かれこれ20数年前
知人からルバームが珍しいと
株分けして貰ったが
生体が分からず
畑の片隅に植えておいた
日陰にも限らず枯れもせず
毎年育ってもそのままであった
食べ方が分からず
ほっとくだけでは申し訳なく
長男の嫁さんに聞いたら
紅い茎をとって
ジャムを作ってくれた
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甘酸っぱい味があり
美味く好みのジャムだった
パンにピッタリ
捨てたものではないと・・・
そもそもルバームとはよく分からず
ネットで調べた結果
シベリア南部の寒冷地に産し
赤くなった茎をジャムにして
食べる
カルシュームが多いそうだ
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もっと増やそうと根を
畑の片隅に12株も株分けし
育つか不安であったが
今年元気に育った
肥料も要らず
葉や茎は大きく太くて
花は無骨に咲き
栄養を取られるので
花摘みをしなければならないとのこと
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育ちは旺盛で
葉の茎を使うのだが
あまりに量が多すぎ
カミさんからは誰かにあげたらと・・・
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株がこんなに繁茂するとは
想像もせず
作りすぎたと反省
数を減らさなければ・・・
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畑仲間に作ったらと聞けば
小首を傾げ敬遠される始末
邪魔者扱いするのも
可哀想だし・・・
ルバームをくれた知人は
今やこの世に居ない人に・・・