ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸・百樹園の植物

2019-05-12 19:47:25 | 水戸

  久しぶりに百樹園に行ってきました。百樹園は、醤油業を営んでいた4代目木村伝兵衛が、昭和8年に元吉田町の現在地に開設した分類植物園だそうです。徳川光圀が那珂川河畔に設けた樹木園・百色山の再現をはかって、光圀生誕300年を記念してつくったものだそうですが、今は市の都市公園となっています。

 

ツツジ(ツツジ科)  この白いツツシは満開でしたが、多くのツツジは花の終わりごろでした。

 

ヤブデマリ(スイカズラ科)  まわりの花は装飾花だそうです。ガマズミの仲間だそうですが、見た感じはアジサイです。

 

カヤ(イチイ科)  雌花と雄花が別々の木に咲くそうで、これは雄株に咲いた雄花です。地表にびっしりと花が落ちていました。

 

タラヨウ(モチノキ科)  冬の咲いた花の実が生長してきていました。去年の赤い古い実も残っていました。葉の表面を引っかくと黒く字が書けるそうで、葉書の木ともいわれるそうです。

 

エビネ(ラン科)  地下の球茎がエビのような形になるのでついた名前のようです。昔は山歩きをするとよく見られたようですが、今は絶滅危惧種だそうです。

 

シロバナタツナミソウ(シソ科)  波のしぶきのような花が一面に咲いていました。

 

フタリシズカ(センリョウ科)  フタリシズカといっても、花序は2本ばかりでなくもっと多いこともあるようです。ちょうど見ごろのようでした。

 

バイモ(ユリ科)  網目のような模様のある花はすでに終わっていて、特有な形をした実がなっていました。

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