から明治に変わった時代を描いた漫画の映画化話を書いてる。
なんか不思議な気持ちだ。






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