ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の札所

2018-02-21 21:09:32 | 水戸

 昔は、お寺を巡礼する人たちが、自分の願いや名前などを記した板などを寺に奉納したそうで、札所という名前はそのあたりから生まれたようです。四国八十八ヶ所などの有名な順路ができてくると、寺の側も、色々なつながりを持つ巡礼コースを作って、信者に対応していったということなのでしょう。今は、朱印帳に記念の印を捺してもらっているようです。

 

関東八十八ヶ所(弘法大師の巡礼地で、特別霊地をあわせて95ヶ所で、平成7年につくられたそうです。川崎大師や西新井大師も加わっています。)

 


 第33番 宝蔵寺(谷田町633)  本堂に石造の大師像がありそれを持ち上げることで幸不幸を占ったそうです。

 

 

北関東三十六不動尊(群馬、栃木、茨城にある36ヶ所の不動明王の巡礼地で、昭和63年につくられたそうです。)

 


 第26番 和光院(田島町415)  不動堂には、不動明王から流れ出た血で描かれたという血不動像があるそうです。

 


 第27番 神崎寺(かみさきじ 天王町8-17)  戌(いぬ)の日に安産のお札を受けるといいといわれてきたそうです。

 

 

水戸三十三観音(水戸領内にある33ヶ所の観音巡礼地で、延享4年(1747)につくられたそうです。4ヶ寺が現在の水戸市内にあります。)


 第1番 神崎寺(天王町8-17)

 


 第3番 観音寺跡(吉沼観音堂 吉沼町)  かつては大寺だったそうですが、現在無住で、地元の女性達が月に1度お守りしているそうです。

 


 第4番 清巌寺(せいがんじ 元吉田町3240)  観音堂と呑竜堂が一棟になっています。こぶとり地蔵があるそうです。写真左の建物が、観音・呑竜堂です。

 


 第8番 観音寺跡(塩崎観音堂 塩崎町)  今は廃寺になっていて、備前堀沿いにある観音堂だけが残っています。

 

 

関東薬師(薬師如来の巡礼地で91ヶ寺あり、出版会社主導の選定だったようです。)


 第67番 東光寺(大場町1369)  病人が出ると縁者7人が薬師堂に籠もって平癒を祈願したそうです。昭和30年代まで夜のお籠もりが行われたそうです。

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