悠山人の新古今

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短歌写真687 橘の

2008-12-04 04:00:00 | 短歌写真
2008-1204-yts687
橘の淋しくひとり香れるは
なれも京を思ひたるかや   悠山人

○短歌写真、詠む。
○よく晴れた師走の一日、車を走らせて、やや高台の森で休む。朱塗りの渡橋脇に「祭神 武田晴信命」と書いてある。京都御所から譲られた右近の橘は、一つだけ実が生っている。そういえば晴信(信玄)の三条夫人も、洛京からひとり嫁いで来たのであった。
□短写687 たちばなの さびしくひとり かをれるは
        なれもみやこを おもひたるかや
【写真】先日。