青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

2023.6.29 落ち込んでいます

2023-06-29 14:41:15 | コロナ、差別問題と民主化運動、人類の未来


コロナの敵(原因)はマスク。

熱中症の敵(原因)は冷房。

ついでに、正義の敵は正義、平和の敵は平和。

集団性自己中で早晩人類は(たぶん最初に日本人が)滅びます。



・・・・・・・・・・



昨日またまた眼鏡(110円)をぶっ壊してしまって(お尻で踏みつけた)、傘(150円)を無料送迎バス内に忘れて、出費が嵩んでしまいます。今日は朝マックに加えて、ツイスト(ソフトクリーム140円)を食べるのを楽しみにしていたのですけれど、我慢するしかありません。



でも明日は、生活保護費支給日。手取り約2万円。基本支給金(後期高齢者は減額)から、家賃、年金(東京の家賃とほぼバーター)を差し引かれた額で、うち1万5000円(光熱費)は即日消えてしまいます。今月は六本脚の売り上げも年金の端数もないので、5000円でどうやって生活すれば良いのか、、、。国からの給付金3万円を期待しているのですが、(福岡市は支給が決定しているのに)飯塚市は下手するとスルーされてしまうかも知れません。現金ではなく商品券とか(怒!)。



ブログの読者の方(そんな人がいるのかどうかわかんない、たぶんほとんどいないと思う、いるとしたらいるとしたで、僕の助けを求める声に誰も反応してくれない、そんなのは読者だとは思っていない)には申し訳ないのですが、このブログの趣旨は僕自身の「忘備録」としての性格が第一義なので、私的な事ばかり書きます。



それでもって、まいどの計画スケジュール。取らぬ狸の、、、、で、きちんと遂行されたことは皆無、いや、作品制作そのものは概ねきちんと遂行されているのです。それを実利に結びつける(例えば流通ルートに乗せる)能力と努力が欠けている。



重要企画から順に。



●「野生アジサイ(アジサイ科アジサイ連)の系統分類と生態の再検討」 1000頁余。僕のライフワークです。大半が完成しているのですが、資料の全てが破壊されたHDDに収納されていて、その修復費用が50万円近く、分割支払いで残り10万円まで辿り着いている(年内完済必須)ので、それを最優先事項にしなくてはなりません。



●「日本および中国産セミ類(ことにヒグラシ)の鳴き声構造の比較に拠る系統分類」

台湾と中国大陸(主に浙江、広西、四川)に於ける録音テープ(東京の部屋のダンボール箱に収納)から改めてデータを起こしたうえで、一部再取材を行う必要があります。近い将来、ユーチュブで発信していくことを目論んでいます。



●『Some document about Swertia tashiroi(ヘツカリンドウ)complex』 466頁。一応完成済み(2015年)で、自主販売中なのだけれど、他の作品同様1冊も売れていない。国内未調査地(三島&十島列島など)や中国広東省に於ける新知見(要取材)も加えて再編予定。



●「東洋のレタス“麦菜”~野菜になった雑草アキノノゲシ」

各地で収集したデータ(アンケート)をモニカに預けたままになっています。中国に戻らないことには先に進めない。



●「中国の野生植物」

これが最も大きな企画ですね。全100巻を目指しています。今のところ完成しているのが、「ハマウツボ科(シオガマギク属を中心に)」162頁、「ユリ科(狭義)」222頁。が完成。ほぼ完成している「キンポウゲ科」504頁、「ケシ科」444頁と続きます(英語中国語訳に取り組む)。それをどうやって世に問うか。



●「四川雲南山嶺花~雲上の世界遺産花めぐり」

一般向けフィールドガイドブック(観光案内的要素も付随)。中国人読者が対象です(従って中国語で記述)。需要は多いと思うのですが、やはり需要と供給をどう結びつけるかの問題が。



●「台湾の自然と高山植物」

これも8割がた完成(モニカに拠る中国語訳も)。



●「海の向こうの兄妹たち~中国野生生物観察紀行」(上下巻500頁)

2014年に作成、自主刊行(一冊も売れていない)した、僕の仕事の集大成です。



●「エルヴィスとビートルズの狭間で~Johnny Tillotsonの時代」(副題「涙くんさよならの謎」)

