
うねったラフを過ぎるとフェアウェイがあり、
その先には街並みが見える。
更にその先には海が…… (見えないでしょうけど海なのです)

海岸線に平行になったフェアウェイは(水平線ではなく)
結果として微妙な傾斜を付けることになって
演出のポイントになっている。
古いコースで海が近く、元々景観は良かったところに
松が病気でたくさん伐採されたことで
このような風景が生まれたわけです。
(元はもっと狭く見えるように大木が左右から迫ったホールでした)
ほんのちょっとの木の配置で全く違う感じになるなんて
ホールデザインの面白さと怖さ、その奥深さを感じました。
ティーからグリーンが見えないと駄目なホールだという説が
頼りなく幼稚であることをこのホールは教えてくれています。