保存樹林地の条件は、「樹林地の面積が500平方メートル以上であり、健全で、かつ、良好な自然環境を形成していること」で、全国で合計面積は0.655㎢だそうです。(平成28年3月31日現在) 水戸市の面積は217.3㎢ですので、保存樹林地はその約0.3%です。
寺社、公園、個人持ちの樹林地がほとんどのようですが、一番多いのは寺社の聖域を形成している樹林地のようです。(1㎢=100㏊)
鹿島神社(河和田町1641) 面積: 0.8ha 樹種:スギ、モミ、その他
神社の裏手に、樹齢300年のモミの古木があります。(写真右奥)
笠原町(県道235号線の緑岡高校入口信号付近) 面積:0.3ha 樹種:スギ、その他
面積は狭いようですが、樹木はたくさんしげっています。
長者山(渡里町) 面積:0.7ha 樹種:スギ、その他
一盛長者の伝説地です。堀や土塁の跡が残っています。北側にある田野川へ下る急崖一帯に広がる樹林地です。
薬王院(元吉田町682) 面積:2.6ha 樹種:スギ、ケヤキ、イチョウ、その他
樹齢500年のイチョウと150年のクスノキがあります。本堂と回向堂の背後にある木々がきれいです。
吉田神社(宮内町3193-1) 面積:0.7ha 樹種:スギ、ケヤキ、イチョウ、ヒノキ、その他
樹齢300年のケヤキがあります。シダレザクラのお花見も楽しめます。