男の料理。この言葉に昔から違和感を持ってるの。
ワイルドに材料をぶち込んだ鍋とか、冷蔵庫にあるものをふんだん&適当に使ってできた料理とかが「男の料理」?
町中の食堂から、洒落たレストラン、料亭、割烹、寿司屋・・・、あらゆる飲食店に男の料理人はいっぱいいる。
それなのに、あえて「男の料理」と言う。「男のワイルド料理」とか「男の適当料理」ではない、男の料理。なんか不思議だ。
昭和のサラリーマンは、家事全般すべて奥様に任せっきりで、男は外で仕事、女は家で家事。それが当たり前の時代だった。
漫画【サザエさん】でも、波平さんとマスオさんは仕事、フネさんとサザエさんは家事と描かれてる。
「男子たるもの厨房に入らず」って誰が言い出したのか知らないが、実際男が台所に入るってよほど特別なことだったのね。
奥さんが風邪で寝込んだ。実家に帰った。喧嘩して作ってくれない。(昔は奥様だけが旅行ってのは珍しかったから除外)
でもそんな時は外食して帰ったり、店屋物(出前)をとったりして済ませた男の人も多かったんじゃないかな。
何でもかんでも奥さん任せにしてるから、いざ奥さんがいないと何にもできない。料理はおろか、物のある場所、使い方がわからない。
だから、「たまにはワシが作ろうか」って作ってくれる旦那は当時希少種。
漫画やドラマで、この「たまには俺が作ろう」ってセリフが出たら、おきまりのパターン。
普段食材を買い物に行ったことがないからどこで買っていいかわからない。分量がわからないから大量にあれこれ買い込む。相場の値段を知らないから平気で高いものを買う。冷蔵庫や家にあるものを適当に使う。鍋とかフライパンとかどれを使っていいいかわからない。味付けがわからないから次々足していく。片付けしながら調理ができない。もちろん洗い物ができない。作り終わった後台所を見れは悲惨な状態に。
なんていうのが定番になってるくらいだから、当時の男は料理ってホンマしなかった、できなかったんだろうね。
しかし最近、男に料理をさせようと推奨してないか?
厨房男子とか言ってもてはやして「これからの男は料理ができないとイケてない」と言わんばかり。
この春スタートのドラマでも、嵐の松本潤も大野智も料理をしてる。二つのドラマ共に、主人公の男が料理する必要は全くないのだが・・・。
櫻井翔は冷凍食品のCMで鉄板で餃子焼いてるし、二宮和也はサラダ油のCMで揚げ物やってる。相葉雅紀は「焼肉男子」とかいって庭で七輪で肉焼いてる。(彼は中華屋の息子だから料理ができてもおかしくないが)
嵐ファンは「男はやっぱり料理できなくちゃ」ってサブミナル効果で思い込ん出るんじゃないか?
