10回目を迎えた小樽の冬のイベント「雪明りの路」に行ってきた。
2/8~2/17までの最終日かなりの雪が降ったり止んだりで、一層ロマンチックな気分にさせてくれた。
このイベントは、小樽出身の小説家・伊藤整の「雪明りの路」にちなんでなづけられた。小樽運河をはじめ、商店街や個人の家など街のあちこちに色々な形をした明かりが灯され、寒い冬の夜に暖かい光を与えてくれる。今や、冬の北海道を代表するイベントの一つに成長している。
ついでに、にしん御殿「旧青山別邸」も見学。海の色が変わるほどニシンの大漁に沸いた日本海を望む丘に建ち、当時の栄華を今に伝える。100年前のお金で31万円(現在のお金にして30億円)を投じたという内部は豪華絢爛そのもの。
建築的にも、素材的にも最高の技術や素材をもってつくられた。加えて、部屋の襖や書は当代一流の画家・書家が書いたものばかりで、別名を美術豪邸とも言われるほどだ。小樽に行ったら是非立ち寄っていただきたい。
ロビー
ロビーの天井
百畳敷きの大座敷(旧青山別邸HPから)