ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のらせん

2021-07-19 20:38:30 | 水戸

 「螺旋(らせん)」という字で、「螺」はニシ(巻き貝の総称)、「施」はめぐるという意味だそうです。巻き貝の殻のように施(めぐ)る筋のことをいうようです。そうすると、今回は、カワニナが最もぴったりしたものといえるのでしょう。

 

カワニナ(渡里湧水群 渡里町田野川脇)
 ホタルの幼虫の餌になるカワニナは、当然のことながら、ホタルの発生地で見られます。この写真は渡里町で撮りましたが、逆川緑地や七ツ洞公園などでも、見ることができます。ただ、その多くは(特に逆川緑地では)殻の尖端が折れているのか、ないものばかりでした。

 

植栽(カットホームオアシス 加倉井町132-3)
 イヌツゲは剪定にむいているようで、いろいろな剪定が行われているようですが、ここのようならせん型は初めて見ました。

 

アートタワー(水戸芸術館 五軒町 1-6-8)
 三重の螺旋が上空にのびているというデザインで、無限に発展する水戸をイメージしているそうです。

 

ネジバナ(千波湖北岸)
 ラン科の植物だそうですが、不思議な咲き方をするものだなと見るごとに思います。平安時代の古今和歌集にでてくる「モジズリ」がネジバナだそうですので、昔から日本にある植物のようです。

 

螺旋非常階段(元吉田町)
 螺旋という言葉で先ず思い浮かぶのは螺旋階段でしょうか。場所を取らないので非常階段などで広くつくられたようですが、最近はあまり見られなくなったようです。


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