悠山人の新古今

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短歌写真614 文月は

2008-07-03 04:50:00 | 短歌写真
2008-0703-yts614
文月はつゆのおもきの史月か
未だまよへる斃れしたまよ   悠山人


○短歌写真、詠む。
○七月になると、連日の無差別爆撃にさらされて・・・あれから六十三年目の夏。「文月」の読みは、音調によって「ふづき」「ふみつき」。短歌で「つゆ」は、「梅雨」「露」が定番。「史月」は作者の造語で、「文月」に掛ける。「まよふ」「まどふ」の両形とも、『古語辞典』の見出し語である。そのほか、「露の玉」「魂」、「重(き)」「思(ひ)」は受け留められるか。以上、歌人には不要の注。
□短写614 ふみつきは つゆのおもきの ふみつきか
        いまだまよへる たふれしたまよ
【写真】雫を置く紫陽花の一葉。 自宅。
*hsin-ni lu russian po yablonsky - 05 kabalevsky rhapsody for piano on 'school years'-- | 64.5.130.46:80*[Connoisseur Classics}