2008-1207-yts689
昼下り師走の空に半月の
懸りてまぶし栴檀の実は 悠山人
○短歌写真、詠む。
○日本海側に大雪が報じられるなか、太平洋側は快晴。空には月齢8の月が浮かぶ。
□短写689 ひるさがり しはすのそらに はんげつの
かかりてまぶし せんだんのみは
【写真】月だけ拡大した。きのう。
cf. 「短歌写真503 寒き日の」（2007年12月10日、yts503）
寒き日の楓を仰ぎ栴檀は 黄金にひかり青空に映ゆ
「俳句写真189 たが書きし」（2007年12月10日、yhs189）
たが書きしあふちの謂はれひと切りに
「短歌写真377 あやめ草」（2007年06月08日、yts377）
あやめ草眺むる間にもはらはらと 栴檀花の降りにけるかも
「新古今現代詠164 吹く風に」（2006年02月25日、新古今集1954寂然）
吹く風に花橘が匂い来て 昔のあなたを思い出させる