「彼氏にするなら料理男子」とか「料理ができない男は問題外」。そう思うのは構わないが、自分は料理できないのに彼氏に求めてはイケナイよ。
今も昔も男のグルメ・食べ歩き漫画は多い。
実写ドラマ化されて松重さんの食べっぷりが夜食テロとまで言われた「孤独のグルメ」とかね。
中に少数だが男が料理するドラマや漫画はあった。
包丁人味平とかシェフとかミスター味っ子のような本職の料理人漫画。
食べ歩きでも、料理人漫画でもない、男が家庭で料理する漫画。
クッキングパパはロングランだが、これよりもっと初心者のところから
最近ではもっと手軽で日常的な食事を男に作らそうとしている漫画も多し。しかもどれもレシピ付き。
パパと親父の家ご飯
高杉さんちのお弁当
まぁ男は料理ができるに越したことはない。
別に猟師のように鹿やうさぎやイノシシをさばいて料理しろと言ってるんじゃない。そんなものはジビエ料理家に任せればいい。豚肉や牛肉を下ごしらえして焼くくらいできるだろ?そこから鶏カラやカツ丼など揚げ物って広げていけばいい。
漁師や釣り好きのように魚が捌けなくたっていい。そんなものは魚屋に頼めばしてくれる。せめてサクを刺身にできればいい。アジフライやカキフライ、わかさぎの天ぷらやアジのなめろうってバリエーション増やせればいい。
挽いたりこねたり寝かしたり伸ばして切ってって、そんな本格的なうどんやそばなんか作れなくていい。そんなものは定年になってから趣味でやってくれ。麺は買ってくればいい。昆布と鰹節で出汁がとれなくてもだしの素があればいい。ゆがけて水でさらして、まずはそこからだ。
ピザやパンなども元から自分で作らなくても買ってくればいい。たまに休日チャレンジするのはいいがね。毎日は職人じゃあるまいしできるわけがない。せめて食パンの上に乗せるベーコンやスクランブルエッグが作れたらいい。
大根は桂むきや面取りができなくてもいい、ピーラーという便利なものがあるから。大根おろしなら任せておけでもいい。
ジャガイモの芽が取れればいいし、茹でた芋の皮が向ければいい(アルミホイルで簡単)。キャベツは千切りにできなくてもちぎって食えばいい。レタスも同様。トマトは丸かじりの方がうまいぞ。
そうなの、せめてご飯が炊ける。包丁で切り分けれる。コンロが使えて炒めたり焼いたり蒸したりができる。そして味付けができる。それだけでいいのよ。
缶詰をちょっと一手間、お取り寄せをちょっとアレンジ、惣菜にちょい足しって、酒のアテくらい簡単にパパッと作れた方が楽しいぞ。
あなたが、値段のお書いてない寿司屋に連れてってあげれる男や、超高級フランス料理店でロマネコンティを平気でオーダーできる男というなら、料理はできなくていい。家に出張シェフを呼んだ方が早い。
でもさ、非常時、災害時、サバイバル時は別だけどな。
ワイルドに材料をぶち込んだ鍋とか、冷蔵庫にあるものをふんだん&適当に使ってできた料理とかが「男の料理」?
町中の食堂から、洒落たレストラン、料亭、割烹、寿司屋・・・、あらゆる飲食店に男の料理人はいっぱいいる。
それなのに、あえて「男の料理」と言う。「男のワイルド料理」とか「男の適当料理」ではない、男の料理。なんか不思議だ。
昭和のサラリーマンは、家事全般すべて奥様に任せっきりで、男は外で仕事、女は家で家事。それが当たり前の時代だった。
漫画【サザエさん】でも、波平さんとマスオさんは仕事、フネさんとサザエさんは家事と描かれてる。
「男子たるもの厨房に入らず」って誰が言い出したのか知らないが、実際男が台所に入るってよほど特別なことだったのね。
奥さんが風邪で寝込んだ。実家に帰った。喧嘩して作ってくれない。(昔は奥様だけが旅行ってのは珍しかったから除外)
でもそんな時は外食して帰ったり、店屋物(出前)をとったりして済ませた男の人も多かったんじゃないかな。
何でもかんでも奥さん任せにしてるから、いざ奥さんがいないと何にもできない。料理はおろか、物のある場所、使い方がわからない。
だから、「たまにはワシが作ろうか」って作ってくれる旦那は当時希少種。
漫画やドラマで、この「たまには俺が作ろう」ってセリフが出たら、おきまりのパターン。
普段食材を買い物に行ったことがないからどこで買っていいかわからない。分量がわからないから大量にあれこれ買い込む。相場の値段を知らないから平気で高いものを買う。冷蔵庫や家にあるものを適当に使う。鍋とかフライパンとかどれを使っていいいかわからない。味付けがわからないから次々足していく。片付けしながら調理ができない。もちろん洗い物ができない。作り終わった後台所を見れは悲惨な状態に。
なんていうのが定番になってるくらいだから、当時の男は料理ってホンマしなかった、できなかったんだろうね。
しかし最近、男に料理をさせようと推奨してないか?
