報仏寺(和田町887)
あまり装飾的でない、感じのよい寺額です。廃寺になっていたそうですが、徳川光圀の命によって復興したそうです。
中根寺(加倉井町595)
シンプルな寺額です。真言宗のお寺で、本尊は延命地蔵だそうです。平将門(たいらのまさかど)を説教した本尊伝説、樹齢800年のケヤキ、和田平助自刃の地、千体仏と、話題豊富なお寺です。
宝蔵寺(谷田町633)
昭和50年に高野山真言宗管長になった秀海の筆になる寺額です。昭和20年の戦災で焼失したものの、現在のように立派に復興したそうです。
定善寺(酒門町363)
明治35年に増上寺の住職になった貫務の筆になる寺額です。浄土真宗のお寺で、寛斎随筆を書いた加藤寛斎の名が過去帳にあるそうです。
長福寺(塩崎町1135)
金属製の寺額で、いかにも重そうです。この寺は幕末の騒乱で、始め水戸藩の支藩だった宍戸(ししど)藩主が駐屯し、その後、幕府側の追討軍が駐屯したそうです。幕府側隊士の墓があります。