本当は、中継中にアップしようと思いました。
でも、できませんでした
画像は、2日目のババ・ワトソンの
15番ホールのパー5の2打目時点です。
中継用のケーブルらしいものに
ボールがくっついてしまいました。
マスターズで中継機材が写り込むことは
滅多にありません
(ケーブルは地下に埋められていて
最小限で、目立たないようになっています)
珍しいシーンでした
公式HPから拝借しました。
ちなみに、ババはここからアイアンで
前にある大木を左に大きく曲げる球で
迂回して2オンに成功しました
ババはアイアンでボールを曲げるのが上手く、
かつ、パワーもあるので、選手間で挙げる
優勝候補として数名が押していました。
個人的には大好きなので、
ガンバッテ欲しいです
日本勢ですが、石川プロは早い段階から
うつむいてゴルフをしていました
理屈を超越した攻めの姿勢を失えば、
二流のプロになってしまう現実……
うつむくのは早すぎる、と残念に思いました。
もしかすると、しばらくは石川プロを
マスターズで見ることはないのかも、
と思わせる映像が続きました。
松山は大物振りを発揮していました
10打ルール(マスターズの予選カットは、
トップと10打以内か、上位44位タイという
どちらかが採用される)を知らずに、
予選カットを+1かイーブンだと考えて、
後半のホールで尋常ではない
ギャンブルショットを繰り返し、
パットも強めで攻めていました。
とにかく予選を通りたい、という執念は
トータル+1という結果で
楽々予選は通過しました
2年連続のベストアマ争いは、
同年代のライバルになるだろう
カントレーとクラフトが共に+5で
しぶとく予選通過しましたので
最後までわかりません
カントレーとトクフトとは、昨年の全米アマで
歴史に残るといわれる死闘を演じました。
近い将来、松山も含めて、この3人が
ビック3みたいな存在になって、
この3人の最初の戦いは
2012年のマスターズだった……
なんていうことになるかもしれないので
歴史の証人としてしっかりと見つめましょう
松山は中継を見る限り、グリーン上では
運がなかったシーンが多々あって、
可哀想なぐらいでしたが……
松山は淡々とゴルフをしているようで
気持ちが良いです
さて、中継中に更新できなかった原因は、
タイガーです
バーディースタートでしたし、
3番でもバーディーでチャージがかかると
多くの人が期待したと思います。
ドライバーはまあまあだったと思いますし、
スプーンでもティーショットをしていました。
昨日の練習が活きたのでしょう。
しかし、ドライバー以外のショットが
「スカった」感じになっていました。
球を捉えられずに、弱い球で右に行く……
検証しました。(これに時間が )
2番の2打目からそれは始まり、
4番パー3で決定的になります。
タイガーは百戦錬磨ですから、
想定内だったと思います。
そういう状態の中でも、バーディチャンスが
何度も訪れます。
でも、そのパットが入りません。
ミスパットではなく、読みが微妙に外れていて
カップに触るも入らずが続きました。
そのうちにボギーも出ます。
最後のほうは、見たこともないような
酷いミスショットをアイアンでしていました。
想定内でも、パットが決まらなければ
どうしても焦る気持ちが出るのでしょうか
ミケルソンも-2まで浮上しました
トップタイはフレッド・カプルスです。
ルーク・ドナルドは予選落ちになりましたが、
役者は揃った感じがします。
米国の事前の特集で、ガルシアに注目、
というものがあったそうで、
たくさんのインタビューがありますが、
それを読んでいて、気がついたことがあります。
私がGolf Planetで書いた憂鬱の正体です。
それは、マスターズが聖域でなくなる
恐怖というか、違和感です
例えば、ラフはほとんどない、というのは
創設者のB・ジョーンズの信念が生んだ伝統ですが、
この数年、セカンドカットと表現を変えているだけで
実質的なラフが選手を苦しめています。
特に今年のラフ(強いてラフと呼びます)は
ボールが沈んでしまうこともあり、
マスターズらしくないと悲しくなりました
オーガスタは聖域で、巷の設計理論とは
一線を引いた別次元の場所であるべきです
唯一無比である遙かなるオーガスタは、
タイガーの出現で対応する術を失い、
その結果、一般的な方法に
頼ったのかもしれません。
それは理解ができますが、聖域が徐々に
普通のコースのようになっていくのは辛いです。
極論ですが、日本のゴルフコースは
良くも悪くも聖域であるオーガスタを
模範にしたのだと私は考えています。
それを茶番だと笑う人もいますが、
それらを一概に否定するほど
悪いことだとは思えないのです
聖域が胸を張り続けてくれなければ、
信じて後に続いたものたちに
行き場はありません……
マスターズも、オーガスタも
ある意味で信仰のようなものであって欲しい、
と私は願い続けようと思います
ミケルソンは2日目終了後に言いました。
「いつものオーガスタの速度ではない」
グリーンの速さのことです。
タイガーのプレーを見ても、それを感じます。
絶対止まらない下りのラインが
手前にショートするシーンが多々ありました。
経験が邪魔をする誤算なのでしょう
2日目の誤算は、天候が悪くなるのではなく、
逆に後半のほうが良かったことです。
オーガスタの女神は気まぐれです
タイガーに限って言えば、
それは不運ということになりました。
サスペンデッドになれば、
アイアンショットの修正も
パットの読みの修正もできたかもしれません。
レバタラを言っても仕方がありません。
そんなに酷いゴルフをしてもタイガーは+2です。
もしかしたら、伝説になるような逆転劇を
私たちは見せられるのかもしれません
そういう期待をさせ、実際に起きる場所が
オーガスタナショナルであり、マスターズなのです
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一応、可能性という意味で……
5番で石川プロはバーディー、+6になりました。
この画像は、ホールバイホールのスコアが
見られる部分なのです。
緑色に塗りつぶしがあると、
そのホールのビデオが見られます。
石川プロは初日も2日目も
ビデオホールがありません
注目選手しかビデオは公開されません。
日本で騒ぐほど、注目はされていない、
という証拠なのでしょうけれど……
最後の最後までわからないのが
マスターズですから、
早朝に期待しましょう
2日目の天候は悪いという予報です。
たぶん、サスペンデッドで
遅いスタート組は最後まで回れないと
予測されています
天候が悪い中で2日目を全てするのと
天候が回復して、整備し直した状態で
翌日に残りのホールをプレーするのは
後者のほうが有利になります。
タイガーが優勝しそうだと思う一つは
そういう部分の運も味方している気が
するからなのです
さて、これを書いている時にTBSは
現地映像を混ぜて予告番組を
生中継しています。
でも、映すのは松山プロの練習風景のみ。
石川プロのトリプルは伝えられません。
視聴率が落ちるのを気にしているのでしょう。
スポーツ中継なのに、詐欺のようなものです。
信用を失ってしまうことのほうが怖いと
誰も感じないのだとしたら世も末です
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本当はやる気はなかったのですけど、
来週はGolf Planetはお休みにする予定だし、
励ましの意味も含んだたくさんのリクエストが
届いたのでマスターズ期間中、
気まぐれにブログ更新します
ただし、更新のリンクは
1日1回程度にしたいので、
ツイッターやFBでは更新のお知らせは
最小限しか出ませんのでご注意ください
あくまでも、見に来た人だけが
ライブ感を味わえると言うことにしたいと
思っております
さて、2日目は既に始まっています
画像は公式HPのリーディングボードです
小さくてわからないと思いますが、
石川プロは1番ホールで「7」
トリプルボギースタートでトータルも+7に。
残念な速報になりましたが、
今日で石川プロの話は終わりになりそうです
次の更新は、できれば早朝、と考えております
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