厨房男子とか言ってもてはやして「これからの男は料理ができないとイケてない」と言わんばかり。
この春スタートのドラマでも、嵐の松本潤も大野智も料理をしてる。二つのドラマ共に、主人公の男が料理する必要は全くないのだが・・・。
櫻井翔は冷凍食品のCMで鉄板で餃子焼いてるし、二宮和也はサラダ油のCMで揚げ物やってる。相葉雅紀は「焼肉男子」とかいって庭で七輪で肉焼いてる。(彼は中華屋の息子だから料理ができてもおかしくないが)
嵐ファンは「男はやっぱり料理できなくちゃ」ってサブミナル効果で思い込ん出るんじゃないか?
「彼氏にするなら料理男子」とか「料理ができない男は問題外」。そう思うのは構わないが、自分は料理できないのに彼氏に求めてはイケナイよ。
今も昔も男のグルメ・食べ歩き漫画は多い。
実写ドラマ化されて松重さんの食べっぷりが夜食テロとまで言われた「孤独のグルメ」とかね。
中に少数だが男が料理するドラマや漫画はあった。
包丁人味平とかシェフとかミスター味っ子のような本職の料理人漫画。
食べ歩きでも、料理人漫画でもない、男が家庭で料理する漫画。
クッキングパパはロングランだが、これよりもっと初心者のところから
最近ではもっと手軽で日常的な食事を男に作らそうとしている漫画も多し。しかもどれもレシピ付き。
パパと親父の家ご飯
高杉さんちのお弁当
まぁ男は料理ができるに越したことはない。
別に猟師のように鹿やうさぎやイノシシをさばいて料理しろと言ってるんじゃない。そんなものはジビエ料理家に任せればいい。豚肉や牛肉を下ごしらえして焼くくらいできるだろ?そこから鶏カラやカツ丼など揚げ物って広げていけばいい。
漁師や釣り好きのように魚が捌けなくたっていい。そんなものは魚屋に頼めばしてくれる。せめてサクを刺身にできればいい。アジフライやカキフライ、わかさぎの天ぷらやアジのなめろうってバリエーション増やせればいい。
挽いたりこねたり寝かしたり伸ばして切ってって、そんな本格的なうどんやそばなんか作れなくていい。そんなものは定年になってから趣味でやってくれ。麺は買ってくればいい。昆布と鰹節で出汁がとれなくてもだしの素があればいい。ゆがけて水でさらして、まずはそこからだ。
ピザやパンなども元から自分で作らなくても買ってくればいい。たまに休日チャレンジするのはいいがね。毎日は職人じゃあるまいしできるわけがない。せめて食パンの上に乗せるベーコンやスクランブルエッグが作れたらいい。
大根は桂むきや面取りができなくてもいい、ピーラーという便利なものがあるから。大根おろしなら任せておけでもいい。
ジャガイモの芽が取れればいいし、茹でた芋の皮が向ければいい(アルミホイルで簡単)。キャベツは千切りにできなくてもちぎって食えばいい。レタスも同様。トマトは丸かじりの方がうまいぞ。
そうなの、せめてご飯が炊ける。包丁で切り分けれる。コンロが使えて炒めたり焼いたり蒸したりができる。そして味付けができる。それだけでいいのよ。
缶詰をちょっと一手間、お取り寄せをちょっとアレンジ、惣菜にちょい足しって、酒のアテくらい簡単にパパッと作れた方が楽しいぞ。
あなたが、値段のお書いてない寿司屋に連れてってあげれる男や、超高級フランス料理店でロマネコンティを平気でオーダーできる男というなら、料理はできなくていい。家に出張シェフを呼んだ方が早い。
でもさ、非常時、災害時、サバイバル時は別だけどな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます