カルビー ポテリッチ サワークリーム＆チリ味・オリーブ＆ガーリック味

リッチなポテトでポテリッチ！






サワークリームのスナックって今じゃ当たり前になってますけど、プリングルスのサワークリーム＆オニオンが日本で発売されたのが、僕が小６ぐらいのころ。けっこう革命的なおいしさでしたよね。
サワークリームといえばロシア。ポテトチップスといえばアメリカを中心とした西側。つまりサワークリーム味のスナックというのは、冷戦終結による西と東の邂逅を象徴する食べ物・・・かもしれません。
今日も思い出話をしましょうか。また福岡ドームのアルバイトの・・・正確にはアルバイト帰りに起きた出来事の話を。
ナイターっていうのは、はやくても終わるのが９時。試合が長引くと10時や11時になります。僕は試合後にスタンドの清掃作業もしてましたので、帰宅時間はだいたい正午をまわるんですね。疲れた体で自転車こいで家に帰るのです。
ある日、いつものように自転車で帰宅していた時のこと。福岡の繁華街である天神を通り抜けていたところ、とある交差点で不自然な光景に出くわしました。パトカーが２,３台止まっていて、そのそばに原付が転がっていたのです。事件のにおいがします。
そこからまた少し離れた歩道の上で、数人の警察官がしゃがみこんでいました。どうやら、誰かを押さえつけているようです。
ひとりの警官が、「暴れないか？暴れないか？」と声をかけています。押さえつけられている相手が暴れないと答えたようで、警官たちは相手を立たせました。
押さえつけられていたのは20代くらいの男で、全裸でした。そして、おもいきり勃起していました。男は拘束されたままパトカーに乗せられていきました。
僕は、「こんな状況で勃つものなんだなあ」と、変に感心してしまいました。

その翌日もまた、ドームで仕事でした。従業員用の休憩室には新聞が数種類置いてあって、僕はいつも休憩中に新聞を読んでいました。その日の地方紙に、目撃した事件が載っていました。
男は全裸で原付に乗って町中を疾走していたそうです。目撃した市民の通報を受けた警察が出動。しばらく追跡したのち、僕が出くわした地点で原付が転んだか、パトカーで強引に止めたかで御用となった、というのが事のあらましだそうです。男は「彼女とケンカしてむしゃくしゃしてやった」と供述したとのこと。
その記事を読み終えた僕は、なぜだか「俺もうかうかしてらんねーな」と思いました。
甘酸っぱくもほろ苦くもない思い出です。