ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の竹(9)

2024-11-14 21:33:28 | 水戸

竹の照明(弘道館 三の丸1-6-29)
 弘道館の庭に竹の照明がありました。風情があって、なかなかきれいなものです。去年の梅まつりでの風景です。

 

井戸の蓋(弘道館 三の丸1-6-29)
 井戸の蓋として竹のすだれが使われていました。青竹の色がすがすがしく感じられます。今年の梅まつりの写真です。

 

いじこ?(内原郷土史義勇軍資料館 原町1497-16)
 子供を入れる藁(わら)製のかごを、水戸では「いじこ」というようです。本来は、お櫃(ひつ)の保温をする道具だったようです。写真のかごは竹製ですが、これもお櫃を入れて保温するものだったような感じがします。

 

小桟橋(こさんばし)、柵と竹林(祇園寺下湧水 八幡町11)
 水戸の上市北側の崖下にはたくさんの湧水があって、祇園寺下湧水はその一つのようです。崖には竹が茂り、湧水池の周囲は竹の柵で囲われて、池には小桟橋が張り出しています(写真は平成30年)。現在、小桟橋は、材木製になっているようです。

 

竹葉觴(ちくようしょう 水戸市民会館 泉町1-7-1)
 竹葉は酒のことで、觴はさかずきだそうです。竹の葉にたまった露が酒になったとか、残飯を与えられた継子(ままこ)が、それを木の股にためておいたところ酒となったので、竹の葉で覆い、国王に贈ったところ褒美をもらったといった中国の伝説が、竹葉を酒とする語源になっているそうです。茨城談書会展で見た石川茜舟の書です。

水戸の竹(8)


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