2014-0719-yts1434
短歌写真1434 三百の
三百のいのち乗せたる民間機
ミサイル一閃あなあなあはれ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○露出過度の悪魔大王を避けて、TVをあまり見なくなってから、かなり経つけれど、昨朝の電網ニュースには驚いた。とうとう悪夢が現実になったかと。ウクライナ内戦、高度1万メートルの民間航空機がミサイル攻撃を受けて、三百名全員死亡と。追加情報で、エイズ世界大会へ参加する研究者が大勢搭乗していたとも。
□短写1434 さんびゃくの いのちのせたる みんかんき
ミサイルいっせん あなあなあはれ
【写真】きのう、自宅。
memo-WSM:(omc) 「LA CHIAVE」。1983、伊、1時間40分弱。鍵(原題)という題名から、谷崎潤一郎を連想して選ぶ。やはりオープニング・ロールに、明示してあった。1940年、ヴェネツィア、ファシスタ党の集会(映画の終わりもムッソリーニ)。老人と若い妻、性生活を楽しむためにあれこれ工夫する。その時の様子を互いに綴って、こっそり(実は承知の上で)施錠して隠しておく。それから、表面知らぬ顔でこっそり読む・・・。原作をかなり自由に翻案している。熟年向き。
memo-WSM:(続き) 初めの党支持者集会の場面で、<XVIII E.F.>の旗が出る。この E.F. とは?と気になったので、あとで調べたら<ファシスタ暦>を意味するらしい。とすれば、日本の十五年戦争時代に、西暦はもちろんダメ、昭和よりも<紀元二千六百年>が半強制されたが、それにあたることになる。映画もまた情報の宝庫であると、再認識。