GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

今、広島を筆頭にご当地ものが熱い!

2016-06-24 04:11:44 | BOOK/COMICS
前回、嵐がCMをしてるキリン一番搾りご当地づくりのことを書いたが、今、ご当地ものがかなり熱い。
全国津々浦々、各都道府県それぞれアピールしてる。
ネットでのお取り寄せが気軽にできるようになったとか、ふるさと納税とかの影響もあるんだろうか。
とかくご当地を売りにしたもの、ご当地を売り込むものがかなり増えてる。

香川県は讃岐うどんを前面に打ち出した「うどん県」としてアピール。要潤を起用してる。

県をあげてのものじゃないが、群馬県は「お前はまだグンマを知らない」って漫画が面白い。

漫画で言えば、パタリロの作者である魔夜峰央の「翔んで埼玉」が復刻で出され、かなり売れてるらしい。

武田梨奈を起用し、実写TVドラマ化された女子一人呑み漫画「ワカコ酒」の新久千映が描く「まんぷく広島 」ってコミックエッセイもある。

共通してるのは自虐っぽく描きながら、実は郷土愛溢れてるってことかな。好きなんだね、地元が。

広島県は今年オバマ米大統領が原爆ドームに訪れ、伊勢志摩サミットの話題を一気にかっさらったが、世界遺産になってる原爆ドームや宮島などの知名度に甘んじることなく、広島アピールを精力的にしている。
2年前から広島出身の有名人が表紙を飾る無料ガイドブックを発行してる。
第一弾はPerfumeが表紙の『泣ける!広島県』。第二弾は奥田民生が表紙の『カンパイ!広島県』、そして今回第三弾は斎藤工が表紙を飾る『カンパイ!広島県 広島秘境ツアーズ』。

23日のWEBにて行われた無料配布申し込み(先着3000名)は、なんとまぁ、10分で受付終了になったらしい。
東京、大阪、福岡を中心にカフェ、コンビニ、広島県関連施設で24日から配布されるから、それほど焦らなくてもいいように思えるのだが、それ以外の地区の方で欲しい人が多いんだろうね。

広島って有名人のオンパレード。
矢沢永吉、浜田省吾、原田真二、世良公則、ポルノグラフティ、西城秀樹、吉川晃司、ケミストリーの堂珍、EXILEのHIRO、高橋真梨子、JUJU、岸谷(奥居)香、島谷ひとみなどミュージシャンの宝庫。BABYMETALの中元すず香や乃木坂46の和田まあやも広島出身だ。
俳優女優も、東ちづる、綾瀬はるか、真矢みき、平幹二朗、平岡祐太、戸田菜穂、奥菜恵、京野ことみ、つるの剛士、風見しんご・・・。
コメディアンも多い。ネプチューンの原田泰造、アンガールズの田中・山根、クロちゃん、島田洋七、そして2012年広島観光大使の有吉弘行。
もみじ饅頭じゃないけど、有名人はもはやご当地アピールの名物みたいなもんだからね。

大分県もAKB総選挙で2連覇を成し遂げた、HKT48指原莉乃を起用してガイドブックを作ってたね。

これは俺も手に入れたのだが、他にも乃木坂46のメンバーとかも起用してる。
そう考えたらAKBグループには各都道府県出身の女の子がいるはずだから、全国それぞれの自治体は使いやすいぞ。
博多のHKT48、大阪のNMB48、名古屋のSKE48、そして新潟のNGT48は、特に地元感をアピールしてるわけだ。今回の総選挙で1位が九州エリアHKT48の指原莉乃、2位が東京エリアAKB48の渡辺麻友、3位が中部エリアSKE48の松井珠理奈、4位が関西エリアNMB48の山本彩、5位が新潟北陸エリアNGT48柏木由紀(AKB48兼任)ってのも出来過ぎだね。

東京中心のトレンド文化はしょうがないが、それぞれの地域、地区での御当地アピールは賛成!
何もかも東京基準にする必要なし。御当地ならではとか、御当地に昔から根強く残ってる風習や文化は今後も残していただきたい。
御当地ならではのものは他県の人から見たら珍しいと感じても、地元の人にとっては当たり前すぎるからか、「そんなに珍しいか?」って思うみたいでアピールしてない事が多い。
海側沿岸部の県では、獲れたての新鮮な魚介類が食べれるのは当たり前だし、それが別に他の県では羨ましいとも思っていない。
東京で芸能人を見かけること、大阪で吉本の芸人を見かけることと同じように、名古屋で味噌カツや手羽先食べること、静岡や山梨で富士山を見ること、青森や岩手で南部せんべいを食べること、山形でだしや芋煮なんかもそれぞれ当たり前の日常茶飯事なんだろう。

大阪人が「ボケたらツッコミ入れなあかんやろ」とか「オチのない話は時間の無駄」って思うことと同じように、それぞれの都道府県でそれぞれの風習がある。
ぜひ他県と比べて「あれ?これって全国スタンダードじゃないんだ」って認識してほしい。
これができてこそ、本当のディスカバージャパンだと思う。



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