俳句写真463 酔ひたるや

2009-0406-yhs463
酔ひたるや
ほんのりあかき
花海棠　　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○海棠。花海棠。Malus halliana（マルス・ハッリアナ）。他所で実写したものを、仕上げでさらに色濃くした。
□俳写463　ゑひたるや　ほんのりあかき　はなかいだう
【写真】きのう、花屋の店先で。
【memo】自己ブログ内検索すると、海棠の作品がいくつか出て来る。
image494　海棠6（2008年04月07日、yim494）
image302　海棠5（2007年04月03日、yim302）
俳句写真075　妖気もて（2007年03月30日、yhs075）
image295　海棠3（2007年03月30日、yim295）
短歌写真131　海棠の（2006年04月14日、yts131）
image045　海棠2（2006年04月07日）
image044　海棠1（2006年04月06日）

image664 花園遊覧1

2009-0406-yim664
title：avec_des_fleurs1
yyyy/mm：2009/04
memo：春は花。しばらくは、花園遊覧（huayuan youlan 1223）。きのうの撮影。

短歌写真740 おだやかに

2009-0405-yts740
おだやかに咲ききそひたる花ばなの
こころ思ひてけふもわれあり　　　悠山人

○短歌写真、詠む。
○平和は、武器・兵器あればこそか否かと、昨夜から新しいＴＶシリーズ。ともすると重くなる頭（こうべ）を上げて、花を、青空を見る。
□短写740　おだやかに　さききそひたる　はなばなの
　　　　　　　　こころおもひて　けふもわれあり
【写真】先日の撮影。

俳句写真462 祈りつつ

2009-0404-yhs462
祈りつつ
落つるなかれと
花見上ぐ　　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○このところ桜を見上げるたびに、不気味な「くろがね」（金属体）が落ちて来ないように、と祈る気持ちだ。きょうは、ＥＴばりのアナウンサーが予告している、その日。
□俳写462　いのりつつ　おつるなかれと　はなみあぐ
【写真】先日、近くで。

短歌写真739 いくたびか

2009-0403-yts739
いくたびか巡りあひしを奇しきと
あはきさくらにきみのかんばせ　　　悠山人

○短歌写真、詠む。
○強風なれど快晴。小公園の桜花も揺れて陽に輝く。夕方、都心の桜に満開、との報。
□短写739　いくたびか　めぐりあひしを　くすしきと
　　　　　　　　あはきさくらに　きみのかんばせ
【写真】きのうの撮影。

俳句写真461 ほの紅き

2009-0402-yhs461
ほの紅き
桜の花の
うつくしや　　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○白居易に「小园新种红樱树，闲绕花枝便当游」の詩があるとかで、そこから四字漢語「淡紅桜花」 danhongyinghua 4211 を思いついて、この句になった。桜の満開宣言が、おととい出たというのに、けさは強風である。
□俳写461　ほのあかき　さくらのはなの　うつくしや
【写真】先日の桜並木で。

俳句写真460 さきはひも

2009-0401-yhs460
さきはひも
芽ぐみそめたる
卯月かな　　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○二人で始める新生活に幸あれ。年度初めと新生活とを掛ける。日本では、きょうから新年度。
¶芽（め）ぐむ＝「芽を出し始める。」（『古語辞典』） なお同じ辞典に、「恵む」は「人に情けをかける。あわれむ。」
□俳写460　さきはひも　めぐみそめたる　うづきかな
【写真】同前。