「歴史はどうやって形作られるのか?」「空気と虚構」といったテーマ。これも一応完成(2016年、約500頁)しているのですが、あれもこれも加えようとして、最後の詰めで収拾がつかなくなってしまっている。やはり、どうやって世に問うか。



●「香港デモの真実、コロナの正体、、、、“マスク”に象徴される民主主義社会の欺瞞」

現代ビジネス連載記事を基に、様々な未発表記事や写真を付け加えて再構築したいのですが、これもオリジナル資料が未回収修復HDDに納められているため、その回収が必須。



●「沖縄は何処にある?(南西諸島に於ける生物地理の再考)」

現代ビジネスで連載を始めたのですが、(編集部と意見が合わずに)挫折してしまいました。改めて取り組みます。



いずれにせよ、どれもこれも修復HDDが戻ってこないことには取り組みようがない(さらに追加取材も必要だし)。



比較的手っ取り早くとっかかれるのが蝶関係。



●「週刊中国の蝶」

ということで、とりあえずの生活費確保(数万円の収入は生活保護費減額から免除)のため、全53巻の(六本脚を通じての)販売を予定していたわけですが、24巻で中断中です。残りの巻については次の作品との兼ね合いで検討中。



●「中国蝴蝶野外観察図鑑」 (中英日語) 484頁+α

この半年ほど全力で取り組んでいて、先日一応完成したわけで、現在「燃え尽き症候群」となっています(;´д`)。

というよりも、この作品を基に、どうやって資金調達に結びつく展開していけば良いのか? 日中の研究機関などにプレゼンを行い、将来に繋げたいのだけれど、印刷物の単価が高い(5000円)ため、自分で購入することが出来ない、というジレンマに陥っています。

ちなみに↓は“+α”(補遺)の目次。これから執筆せねばならず、結構大変です。

关于蝴蝶About butterfly蝶という生物

车身结构Body structure体の構造

尺寸比较Size comparisonサイズの比較指標

生命周期Life cycleライフサイクル

昼夜活动Day activity日周活動

蝴蝶和植物Butterflies and plants (mainly host plants) 蝶と植物(主に食草について)

雌性和雄性Female and male雌と雄

蝴蝶和飞蛾的关系Relationship between butterflies and moths蝶と蛾の関係

各种“白天飞的蛾子”Various "day moths"昼蛾のいろいろ

进化、适应、模仿Evolution, adaptation, mimicry進化・適応・擬態

蝴蝶的分类Classification of butterflies蝶の分類

分类标准和指标Classification criteria and indicator 分類の基準と指標形質

学名和中文名Scientific name and Chinese name学名と中国名

论蝴蝶在中国的分布格局On the distribution pattern of butterflies in China中国の蝶の分布様式

主要栖息地Main habitat主な棲息環境

主要拍摄地Main shooting location主要撮影地

地名(中名/英名)对照表Place name (Chinese name/English name) comparison table地名(漢名/英名)対照表

中国所有物种名录List of all species from China中国産全種リスト

参考文档References参考文献

致谢Acknowledgments謝辞

如何使用本书How to use this book本書の使い方



●「近所の森と道端の蝶」

一昨年、東京版の見本が完成、福岡版と合体し、より普遍性を目指して、既存の出版社からの刊行を目論んでいます。

そのコンセプト。「前書き」を紹介しておきます。

>筆者は40年近く、中国奥地をはじめとした国外のフィールドで活動していた。2020年、コロナ禍で帰国を余儀なくされ、当分の間中国に戻る目途が立たなくなってしまった。そんなわけで、2021年の春、久しぶり(ほぼ40年ぶり)に、日本本土の身近な普通種の蝶たちの撮影に取り組むことにした。

>2021年の一年間は、東京郊外の自宅アパートの周辺(青梅市霞丘陵)。2022年の春はギリシャに滞在、夏は体調を崩し、秋に全く予想もしていなかった福岡に移転した。東京の住まい同様、市中心部から1時間ほどの近郊住宅街。2023年も一年間、アパートの周り(飯塚市近畿大学福岡校)の蝶をチェックした。

