朝6時と言うのに外は暗い
どうやら雪ならぬ
雨が降っている様で
窓のガラスに水滴が・・・
夕べの残り火に火をつければ
直ぐに燃え始め薪を足して
暖をとる

遠くを見ればまだ街灯の灯りが
ちらついているが
薄らと山々の向こうの空が
開け始めた
窓を開ければ
師走の気候とは思えない
生温い空気が
室内に流れ込んで気持ちが良い

バルコニーには孫達が
運んで揚げてくれた薪が
雨に濡れていたが
孫達の顔が浮かび
雨露が気にならなかった

暖炉の炎は
どんどん燃え広がり
なんか神に感謝したい様な
敬虔な気分になった
