ドビュッシー唯一のオペラ「ペレアスとメリザンド」をBS放送で観ました。
メリザンド役のマグダレーナ・コジェナーの美しさが際だっており、
ペアレス役のジャン・フランソア・ラポワントと息のあった熱演が素晴らしかったです。
演 出 の ジャン・ルイ・マルティノーティ は、
メリザンドをなぞめいた美女として描かず、意思のある女性として演出、
ペアレスも、魅力あふれる 一青年として描き、
マグダレーナ・コジェナーも、ジャン・フランソア・ラポワントもそれに答える演技をしています。
指 揮 は ベルナルト・ハイティンク
収録: 2007年6月12/18/20日, シャンゼリゼ劇場 (パリ)
『ペレアスとメリザンド』(Pelléas et Mélisande )は、ベルギーの劇作家モーリス・メーテルランクが書いた戯曲。
フランス語で書かれ、1892年にブリュッセルで出版された後、翌1893年にパリで初演されました。
原作はこちらをご覧下さい。
ドビュッシーは 原作をほぼそのまま台本としたオペラ(1902年初演)ですが、このほかにも
・フォーレ - 英語訳によるロンドン初演のための劇付随音楽(1898年)およびこれに基づくオーケストラ組曲(1900年)
・シェーンベルク - 交響詩(1903年)
・シベリウス - スウェーデン語訳によるヘルシンキ初演のための劇付随音楽(1905年)およびこれに基づくオーケストラ組曲(同年)
などがあり有名です。
フォーレの「シシリエンヌ」はあまりにも有名で、私自身気に入っています。こちらからお聴き下さい。
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マグダレーナ・コジェナーのメリザンドを一番楽しみにしています。
オペラのヒロインにもこんな美しいソプラノ歌手が
いることを知って嬉しくなり
彼女の「椿姫」も見入っておりましたが、
マグダレーナ・コジェナーのメリザンドの美貌にも
見とれてしまいました。
コジェナー自身、なぞめいた美女の雰囲気はありますが、
先日観た「ペレアスとメリザンド」のメリザンドは
演出者の意図で、意思のある女性として描かれていました。
メリザンドの愛した男性は
ペレアス唯一人だったのです。
もうすぐプッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」の全曲CDが発売予定です。
再放送があることを祈っています