テレビでですが、録画してあったので数回に分けて見終えました。
「風と共に去りぬ」は、少女時代に原作を読んで、スカーレットの強い生き方にひきつけられて、一気に読んだ記憶があります。
そして、テレビ放送だと思いますが、ずっと以前(1975年10月8日と10月15日に水曜ロードショー)
に観て、
原作のスカーレットは
≪スカーレット・オハラは美人ではなかった。しかし、彼女の魅力に取りつかれた者は、そんなことはどうでもよかった。≫
の出だしで始まるのですが、
映画のスカーレットを演じたヴィヴィアン・リーは、絶世の美人だったので、あらら・・・と思いました。
監督はビクター・フレミングとあるのですが、最初の出だしあたりは、「マイフェア・レデイ」のジョージ・キューカー監督のような演出なので、
調べたら、当初はキューカー監督で行く予定だったということなので、なるほどと思いました。
戦闘シーンは描かれないものの、南北戦争の悲惨さは充分に映画であらわされていて、
戦争に負けて、そこから立ち上がるスカーレットの力強い姿には、何度見ても感動します。
そして、タラの農場主の娘としての誇りを、苦境に立った時にこそ、思い出し、
タラの地にふるい立つことで、彼女の強い信念はゆるぎないものになっていく・・・
土地こそが彼女の生きる糧、生きるエネルギーなのだと、「風と共に去りぬ」のテーマはそこにあるのだと思いました。
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