2011-0628-yts1046
短歌写真1046 にはかにも
にはかにも詠みはじめたる新古今
六とせ迎へしけふぞ嬉しき 悠山人
○短歌写真、詠む。
○2005年6月28日。さながら天啓のごとく、と言えば神秘めくけれど、全く準備もなくこのブログを始めた。あの日から数えて今日は満六年目。『新古今和歌集』の現代詠・翻詠(選)から始めて今日まで、いったいどれくらいになったのか、自分でも判然としない。
□短写1046 にはかにも よみはじめたる しんこきん
むとせむかへし けふぞうれしき
【写真】先日、大石公園(河口湖)で。900*600。
memo: 文録(ブログ)開設から3日間の作品。http://blog.goo.ne.jp/goo2049/m/200506
今さらに雪降らめやもかげろふの 燃ゆる春日となりにしものを(読人しらず 新古今集0021)
今ごろになって雪なの?困るなあ かげろう燃え立つ春だというのに(悠山人 新古今現代詠001)
天の原富士の煙の春の色の 霞にたなびくあけぼのの空(慈円 新古今集0033)
そびえ立つ富士にたなびく春霞が 朝焼け空に染まってきれい!(悠山人 新古今現代詠002)
知るらめや霞の空をながめつつ 花もにほはぬ春を嘆くと(中務 新古今集0039)
春なのに空はすっきりしないまま 花の匂いもしないのはいや(悠山人 新古今現代詠003)
memo: せっかくの記念日だというのに、またも悪夢が襲ってきた。こんどはA社製の Windows 7 が、まだ購入8カ月だというのに、今朝とつぜんのクラッシュ、まったく立ち上がらないので、販売店預け。これでことしの写真数千枚(控えなし)が雲散霧消となりそう。「天災は禍根の癒えないうちにやって来る。」