私はトランポリンの世界選手権は一応毎年見ている。だけど、技もルールも今一つよくわかっていない。男子も女子もシンクロもひっくるめて一時間くらいの放送だからな。
今年はオリンピックなのでテレビでじっくり見られる……かと思ったら、あんまりそうでもなかった。
女子は諦めてダイジェストで見た。お顔が好みだからというくだらん理由で何雯娜を応援してたんだけど、残念ながらあと一歩のところでメダルには届かず。でも二位のペイジの喜び方がキュートだったので、まあいいかと思えた。
その何雯娜、男子の試合のときに応援席で国旗を振っている姿が映っていた。競技のとき以上に綺麗でドキドキしてしまった。
男子は最初の予定ではNHKのBSで予選から決勝まで2時間40分ライブ放送してくれるはずだったと思うんだが、なぜか変更されていてライブ放送は予選のみになってしまった。その予選も途中で切られたのでgorin.jpのライストで観戦。
あんまりよくわからないなりに、トップ選手の演技はやっぱりすごいな、と思った。すごい、という以外の言葉が思いつかないのが悲しいところではあるが。
一位のゴンチャロウの演技はもちろん素晴らしかったんだけど、今回はドンドンさん(二位の中国の選手)に惚れた。前からわりと好きだったけどますます。あのフレンドリーで明るい感じが素敵だった。ガオレイの国旗が開かないときに直しにいってあげてたのが微笑ましかったな。伊藤選手とも握手してたし。
表彰式はみんな笑顔で爽やかな感じで、見ていてとても気持ちが良かった。金メダル最有力候補だったであろうガオレイも、悔しくないはずはないと思うけどいい笑顔。
これで、ドンドンさんは三大会連続メダルだね。しかも金銀銅コンプリート。
中国は銀・銅とダブルメダル。でもこの他にもすごい選手がいっぱいいるんだよな。ツーシャオとか。二人しかオリンピックに出られないのがもったいない。
伊藤は跳躍に若干バラつきが見られて、多分不本意な演技だったと思うんだけど、それでも六位に入ってくるのは流石。棟朝選手は、きっと満足のいく演技ができたんじゃないかな。そして初出場で四位という結果。素晴らしい。
残り三人になった時点で暫定一位の棟朝に「やったな!」って感じで握手を求めていた伊藤の姿も素敵だと思った。
あと、上山容弘さんの解説も温かくて良かった。過剰にメダルメダル言わないし、他国選手の失敗を願うような感じがなく、全員がいい演技が出来るように応援していたので。選手の国籍関係なく、いいものはいいと誉めるしね。