にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

さくら さくら

2008-04-13 16:43:42 | 音楽 美術






さくら さくら

やよいの空は

見わたす限り

かすみか雲か

匂いぞ出ずる

いざや いざや

見にゆかん



日本の伝統曲であり作者不詳の日本古謡。
日本を象徴する歌として広く知られています。
元は江戸時代にあった琴の唄(江戸時代「咲いた桜」という筝(こと)の手ほどき曲であった)を
1888年(明治21年)音楽取調掛(東京音楽学校)が「筝曲集」を編纂の際、編詞・編曲されたものとされています。
上は当時の歌詞です。





さくら さくら

野山も里も

見わたす限り

かすみか雲か

朝日ににおう

さくら さくら

花ざかり



その後、1941年(昭和16年)「ウタノホン(下)」に掲載されるに当たって歌詞の一部が改められ、
現在では主に上の歌詞が音楽の教科書に紹介されています。

その優美なメロディから後世はさまざまな編曲がされており、
宮城道雄の「さくら変奏曲」は特に有名なほか
海外ではプッチーニの「蝶々夫人」にまで登場しています。



(歌詞「朝日に匂う」は、
本居宣長の「敷島の 大和心を人とはば 朝日ににほふ山桜花」から。)



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