昨年末に
中学時代の
恩師が亡くなったと
昨日になって
知りました。
ショックでした。
3年のときの担任で、
国語の先生で、
演劇部の顧問で、
結婚式にも
出席していただきました。
放課後に体育館が
空いていると
バドミントンを
教わったりもしました。
僕は記憶がないのですが、
中二の夏休みに
ゴルフの魅力を
先生相手に小一時間も
語ったことが
あったそうです。
それが
きっかけになって
「篠原は、
ゴルフのプロになる」
と先生は思っていて、
卒業後に
新聞などで
ゴルフの成績表に
名前を探してくれたと、
結婚式のときに、
聞きました。
40代後半からは
何度もお目にかかって
色々な話をして
素敵な時間を
過ごしましたが、
コロナがあって
会いに行けないまま
お別れに
なってしまいました。
残念です。
演劇部でも
脚本と演出の勉強が
したいだけだという
僕のワガママを
聞いてくれて
男子部員が少なく、
外部から男子役者を
集めるという苦労を
舞台のたびに
かけました。
中三のときに
ぶっ飛ばされても
仕方がない悪さをして
呼び出されました。
「君は大人だから、
僕はね、
君をどう叱ったら良いのか?
君のためになるのか?
わからないよ」
と言われて、
泣きそうになりました。
スミマセンでした、
と何度も、何度も、
謝りました。
大好きな先生でした。
男ととして、
大人として、
リスペクトしていました。
「もっと小説を
書いて欲しいな。
読み手を
楽しい気分にさせるのは
立派な才能だよ」
と言われて、
調子良く、ハイ、と
返事をしたのに……
落ち込んでいる時間が
ないほどのスケジュール。
言い訳ばかりをしています。
ダメな教え子代表として
もう少しだけ
不義理をお許しください。
先生のことを
思いだしながら
しばらくは過ごします。
本当に
ありがとうございました。