悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

image678 樟樹孤立

2009-04-23 00:30:00 | images
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title:zhangshuguli1114
yyyy/mm:2009/04
memo:樟(くすのき)も全く手を入れないと、樹形は巨大球になるのか。そう思わせられる独立樹。この時期、樹勢盛ん。手前に躑躅幼木を添えて撮影。

短歌写真748 年ふりて

2009-04-22 05:30:00 | 短歌写真
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年ふりてとほくかすかな初恋の
花あつくしてけふも咲きをり
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○「あつく」は、「(気候が)暑く」「(心中が)熱く」と掛けるほか、花そのものが「厚く(咲く)」。二句「かすか」は、もちろん本来ナリ活。
□短写748 としふりて とほくかすかな はつこひの
        はなあつくして けふもさきをり
【写真】前掲の林檎花に同じ。

俳句写真471 花ありて

2009-04-22 05:20:00 | 俳句写真

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花ありて
人あらざるは
さびしけれ   悠山人

○俳句写真、詠む。
○歩行者天国が終わって、人も車も姿が消えた一時。それにしても亜米利加花水木の華やかさに比べて、人影がないのは寂しい。初句「あれど」か、中句「ざれば」か、など論多かるべし。
□俳写471 はなありて ひとあらざるは さびしけれ
【写真】前の句に同じ。


短歌写真747 春にとや

2009-04-21 00:00:00 | 短歌写真
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春にとやとき夏にとや言ふらんか
花のみづきはかはらざるなり
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○白系花水木。春というのも気後れがするくらい、夏日・真夏日の便りがしきり。「とき」に、「時」「疾き」と掛ける。
□短写747 はるにとや ときなつにとや いふらんか
        はなのみづきは かはらざるなり
【写真】前に同じ。
【memo-遙かなオーガスタ】深夜のTVでI特集を流していたので、つい見てしまう。長年の打法を彼が、このトゥアーで変更したとは知らなかったから、大変驚いた。惜しいところでこの「少年」は予選落ちだったが、「大人」のKが4位という快挙を成し遂げたというのに、マスコミ各社がお座成り報道だったのは残念だ。

俳句写真470 をはりてし

2009-04-20 00:30:00 | 俳句写真

2009-0420-yhs470
をはりてし
まつりのあとの
水木かな   悠山人

○俳句写真、詠む。
○桜に代わって、花水木がわが世の春。この通りでは「花水木まつり」。歩行者天国が終わって、午後三時に車の進入が始まる。
□俳写470 をはりてし まつりのあとの みづきかな
【写真】商店街の建物と人通りを視野から外すのは、かなり難しい。


俳句写真469 太白の

2009-04-19 06:00:00 | 俳句写真

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太白の
さくらと聞けど
おくれたり   悠山人

○俳句写真、詠む。
○開花期の太白桜には、なかなかお目にかからない。ことしは早咲きということで、眺めに行ったらほとんど葉ばかりの光景だった。中句で、「桜」と「咲く」に掛ける。
□俳写469 たいはくの さくらときけど おくれたり
【写真】樹の全景は葉桜なので、名残咲きを探しての撮影。きのう。


俳句写真468 初恋の

2009-04-17 03:00:00 | 俳句写真

2009-0417-yhs468
初恋の
花はぢらひて
咲きにけり   悠山人

○俳句写真、詠む。
○気がつけば、わが家の林檎樹にも花が満開状態。樹下に立ったら微風なのに、花びらがいくつも落ちて来た。「初恋の花」は(藤村にちなんで)「林檎の花」。
□俳写468 はつこひの はなはぢらひて さきにけり
【写真】快晴、夏日のきのう撮影。


短歌写真746 暮れぬれば

2009-04-16 08:10:00 | 短歌写真
2009-0416-yts746
暮れぬれば雲のかたちの竜となり
昇りていづれいかなるべきや
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○空の雲を見ながらの一首。
□短写746 くれぬれば くものかたちの りゅうとなり
        のぼりていづれ いかなるべきや
【写真】少し以前の撮影。ガンマだけを下げて、真昼を夕暮れにした。