現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

大寒、 展けゆく未来

2017-01-22 | 日記
小寒から立春までの30日間を寒の内、大寒はそのまん中になる。2017年は1月20日から立春までの期間、太陽黄経300度の気候である。その句をあげる。大寒の朝の天気図見て出掛け 稲畑汀子 ホトトギス 199901 大寒の日より展けてゆく未来 稲畑汀子 ホトトギス 199901 大寒の日も越え来しに惜しまるる 稲畑汀子 ホトトギス 199901  寒の冷え込みは、ちょうどといっていいくらいに、寒波の襲来、である。15日に1波、20日に2波、そして23日に3波となる予報である。これが過ぎてまた、2月の11日まであたりは、寒波が繰り返す。 汀子の1句が興味深い。寒が底を打てば、暖がやってくる寒暖の妙である。天気図見て、時代に、天気予報を毎日、画面で見て、予報士さんの当たりはずれを確認する。 その句の、「越え来しに」どうしたかと、春先の芽吹きのころに思うことがしきりである。 . . . 本文を読む

オバマケア

2017-01-22 | ほんとうのところは
米国新大統領の初仕事は、オバマケアの見直しをする命令書へのサインであった。医療保険制度改革法、オバマケアと呼ばれるのは、ユニバーサルヘルスケア制度の取り組みのことだそうである。その経過があって、廃止へ向けての大統領の指令は政策の転換である。バラク・オバマが2008年アメリカ大統領選挙で公約、大統領に就任し、上下両院で民主党が優位となった議会を通過して2010年3月に成立したもので、2014年1月1日から、オバマケアの保険適用が始まった。日本は国民皆保険の制度で医療保険の制度としては税金による対策が進んでいる。オバマケアは高額の医療費を税金で賄うとすrところから、民主党の掲げる政策としては、支持を得なくなり、共和党の勢力が増した結果となっている。2017年1月12日に米上院は、医療保険制度改革法を廃止する各種法案の策定を主要委員会の指示する決議を賛成多数で可決し、そして1月13日には、米下院でも賛成多数で可決された。 . . . 本文を読む

シェアエコノミー

2017-01-21 | 新語・社会現象語
シェアリングエコノミーという。記事を検索していくと、>株式会社DeNAの原田氏は「使われていない資産、リソース(中略)を有効活用することで新しい価値を生むもの」と定義  http://sharing-economy-lab.jp/share-business-service  といった言及が出てくる。2013年に約150億ドルだった市場規模が、これから約20年後の2025年には、約3,350億ドルまでの試算もあるそうだ。ガイアックスが考えるシェアリングエコノミーの4領域として、モノのシェア(各種フリーマーケット・衣服などのファッション等)、場所のシェア(駐車場・会議室・民泊・ルームシェア等)、移動のシェア(カーシェアリング・ライドシェア等)、リソースのシェア(労働力・技術・お金等)などなど、モノ、場所、移動、リソースの4領域となる。 . . . 本文を読む

トランプ現象の政治

2017-01-21 | 新語・社会現象語
大統領就任、聞こえてくるのは、アメリカ第1主義の繰り返しだ。メディアが強調するので、気を付けなければならないが、保護主義に米国政治が傾くことは否めない。その政治をビジネスと考えていることが指摘されて、混同を感じるだけではなく、実際の論調も出始めた。果たして再選を考えるほど長期政権を維持していくつもりがあるか、それとも、すぐにも米国議会の中間選挙があるのでそこでの政党支持はアメリカ国民にとってどのようになるか。きわめてY足が困難である。日本経済新聞コラムに、大機小機があり、そこで指摘していた。新大統領が打ち出す経済政策についての考え方が、経済の理論から行くと、間違っているというものである。もはや、暴言、迷言ではない。誤謬であるとの指摘はこれからも続出するのだろう。ツイッター大統領などそのネーミングにも何やら異なった意味内容がありそうである。大統領になる前から個々の企業に難癖をつけるような物言いが正論で扱われる風潮には気を付けなければならない。 . . . 本文を読む

句と文

2017-01-20 | 文法文章論
文章において、文を見るか、句を見るか、文法観になる。現代語文法ではそれぞれ、センテンスであり、フレーズである。古典漢語の影響に、句を見ることが、英語の影響に、文を見ることになり、その文と句は、文法単位をその言語の影響においてみると、同じである。実際に中国語は、句子を用いる。日本語の句は、歌句、詩句、慣用句という用語について見るようになった。このブログで、再三にわたって、句のことを取り上げようとするが、ここでいつも同じような文言を繰り返している。 白水社中国語辞典>句子 jù・zi 名詞 文.用例 句子成分 fèn=(主語・述語・目的語など)文を構成する成分. . . . 本文を読む