>筆者は後期高齢者(もうすぐ76歳)である。身寄りなし、お金なし。車も持たない(環境汚染の大基と認識しているので、せめて自分だけでも加担しないでいようと若い頃に決意し、今も貫き通している)。ちなみに、地球温暖化の大基である冷房も使わない(氷雪の峰から風が吹きすさぶチベットの荒原や、灼熱の太陽に包まれた熱帯アジアのジャングルを日常的に駆け巡っている著者としては、熱中症に注意とか言ってデリケートな気候の変化に右往左往している日本の人々を理解出来ないでいる)。

>国外では、公共交通機関を利用している(時にヒッチハイク)が、日本ではバス代、電車賃が高すぎて、とても利用できない。何しろ1日の生活費(概ね食費)予算がマックス360円なので、バスなどに乗れるわけがない。東京でも福岡でも、天気の良い日は半日、アパートから歩いて行ける範囲をひたすら歩く。

>時間が有り余っている、というわけではない。360円を稼ぐために、寝る間も惜しんで原稿書きに没頭しているのである。フィールドに出るのは、その合間に限られる。

>カメラは、ほぼクラッシュした状態。シャッターは気まぐれにしか作動せず、ストロボは発光しない。レンズは標準レンズだけ。「弘法筆を選ばず」とか、強がりを言っているけれど、早い話、貧乏なだけだ。

>一年中、100円ショップで購入したTシャツ(複数枚購入して常に清潔を心がけている)とサンダル。フィールドに出る時も、パソコンに向かっている時も、同じ風体である。

>定期検診とか、健康ウオーキングとかいった、リスク管理に関わる行動は、全くやっていない。食事は、とにかく安いこと一択、味とか栄養とか添加物とかはどうでも良い(酒・タバコ・甘いものはもともと嫌いだし)。中国滞在中は、それはもう滅茶苦茶である(健康マニアが知ると仰天する食生活)。にも拘わらず(後期高齢者に突入して体はガタガタではあるのだが)一日50㎞ぐらいは平気で歩く(単に歩いているのではなく神経集中して観察・撮影を続けながら)。

>とまあ、私的な自慢(自虐?)話を羅列しているのは、分かり易いからだ。著者が置かれているような最悪の条件下でも、これくらいは出来る。本書をお読みになっている諸兄は、著者よりも遥かに条件的に恵まれているだろうから、ここに紹介した蝶たちは、誰もが、著者などよりもずっと容易に遭遇・撮影出来るに違いないのである。



●「もう一つ春の女神Spring-ephemeral虎凤蝶&萌葱蝶」

第5のギフチョウは、ここにいた! エーゲ海の「春の女神」モエギチョウ

日本と希臘、湖北省とイラン、、、。萌え始める樹々の薫りと光と風の物語。

はじめに

>筆者は、今ギリシャに来ています。昔々(ソクラテスとかプラトンとかの時代より何百万年も前の頃に)、ギリシャと日本は繋がっていました。いや、繋がっているといえば、今でもほぼ繋がってます。でも、今は間に、チベット高原とか、ヒマラヤ山脈とか、タクラマカン砂漠とか、インドとかシベリアとか、、、いろいろ過酷な環境が挟まっていて(その他にも、中国とかイランとか、ミャンマーとかアフガニスタンとか、厄介な国々も挟まってるし、笑)、その結果、生物たちの中には、長い間東西で交流が閉ざされたままになっている集団も存在します。祖先種が形成されたのち、離散集合を何度も繰り返し、各地で少しづつ姿や生活様式を変えながら今に至っている集団(人類もそのひとつ?)もあるでしょうし、ちりじりに別れてそのうちにどれもが消滅しまった集団もあるでしょう。今回お話しする「日本とギリシャの春の女神(ギフチョウLuehdoefia japonicaとモエギチョウArchon apollinus)」のように、遠く離れた東と西に分離したのち、再交流がないまま、(姿形を変えて)それぞれの地で細々と生き続けている集団もあるわけです。

↑児童書として再編し、来春刊行を目指して出版社と交渉を行います。



ひとつでも先に進めなくてはなりません。まずは収入に結びつけたいのですが、しかしそのためには結局経済的な問題がハードルとなってきます。「卵が先か」「鶏が先か」問題が延々と繰り返され、それを考えると落ち込んでしまって、結局何もできずにいる状態です。まあ、根性で頑張りますが、、、。







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