北の旅人

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アメリカ大陸横断「青春日記」-1972・35日間・5000Km⑭

2008-02-23 08:33:30 | Weblog

1972・8・30(水) 曇り ピッツバーグ→アンダスン(インディアナ州)

午前6:00起床。ピッツバーグを後に、一路アンダスン(インディアナ州)へ。まだ、空が明けきらないうちにバスに乗り、9時間ほど走る。乗り換え2回。途中、コロンバスに立ち寄り、ここで団長さんたちと再会。リッチモンド、ムンシエ、に立ち寄って午後5:30、アンダスンに到着。

早速、待ち受けていたホストファミリーと一緒に市役所へ。市長やYMCAの責任者らの出迎えを受け、30分ほどのセレモニーがあった。今回は一人でのホームスティ。私のホストファミリーは、Mr.Rev.Stanley.Delongで、教会の牧師。115名ほどの生徒を教えている。家の隣が勤務先。YMCAにも近い。早速、車でショッピングセンターに案内してくれた。

ちょうど、ボランティア活動のスクウェアダンスを見ることができた。ここでチラシを受け取ったが、そこには、「困ったことがあったら、いつでも声をかけてください。ボランティアが無料で相談に乗ります。649-5211」とあった。 9:30帰宅。

彼は大学で社会学を専攻。高校の教師を勤めた後、教会の仕事に就いている。日本へは海軍で5か月間滞在したことがある。「上等ね」「少し」「たくさん」「クルクルパー」「サッポロビール」「キリンビール」などの言葉を知っていた。彼は32歳、奥さん29歳、2歳半の女の双子と5か月の男の子がいる。

テレビでオリンピックのバスケットボール USA-BRAZIL戦を観る。今日は長時間のバス移動で、かなり疲れた。シャワーを浴びて11:00に就寝。     

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             ロータリークラブ

かつて、私もロータリークラブに所属していた時期があり、奉仕活動に参加していたことがある。

ロータリークラブの誕生は、1905年、経済恐慌で人心の荒れすさんでいたアメリカ社会、とくにシカゴの状態を憂えた青年弁護士が、3人の友人と語らってつくった世界初の奉仕団体である。ロータリーとは、会員が持ち回り順番に、集会を各自の事務所で開いたことから名づけられた。

世界には、約120万人の会員がおり、200以上の国と地域に32,000以上のクラブがある。日本では、1920年に東京ロータリークラブが最初に出来た。現在、2,326のクラブ、101,398人(2006年4月末現在)が、ポリオ撲滅運動をはじめ各種の奉仕活動を展開している。

私は、1988年、Sクラブのチャーターメンバーとして所属し、数年間活動した経験がある。職業奉仕委員長を務めたときには「無料生活なんでも相談」というイベントを提案し、1991年10月に第一回を実施、約100人の市民が訪れ大変喜ばれた。現在も継続されており、優秀な奉仕活動として表彰されている。

このほかの奉仕団体としては、ライオンズクラブなどをはじめ
多くの団体があるが、奉仕活動は、これからも益々必要とされる時代だと思う。

(参考資料は最後に一括して掲載させていただきます)