章句

2017-01-20 | 文法文章論
文章は書記言語である、とする、伝統的な文章論は、文章単位に文を設定している。果たしてそれはそうであったのか。章句と言う用語を考えると、文章に章句があるというのは、何だったか。文章の章と句をもってすれば、文章の段落となるか、デジタル大辞泉に、>文章の大きなまとまりと小さなまとまり、とする解説で、句をも文のとらえ方になるか、文章を句の大きなまとまりと小さなまとまりとするようでもある。それを章句として中国古典の用語で見れば、日本語になっての使い方がわかる。たとえば、盡心章句上、孟子曰、盡其心者、知其性也、知其性、則知天也、存其心、養其性、所以事天也、殀寿不貮、脩身以俟之、所以立命也、とあれば、章句の内容として句があることがわかる。この句読が章句であるから、読点とするもので句が成立する。とすれば、句点とするのは、章のことであり、それは文章の区切りであるか。章句の学である。注釈書としてまとめられた、章句は、孟子章句、楚辞章句、大学章句、中庸章句などがある。 . . . 本文を読む

文章の区切り

2017-01-19 | 文法文章論
文章を複数の文とする。その定義は、文は句点をもってなる、と言う説明と同じように、単純で至極明快である。複数の文であるかどうかの検討を行って、その文の単位を集めた文章を分析の対象として見てわかることがある。それは複数の文と言うのが、文の種類をもって見れば、数種類あるということである。それはパラグラフとなれば当然であるのだけれど、その種類を分けて見なければ文章を構成する文と言うのが決められないのが日本文法である。何を言っているかと言うと、文の統一した定義があって、それを文章でもって見れば、これまでのようなとらえ方では、その統一した定義では説明ができない。説明をするにしても、文は述語からなる、とか、 文は補語と述語からなる、とか、それは日本語文法を茫洋としたものにしてしまう。述語を言えばそれで文となるというので、陳述をもってするかつての議論の拡大構文になる。拡大構文とは何か。 . . . 本文を読む

こわれる世界情勢

2017-01-19 | 新語・社会現象語
イギリスがEUからの離脱を宣言した。英国に続いて何が起こるのか。米国には口出しをさせないと、何やら息巻く様子が聞こえてくる。米国大統領の就任式は時代の転換を示す。それは、これから分断されようとする地球上のモデルとなるアメリカ社会はの在り方が姿を示すのか。格差と貧困の中に、地を奪われた人々が行き交う情勢は、日増しに情報量をまして現実を見せている。 . . . 本文を読む

ニューズウイーク20161220-20170117

2017-01-18 | ニューストピック
新着タイトルは、>特集:トランプ・ワールドの希望なき幕開け  2017年1月24日号 1/17 Cover Story ドナルド・トランプがついに米大統領就任へ──。「異次元の政治家」にできること、できないこと 米政治 トランプ政治はエセ現実主義  提言 新大統領が知る権力の幻想と現実  である。数号にわたって、>特集:トランプと世界経済 2017年1月17日号(1/11発売) Cover Story 貿易戦争を煽り、企業活動に介入する「ビジネスマン大統領」。トランプ時代の世界経済とアメリカの行方は?   >特集:ISSUES 2017 2017年1月 3日号(12/27発売) Cover Story トランプ就任の衝撃波はアジア、欧州そして中東へ。地殻変動を起こし始めた2017年の世界を読む    >特集:独裁者とSNS 偽ニュースの世界 2016年12月27日号(12/20発売) Cover Story 独裁者が悪用するソーシャルメディアの「暗黒面」 民主主義をむしばむフェイクニュースの脅威 . . . 本文を読む

大統領のジェスチャー

2017-01-18 | ほんとうのところは
身ぶり手ぶりの演説で、ジェスチャーをする。まさに、その一挙一投足を、ノンバーバルコミュニケーションの材料とする。分析されるのは米国大統領トランプさんである。ユーチューブの画像にはそれを揶揄して両手の間にアコーディオンを持たせてフグフグフカフカフグフグと手を打たせる仕草である加工映像を流す。もともと、いたずら好きなユーチューバーに格好のターゲットらしく、出回る絵柄は、いまから大統領の就任式を迎える人とは思えない風だ。裸の王様の見方があったり、似非の大衆主義を振りかざすとして、金を持つもの、富を築き上げたものこそ能力があると言ってはばからないから、そこに集まる人々は、いわば拝金主義を隠してのお付き合いである。さて、その具体的な、ボディランゲージの解説がある。 . . . 本文を読む