ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の市指定文化財(建造物)(2)

2019-09-18 19:55:06 | 水戸
 
八幡宮拝殿及び幣殿(水戸八幡 八幡町8-54)
 拝殿は、まつりや礼拝をする場所で、幣殿は本殿と拝殿の間にある供物(くもつ)をそなえる場所だそうです。水戸八幡の場合はその2つが一つの建物になっているようです。江戸時代の建築だそうで、あまり装飾的でない落ち着いたたたずまいがあります。
 
 
 

八幡宮神楽殿(水戸八幡 八幡町8-54)
  神に奉納する神楽(かぐら)を舞う建物です。2部屋がある建物で、社伝では江戸時代の宝暦から安永の頃(1751-1781)建てられたそうです。
 
 
 

八幡宮随神門(水戸八幡 八幡町8-54)
 神域を守るための随身(ずいじん)である守護神がおさめられた門です。多くの随身門は随身舎と門が一体化しているようですが、ここでは別々の建物になっています。昭和20年の空襲による火災は、ここまでは達しなかったそうです。
 
 
 

薬王院 四脚門(元吉田町682)
 本堂と回向堂(えこうどう)をつなぐ参道の途中にある門です。丸い瓦を平瓦の上にふいた本瓦造りで、こうした門は関東では少ないそうです。江戸中期に建てられたそうです。中央にある親柱2本の前後ろに2本ずつ控柱があるので、4本の控柱ということで四脚門というようです。
 
 
 

春日神社本殿 附棟札2枚,扉板2枚(赤尾関町661)
 明和8年(1711)に建てられた本堂だそうです。はじめからさや堂に覆われた建物のようで、年月による風化がほとんどないそうです。たまたまお祭りの日に行ったので見ることができました。
 
 
 

水戸東武館(道場・正門附塀)(北見町2-15)
  弘道館の剣術方教授だった小沢寅吉が、明治維新以後の武道衰退を見て、明治7年に文武不岐、学業一致の水戸学精神に基づく東武館を創設したそうです。昭和20年の戦災で焼けて昭和28年に再建された建物だそうですが、武道場らしいきりりとした雰囲気をかもし出しています。
 
 
 

鹿島神社本殿・拝殿・中門及び瑞垣(附設計図9点)(三の丸1-119-5)
  徳川斉昭によって創設された弘道館の主要施設として、神儒一致の観点から孔子廟と共に建てられ、それとともに弘道館は安政4年(1857)に本開館式が行われたそうです。建物は、伊勢神宮の式年遷宮で建て替えられた風日祈宮(かざひのみのみや)の旧殿一式を昭和50年に移築したそうで、全国的にも珍しい事例だそうです。
コメント
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