悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真560 見渡せば

2008-04-05 05:15:00 | 短歌写真
2008-0404-yts560
見渡せばつらなりたるは翹材の
世ぞまぼろしとあへて知るべき   悠山人

○短歌写真、詠む。
○逸材・翹材などの言葉は、死語に成りかけている。盛りの連翹を見て一首。二句・三句の漢初字を連ねて、「連翹」。
¶翹材(げうざい)=「翹([古]げう、けう|[現]ぎょう、きょう)」一字で、「特に秀でた人。また、特にすぐれているさま。<翹材(ぎょうざい)>」。学研版『漢字源』による。濁音系は呉音、清音系は漢音。希有の材に由来とは、もちろん皮肉。
□短写560 みわたせば つらなりたるは げうざいの
        よぞまぼろしと あへてしるべき
【写真】桜並木の土手で、先日。

俳句写真257 花桃も

2008-04-05 05:10:00 | 俳句写真
2008-0405-yhs257
花桃も
桜並木に
ひっそりと   悠山人

○俳句写真、詠む。
○桜並木通りを歩いていると、花桃が申し訳なさそうに、一本咲いていた。
□俳写257 はなももも さくらなみきに ひっそりと 
【写真】同前。